『霞ファンフェスタ』のボトムアップブースで販売した釣り専用ファン付きウェア「BU COOL WEAR」って?

全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回は四国・香川でのイベントと、愛媛は金砂湖での釣行レポート!三島湖に戻ってからは開発中のソフトベイトを試し打ち!さらに、霞ファンフェスタに参加&出展など、盛りだくさんの1週間となったようです。

●文/写真:川村光大郎

四国で来店イベント&金砂湖ウェイト勝負!

先週末から四国へ!週末は香川県にて、ポイント高松国分寺店にて鈴木翔とイベントでした。

と・・・その前日、現地入りした15時くらいから鈴木翔は府中湖で実釣撮影。本人の記事に書かれていますが、夕方にグッドサイズを連発!夜に合流してバイトシーンを見せてもらったのですが、水面をヨコヨコで泳ぐヴァラップミノーに本気食いでした。

翌日のイベントは5年振りのお伺いでしたが、他県からも集まっていただき大盛況!ピッチング大会は時間延長も、希望者全員まで当てられず。熱気に溢れ、皆さまに盛り上げていただいたイベントでした。

その翌日は愛媛県に移動し、金砂湖へ。鈴木翔と、3本のウエイト勝負をしました。金砂湖での釣りは4回目ですが、これまでは減水か満水か。

そして今回は、その中間的な水位でした。バックウォーターは奥行きが不十分でバスの上がりも少なく、本湖はオーバーハングが水面から離れてしまいバスが岸に寄らず。バックウォーターも本湖も本来のポテンシャルに至らない、中途ハンパな印象を受けました。

水位変動のあるリザーバーのオカッパリは、水位次第でバスの着き場のみならず釣りができる場所も変わるため、まずはそこからのチェックになります。翔とのバッティングは必至かな!?と思っていたのですが、「翔どこにいるの?」みたいな感じでしたね。一本道なのに・・・

これまで来た中ではもっとも難易度が高く感じられた金砂湖でしたが、ビッグフィッシュあり、珍事もありと、見応えのある展開になったと思います。

そしてやはり、有望エリアが限られる中で同じスポットにお互い入り直すことになるのですが・・・ここでお互いが選んだルアーとそのセッティングには唸らされるところがあるはず!動画公開のタイミングは、追ってお伝えいたします。

ボクは一足先に茨城に戻り、翔は残って釣りビジョンの撮影。なかなか、やってくれたようですよ!

四国から戻り、今度は三島湖へ。

実は松本幸雄さん発案にて進めているソフトベイトがあり、その一次試作を同船にてチェックしました。

サチオさんらしいそのアイテムは弊社単独ではまず生まれてこないタイプで、確実に釣果アップへとつながる工夫を備えています。改善点がハッキリと見えましたので、二次試作でグッと良くできるでしょう!

釣り専用ファン付きウェア「BU COOL WEAR」って?

さて、6/22は霞ヶ浦トーナメントプレイスにて開催される『霞ファンフェスタ』にお伺いしました!BOTTOMUPブースを出展し、ボクはオカッパリ大会に参戦

ブースでは、先日リリースしたフィッシング専用ファン付きクールウェア「BU COOL WEAR」の試着・販売もさせていただきました。

猛暑下においても快適・安全に釣りするために、着用者が増えているファン付きウェアですが、フィッシングシーンにおいては不具合が生じる場合もありました。そのうちの一つが、オカッパリバッグを背負ったときにファンがバッグやそのベルトと干渉してしまい、硬いファンが体に押し付けられて心地悪いこと。

それ以外にも、ポケットの数や配置も改善の余地があるうえ、止水ファスナーであって欲しい。フードは、必要な時以外は邪魔になるので取り外しできるようにして欲しい。ウエスト絞りの引手が露出しているとラインが絡むことがあるので、ウェア内に隠して欲しい。ジップアップを上げ切ったときに顎に当たるとイヤなので、チンガード仕様にして欲しい。

素材は機能性のあるもので。遮熱性に優れUVカットのみならず、撥水性もあること。他にもデザイン面も含め、全ての要望をクリアしてもらいました。鈴木翔が分かりやすく紹介する動画がありますので、興味のある方はぜひ!

ちなみに、すでにファン付きウェアをお持ちの方は、バッテリーを生かしつつウェアのみ入れ換えることも可能。そのため、ウェアのみでの販売もしております。全てのファン付きウェアを試したわけではありませんので例外はあるかもしれませんが、基本的には大丈夫なはず。

ファン付きウェアが浸透しだした頃、某プロアングラーから「一度着たらやめられない」と聞いていたのですが、確かにそのとおり!

フィッシング専用に拘ったからこその快適さをぜひ体感していただきたいですね!

アングラープロフィール

川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。