
佐々木勝也さんのウィークリーレポート。雨が降ったカスミ水系ではネコストレートロングが炸裂! そして、亀山ダムではクアッドフォーゼのプロトで55アップをヒットさせ…。
●写真/文:佐々木勝也
雨が降ったらネコストレートロング!
皆さんこんにちは! 佐々木 勝也です。
先日は、恒例の53Pick UP!で、霞ヶ浦のフィールド清掃活動。今回もいつも通りボトムアップさんチームと一緒に拾ってきました。場所にもよるとは思いますが、相変わらず釣りのゴミはごくごくわずかで、ほとんどが漂着ゴミ等が多かったです。しかし、釣りのゴミではなかったとしても釣り人の手で拾うと言うことに意味があると思います。
次回はまた秋に開催されると思いますので、皆さんもよろしければぜひご参加ください。
さて、今週の釣りの話ですが、今週はカスミでの釣行と亀山ダムへのレンタルボート釣行でした。
まずはカスミ!
雨の日に半日ほどの釣行でした。前回もそうでしたが、『雨が降ったらネコストレートロング!』ということで、雨が降っているタイミングと雨が止んだタイミングの、どちらも濁りの入った流入河川でネコストロングのノーシンカーワッキーで2キャッチでした!
片方は斜め護岸の岸際に着水させるとバスがフッと岸沿いに出てきたので、そのまま優しくシェイクしていると、パクッとバイト! もう片方は流入河川の対岸にロングキャストして、木の枝に吊るして水面でチョンチョンしているとアグレッシブに水面バイトしてきてキャッチでした!
やはり雨降り中&雨後のネコストロングの釣りは流入河川では強いですね・・・。
『雨が降ったらネコストロング!』を合言葉にぜひトライしてみてください。ここ何年か日本の気候は大きく変わり、ハイシーズンはゲリラ豪雨等々が本当に多い国になったと思います。そうなると必然的に雨で濁った流入河川での釣りをするケースが増えると思うので、引き出しのひとつ&濁りに強い釣りのひとつとしてこの釣りを持っていると、釣果UPに繋がると思います。
少し前の釣果ですが、インスタグラムにゴールデンウィークあたりに、同じくネコストレートロングのノーシンカーワッキーでキャッチした動画をUPしていますので、よろしければアプローチや動かし方などを参考にしてみて下さい!
ちなみにネコストロングのフックの掛け方に関しては理由も含めて、先週もお話しましたが、フックは縦刺しがおすすめですので、縦刺しでトライしてみてください。シリコンチューブはマストで内径4mmのものを使用しています!
亀山ダムで55アップを無念のバラシ…
そして亀山ダム釣行!
同日は三原直之君やフォーリンラブのハジメさんもデカイの狙って訪れていました! 前回訪れた際はプロトのクアッドフォーゼはあまり使わなかったのですが、少し投げただけでも悪くないサイズのバスをキャッチできていたので、『今回はクアッドフォーゼも頻度高く使いつつ、特大を狙いに行く!』という作戦で。
たまにワタカの群れが立ち止まる立木があり、そこへ通りかかるデカイやつをライブシューティングで狙っていくと、クアッドフォーゼの3.5gショートリーダーダウンショットにあっさりとバイト!
エレキを踏んで立木から引き剥がし、船べりまで寄せると、『これはデカイ! 55センチはありそう!』とか思っていると、バレました(笑)。房総リザーバーのメジャーどころで、55UPが口を使うルアーであることを条件のひとつに作ったクアッドフォーゼですが、三島、豊英同様、クアッドフォーゼには55UPがしっかりと口を使ってくれるということが今回も良く分かりました。
結局その後、特大のチャンスはなかったのですが、岬の先端付近でエレキを踏みながら流しているとフラフラと回遊しているバスを発見! まずまず良いサイズだったので、同ルアー&同リグでアプローチすると丸呑みバイト!
美しい魚体の48.5センチでした! ちなみにこれはサイドテールをカットしたクアッドフォーゼのノーマルモード。ただ、55UPのバラシが悔しいので、また亀山に行きたいなと思ってしまったのは言うまでもありません(笑)。
それでは今回はこの辺で!!
佐々木勝也(ささき・かつや)
茨城県・霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。