
全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回はお待ちかね、陸王予選のレポート!詳細・結果はぜひルアマガ本誌でご覧ください!陸王翌日のバスフェスタ多々良、さらに翌日は琵琶湖ガイドでの釣行、濃厚すぎる一週間をレポートしてくれました。
●文/写真:川村光大郎
結果や如何に?!陸王予選!
SNSでご存じの方もいるかと思いますが、陸王の予選を戦ってきました!
フィールドは広島県白竜湖にて、相手は『陸王U-30』から勝ち上がってきたisseiの佐藤リョーキ君。彼に対するイメージは、釣ることに長けていることと、勝負気質。
昨年ゲスト参戦した遠賀川でのオカッパリ大会では場所が隣同士になり、ボクが大会イチのビッグフィッシュを仕留めましたが、彼が優勝でした。そのエリア内でもっともバスとのコンタクト率が高いと思える、ベストな立ち位置を抑えていましたね。
陸王本戦に賭ける想いは尋常ならぬものがあるでしょうから、ボクもその気持ちに勝るよう全力で挑みました。
白竜湖は上流から下流まで10分もあれば移動できてしまうコンパクトなフィールドながら、かつては弾丸のようなボイルに、50アップも珍しくないハイポテンシャル。しかし、その派手な釣れっぷりが鳴りを潜めてからは話題に上がることも少なくなり、ボク自身も7~8年振りくらいかな!?
満水で本湖は岬とインレットを除いてはやれる場所が少なく…。それでもプラクティスではヤブ漕いで開拓に費やしました。
結果と詳細はルアーマガジン本誌にて…。ですが、今年から陸王の掲載はリニューアルされます。正直なところ、昨年のルアマガ本誌での陸王の扱いは寂しいものがありました。
対戦カードの紹介程度で、詳細・結果は掲載されず。現場においても、予選時は(ボクは予選敗退してしまったので決勝の様子は分かりませんが)編集者(ライター・カメラマン)はおらず、動画カメラマンが一人付くのみ。
プロのスチールカメラマンやフリーに動く動画カメラマンまでいたかつてのようなフル体制とはいかずとも、憧れてもらえる陸の最高峰に相応しい体制やメディア露出であって欲しいと切に願いました。
今年はかつてのページ数に戻るうえで、これまであまり触れられなかったプラクティスにも迫って掲載するとのこと! 動画カメラマンとプロのライターが常に一挙手一投足を追うスタイルにも戻りました。
そして、そのリスタートに応える劇的な展開が繰り広げられました! スピード感もあり、早速6月20日発売の8ルアーマガジン8月号掲載となるようです。
バスフェスタ多々良へゲスト参戦。
陸王から戻った翌日は、上州屋様主催の『バスフェスタ多々良』にゲスト参戦!オカッパリとボート両部門合わせ80人以上で競われますが、募集直後に定員が埋まってしまうとのこと。大会への参戦が適わなくとも、会場に訪れ限定アイテムの購入や交流など楽しまれている方もいらっしゃいました。
さて、競技時間が11:30までと短いため、最もサイズが見込める多々良川のみに絞ってみました。本命場所ゆえ、細い水路に5艇以上のボートが吸い込まれていきます。早々に釣れたらラッキーですが、釣れるのはおそらく落ち着いてからじゃないかな!?ゆっくり釣り上がり、また下りながらすれ違う参加者に声をかけていくと…。
「スクーパーダディとフレックスジグで釣りましたよ!」
「ハリースライドで釣れました!」
「50センチが出ました!ギミーです!」
およよ!? 釣れてるし、ボクも投げてるんですけど~…。
とまあ、ボクはライギョのみでタイムアップ。
上位5人中4名がボトムアップルアーという、嬉しくも悔しい結果でした。
さらに翌日には琵琶湖へ。
その翌日には琵琶湖へ移動。ダイワのお仕事にて、テストやヒアリングもありつつ、長谷川耕司さん、小池貴幸さん、島後英幸さんらと同船する時間も設けていただきました!釣れなくなったと耳にする琵琶湖ですが、さすがのプロガイド!
短時間でもボン!ボン!ボン!と釣らせてもらいました!スティーズフィネスジグにシュリンピードの組み合わせと、プロトのフルサイズビーブルでも。そして、ロッドやリールに関しても、仕上がりつつあるものからまだサンプル段階のものまで、間違いなく驚かれるであろう展開も進んでいましたよ。
ハンドメイドルアーのみで競われる『自作杯』にも参戦し、また遠征してきます!
アングラープロフィール
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。
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