目から鱗のカスタムも!バスプロ・今江克隆さんのルアー収納術

目から鱗のカスタムも!バスプロ・今江克隆さんのルアー収納術

今江克隆さんといえば収納に対するこだわりが強く、その整理整頓技術には目を見張るものがある。そこでここでは今江さんがが試合やロケに持ち出しているボックスの種類と、どのような使い方をしているのかを覗いてみよう。

●文:ルアマガプラス編集部

バスボートではVS3080とシンカーボックスをデッキや足元に、それ以外のボックスはすべてストレージに収納している

アラバマケース

イマカツオリジナルアラバマ(プロト)の収納にピッタリで、隙間にワームパックを詰めている。ボックス内ボックスには小型のアラバマを収納している。

MEIHOハンディボックス
収納がやっかいなアラバマリグは、MEIHOのハンディボックスに収納している。

シンカー&小物ケース

VS3020NS
ボートデッキに置いておける今江オリジナルのシンカーケース。下段はおそらくVS3020NSで、その上に小型ケースを2個接着している。ボート走行の振動等で滑ったり開かないよう、裏にマジックテープの凸面を滑り止めとして張り、更にロッドベルトで締め上げているのが今江流だ。

上段
ここにはタングステンフットボール各種やナス型シンカー、特殊フック金属系小物、アイチューン器具などが入っている。

下段
ここにはびっしりとタングステンシンカーが各種豊富に詰め込まれている。これぞプロのシンカーボックス、といった趣。これをぶちまければ大惨事確定なので、ロッドベルトでわざわざ二重に固定しているのだ。

ワーム類収納ボックス

VS3045
ワーム系はVS3045に収納するが、3045は折りたたみカーゴボックス(ホームセンターなどに売っている規格品)にぴったり収納できる。

このVS3045がVS8050の引き出しと同じ金型でできているのだ。

ひとつのカーゴに6個の3045が入り、仕切りが可動式なので様々なサイズのワームをぴったり収納できる。

3045をカーゴボックスにぴったり収めるには、周囲の耳をカットするといい。

バーサス3080

VS3080
主力ボックスはもちろんVS3080で、ヴァンヘイレンのフランケンデザインが近年のお気に入りだ。これは自分でカッティングシートを切って、適当に貼り付けたもの。

上段
わりと小型のものがギチギチに詰め込まれている印象。ジンクススーパーブレードやIXIクランク、ゲキアサシャッド、ワスプ、ヴィラルなどがたくさん見える。チューン用のaxのほか、真ん中にはフレッシュベイトルアーズの魚皮レプリケーターが2匹鎮座。小さなボックスはネイルシンカーが重さ別に収納されている。

下段
この段のほとんどがフックとジグヘッド、特殊シンカーなどの小物類がぎっしりと詰め込まれている。よく見るとルアーマーカーや硬化促進スプレー、瞬間接着剤も複数格納されている。ハサミは上下段合わせて3個、そしてニッパーとプライヤー2個も常備しているのは今江らしい保険の掛け方だ。

レイジー専用ボックス

MEIHOアタッシュケースA4
最近今江がレイジースイマー専用ボックスとしているのがMEIHOアタッシュケースA4。マチが広く、大型ルアーを収納しやすいが、今江は少し工夫をしてノンストレス仕様にしている。

まずルアーが変形したりボックスに癒着しないよう、プチプチを底に敷き、その上にレイジーを隙間を開けて並べる。

そこにプチプチで作った厚めの中敷きを入れ、ケースを閉めるとやんわりとルアーを抑え込むようにする。こうしておくと取っ手を持ち上げてもルアーが暴れず、常に美しい姿勢のまましまっておけるのだ。

RS & レイジー専用ケース

マルチケース3L
高さのあるMEIHOのマルチケース3Lは2個を常用中。ひとつは一度使ったレイジースイマーを少し雑にぎっしり、もうひとつにはアベンタRSの一軍をぎっしりと詰め込んでいる。このマルチケース3Lは非常に使い勝手がよく、今江はルアーをストックするときにはこのケースを常用している。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。