
全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回は『N.S.Sフック』を商品化へ導いた伊藤さんと一緒に、霞ヶ浦でバスを連発キャッチしてきました!
●文:ルアマガプラス編集部
今回は霞ヶ浦!
先日は霞ヶ浦へボートを出しました。10年間以上ハヤブサでお世話になった伊藤さんが関東を離れることになり、その前にご一緒しましょうと。
初のスナッグレスネコリグ専用『N.S.Sフック』は、伊藤さんが商品化へ動いてくれたもの。まだ海外フックに自作でストッパーを付けて使っていた頃、「その釣りを見せてください」と同船。「こんなにカバーの中に入れるんですね」と、理解されてからのスタートでした。
当時、使い方が浸透するかも疑わしかったリスクを推してリリースされたこのフックはハヤブサで最も売れたフックとなり、リリースから10年以上経ち複数のフォロワーを生んだ今も売れ続けるヒット商品となりました。
伊藤さんは、釣りのウデも確か。マッディシャローフィールドを得意とし、ローカル大会で好成績を収めています。2位が多いのですが…。ハリースライドで良く釣ってくれていますね!
さて、前日から寒く、当日も肌寒かった霞ヶ浦。そして、朝から強めの風。走りたい気持ちはあったものの、帰りがさらに荒れそうだったので近くの小野川を上がりました。
新作スナックジグ+スクーパーフロッグダディのジグストに、ビーブル、そしてプロトバズベイトでも。そして、フロントを交代すると…伊藤劇場の開幕!
ビーブル3/8ozに次々とヒット!
キャットフィッシュにも「こんなに釣ったの初めて」と言うほど好かれていましたが。
これがシメか〜と思いきや、しっかりバスで〆てくれました!
この日のローライトと風によるところはあったにせよ、横方向の釣りに反応が偏った1日でした。ボクはバックシートでワーム撃ってもノーバイトでしたから。また、減水によって岸際が浅かったことも一因でしょう。それを汲んでか!?伊藤さんはボートポジションを岸から遠目にとっていたことも印象的でした。霞も多彩な釣りを楽しめるシーズンに入ったのではないでしょうか!
話は変わり、キャスティングイオンモール木更津店でのイベントにご来店いただいた皆様、ありがとうございました!今回はフィールドスタッフの千葉陵平と地元石井一樹とのお伺い。それぞれ実践的な拘りを紹介してくれました。
店舗スタッフの皆様にもお礼申し上げます。
翌日は800キロ超えの移動にて、7〜8年振り!?のフィールドに挑みます!
アングラープロフィール
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。