【大会優勝のテクニックを公開】通算3回目の高滝湖。ホームの釣りを信じて上流勝負! 「一回、岸に乗せてから落とすと反応が変わります」

鈴木翔さんの高滝湖大会の参戦レポート。3本勝負で40アップで揃えて見事優勝。そのゲーム展開とテクニックを解説してもらったので、ぜひ参考にしてみてください!

●文:鈴木翔

高滝湖の月例会に参戦!

こんにちは! 鈴木翔です。

先日は、高滝湖にて行われた上州屋様主催の月例会に参加してきました。朝から昼過ぎまでの、3本勝負の釣り大会。高滝湖は今回で3度目。夏ということで、養老川に絞って釣り上がっていきました。

まずは、養老川に入ってすぐにあるクリークへ。出口は浅く、水温も上がりそうなエリアですが、ベイトフィッシュは沢山! 水を触ってみると若干冷たく感じ、奥にある沢からの流入が活きてるか!?

バズベイトを投げながら進むと、幸先よく38cmが水面を割ってくれました!

最奥まで進むも追加はなく、養老川を遡上。全体的に流れは弱いものの、流れが生まれやすい場所には見えバスもチラホラ。チビーブルのスピナベサイトで45クラスが食うも一瞬掛かってバレ、気付けばボートで上がれる最上流へ…。 かつてホームフィールドだった府中湖の経験からしても、バスはもっと上流に上がれるだろうと、ボートを押して進むことに。

500mほど押したところで浅瀬が終わり、水深も出始めたところで見えバス発見! やっぱりいるぞ…と遡上し続け、魚道まで来ました。

この間に5、6匹ほど居たものの、想像していたほど簡単ではなく。下りはいろいろなアプローチを試してみました。その中で唯一好反応を得られたのが、ブレーバースリム8in(ノーシンカーワッキー)のバンク落とし! 食わせたナイスサイズはスッポ抜けたものの、岸に乗せて落とすだけでガラッと反応が変わりました。

上流エリアで一気にリミットメイク!

結果、最上流域で釣ることはできず時刻は11時。普通にボートが上がれる上限まで下り、ブレーバースリムの同アプローチを試すとアッサリ! 47cmのナイスサイズ!

帰着を意識し、行きで見えバスが多かったエリアを重点的にチェックしながら、下ることに。

養老川中流域の浅くなったエリアにいた見えバス達が減っていたことから、そのバスが着きそうな近くのブッシュを見てみると、サスペンドしているグッドサイズを発見。ブレーバースリム(ノーシンカーワッキー)を、そのバスに気づかせるつもりでトゥイッチさせると、中から違うバスが出てきてバイト!

スキニーな40cmで、なんとかリミットメイク。

直後、橋下に浮いているバスをベイビーブルのスピナベサイトで仕留めて、入れ替え。

この時点で残り時間30分を切っていましたが、釣りをせずに戻るのは勿体ないので、進行方向にベイビーブルをキャストし高速巻き。すると、川のど真ん中から黒い影が!

寸前で食うのをやめたものの、Uターンしてすぐさま投げ直すとバイトしてきたのは…最大魚となる48cm!

経験値の少ない高滝湖で優勝!

結果、48cm、47cm、43cmの計138cmで優勝することができました!

終了後は、時間をいただき新製品の説明会。上州屋スタッフの皆さま、ありがとうございました!

終了後は、川村さんとオカッパリ。ボートでも好反応を得た、ブレーバースリム(ノーシンカーワッキー)のバンク落としにて! ナイスな1日を締め括るナイスサイズでした!

さて、しばらく霞ヶ浦から離れていましたが、週末は1日かけて霞水系をグルッと一周。

ロケの下見だったので、竿はほぼ出さずに見てまわりました。台風の影響で、少し水位も上がり流入河川にも魚の供給があった印象です。霞ヶ浦よりは北浦の方が、その傾向があったような?

週明けの猛暑で状況は変わっているかと思いますが、夏らしい釣りができるといいな!

アングラープロフィール

鈴木翔(すずき・しょう)

2000(平成12年)11月19日生まれ。香川県出身、茨城県在住。高度な釣りのスキルとルアーに対する確かな選球眼を持ち、その実力は川村光大郎さんも認めるところ。ボトムアップスタッフ、バリバスフィールドテスター。

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