
日本ではライギョを狙うルアーとしてはもちろん、ブラックバスを狙うルアーの1ジャンルとしても認知されているフロッグルアーだが、ここで紹介する『生ガエル』はブラックバスにターゲットを絞っているだけでなく、名前はカエルだが“虫ルアー”っぽい使い方もできそうな、一風変わったルアーのようだ。
●文:ルアマガプラス編集部
虫ルアー的な使い方も想定したリアルフロッグベイト
【生ガエル】●タイプ:フローティング●全長:30mm●自重:3.0g●カラー:全13色●価格:900円(税別)
生ガエルは全長30mm、自重3.0gというスピニングタックルでの仕様を前提としたリアルフロッグベイトで、既存のベイトタックルで使用するフロッグルアーとは若干異なる。その見た目もラバースカートを用いた前脚や、マスバリのような小さいシングルフックなど、どちらかと言えば虫ルアーに近いフォルムが特徴とも言える。
生っぽい後ろ脚のアクションは、まるで本物のカエル泳ぎ!
後ろ脚の先端に埋め込まれたウェイトが脚の動きを増幅し、まるで生きているかのような水掻きアクションを展開する。
ただ、虫ルアーには存在しない「後ろ脚」には大きな意味があり、先端に埋め込まれた金属製のウェイトがあることで脚の動きは増幅され、スイミングアクションではまるで本物のカエルが逃げ惑うような動きを見せる。また、ポーズ状態では浮き姿勢を安定させるスタビライザーのような働きも見せる。素材もエラストマー製なので耐久性が高く、簡単にはちぎれにくい。
ブレーキを司る前脚&バランサーの役割も果たす専用フック
ラバースカート製の前脚は移動距離を抑えるためのブレーキの役割も果たし、シェイクしながらピンポイントで誘い続けることもできる。アゴ下部分は付属のワイドゲイブフックを刺せるようになっており、甘いバイトでもフッキングしやすい。加えてキャスト後にひっくり返って着水しても、ロッドでアオってやるだけで正常姿勢に戻しやすいバランサーとしての役割も果たしている。
カラーはその名の通り生っぽさを追求したナチュラル系から、視認性にも優れたアピール系まで全13色。シェードの表層を入念に攻める虫ルアーとしても、ライトカバーを攻略できるフロッグルアーとしても使えるので、この夏は『生ガエル』が大活躍しそうだ!
♯13WMフロッグ [写真タップで拡大]
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