メタルパーツで安心感向上!バイブレーションタイプのアユルアー

メタルパーツで安心感向上!バイブレーションタイプのアユルアー

ここ数年、マニアックなアングラーたちの間でジワジワと人気が出てきているのが、アユのルアーフィッシング。伝統的な友釣りのオトリアユの代わりにルアーを使用するというスタイルだが、これまではミノータイプのルアーでアユの縄張りとなる石や岩に向かって潜行させるというのが王道だった。しかし、今回紹介する『アユラシックバイブ100S』は、その名の通りバイブレーションタイプ。一体…ナゼ?

●文:ルアマガプラス編集部

ミノーライクなフォルムながらワイドな振り幅でアユにアピール

【アユラシックバイブ100S】●タイプ:シンキング●全長:100mm●自重:13g●カラー:全6色●価格:1600円(税別)

アユラシックバイブ100Sはバイブレーションタイプのルアーながら、アユのフォルムを意識してミノーライクな細長いボディを採用。それだけにアユが生息するような流れの強いエリアではハイピッチかつタイトなアクションになりがちだが、ヘッドに搭載されたフィンが抵抗となってピッチを抑制するとともに、ワイドな振り幅にすることで違和感のないライブリーなアクションを展開。アユがアタックして来やすい。

ヘッドフィンが水流を受けることでハイピッチなアクションを抑制し、バイブレーションらしくワイドに動いてアユを刺激する。

ハードコンタクトもポリカーボネートボディ&メタルパーツで安心

シンキングタイプなだけにボトムレンジをキープし続けるのはイージーで、縄張りとなる石や岩へアタックしやすい。ただ、ハードカバーへコンタクトし続けるはボディの破損の恐れが大きいので、ボディ素材は強度面に優れたポリカーボネート樹脂を採用。加えて特に接触しやすいアゴ部分はメタルパーツで補強するという万全を期した仕様となっている。

ABS樹脂が大半を占めるルアーのボディ素材だが、より強度面に優れたポリカーボネート樹脂を使用することで石や岩にコンタクトしても破損しにくい。 [写真タップで拡大]

ボトムにもっともコンタクトしやすいアゴ部分にはメタルパーツを配置して補強を行うという徹底ぶり。 [写真タップで拡大]

通常のバイブレーションのフロントフック装着用アイに見えるのは、強い流れの中でもルアーを安定させるためにウェイトを増設できるウェイトホルダー。 [写真タップで拡大]

一方、リアフック装着用アイの部分にはローリングスイベル式のハリス止めを搭載し、暴れを抑えるためにチューブで付け根を半固定している。 [写真タップで拡大]

各河川のルールをしっかりと順守して楽しいアユゲームを!

アユ釣りは各河川の漁協によってしっかりと管理されており、ルアーやリールを使用することを禁止している河川もあるので、ポイント選びの下調べは十分に行いつつ、必ず遊漁券を購入してクリーンかつ楽しい釣りを心掛けよう。フィッシュイーターではない魚のルアーフィッシングには、新しい発見もあるはずだ!

【カラーチャート】

♯311 アユ [写真タップで拡大]

♯312 マットゴーストアユ [写真タップで拡大]

♯313 グリーンアユ [写真タップで拡大]

♯314 ビビッドアユ [写真タップで拡大]

♯315 BR.B.マグマアユ [写真タップで拡大]

♯316 BR.B.ブラウンアユ [写真タップで拡大]

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