
春から初夏にかけては2kg、3kgを超える大型のアオリイカが産卵のために接岸するハイシーズン。そんな親イカはできるだけ大型のベイトフィッシュを捕食して、効率よく産卵のエネルギーへと変換しようとする。それだけにエギのサイズも大きくすれば、親イカが抱いてくる可能性は大いに高まる。ただ、大きすぎても違和感を与えることにつながりかねないので、“ちょうど良い”サイズ感が必要なのだ。それを具現化したエギが、今回紹介する『セフィアクリンチエクスカウンター3.8号』だ。
●文:ルアマガプラス編集部
大型イカの好みに合わせたジャストサイズの『3.8号』
上がエギングの基準となる3.5号で、下がエクスカウンター3.8号。3.5号より大きい、4号より小さいという絶妙なサイズが神経質な大型イカにも効果的。
新しい3.8号は全長だけでなくボディのボリュームが大幅にアップしているので、大きくて太ったベイトフィッシュを好んで捕食する春の大型イカには有効。大きなシルエットは遠くの活性の高いイカからも視認しやすいので、活性の高い秋イカにも活躍対応できる。サイズだけでなくアクションにも重きを置いており、大型ボディながら機敏に回頭して安定したワイドダートを展開して、イカの捕食本能を刺激。スローな誘いで神経質な春イカ攻略にも最適だ。
大型化されたボディでもその動きは機敏で、ワイドなダートをリズミカルに繰り返して大型イカにアピールする。
アクション→フォールへのスムーズな姿勢変化が重要
フォール姿勢が安定しているのは当然として、重要なのはフォールに至るまでの姿勢変化。アクション→フォールへの移行がとてもスムーズ。
アクションが重要なのはもちろんだが、フォールに至るまでの流れも重要。賢い大型イカは不自然な姿勢変化を極端に嫌い、特にイカが抱きつきやすいダートからフォールへの移行時の急激な姿勢変化は、チェイスしてきたイカを遠ざける原因にも。しかし、エクスカウンター3.8号はカドのない滑らかな姿勢変化を見せ、大型イカに違和感を与えずにバイトへ持ち込むことができる。
大型イカならではの横抱きに対応する大型カンナを搭載
上が3.5号、下がエクスカウンター3.8号のカンナ。ひと回りほど大型化され、大型イカ特有の横抱きも効率的に掛ける。
大型のアオリイカはエギを横抱きすることが多いので、フッキングが難しいとされる。それを見越してエクスカウンター3.8号は基準となる3.5号と比較してカンナを大型化。横抱きされてもフッキング率は高まり、春イカはもちろん南方系のレッドモンスター狙いにも威力を発揮する。
カラーラインナップは全部で8種類。伝統の赤テープベースを筆頭に、発光カラーの定番であるクローベース、近年には絶大な効果を見せているケイムラベースなど、バラエティに富んだカラーでアオリイカの眼を刺激。今年こそ自己最高記録を更新すべく、エクスカウンター3.8号で果敢にチャレンジしてみてほしい。
品番 | カラー番号 | カラー | ルアータイプ | 全長(mm) | サイズ(号) | 重量(g) | 沈降速度(参考値)(秒/m) | 本体価格(円) |
QE-C38Y | 001 | モンスターザハング | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 002 | ブラピンナイツ | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 003 | アユレディ | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 004 | ハッピーイエロー | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 005 | ハロウィンエビ | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 006 | イチジクグロー | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 007 | シバザクラ | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
QE-C38Y | 008 | レッドガーベラ | ノーマル | 115 | 3.8 | 24 | 3.5 | 1,400円 |
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