「魔法みたい」「マジで効く…」アウトドアの大敵、“アイツら”対策に。画期的なアイテムがあるって知ってた?

ようやく暑かった8月も終盤。多少、外でも過ごしやすくなってきているこの頃だが、涼しくなるとアウトドアの大敵「蚊やブユ」などの虫たちも活発に。まだまだアウトドアで遊べる季節なだけに、虫刺されで悩まされたくない。そんなあなたに魔法のような虫よけグッズを紹介していこう。

●文:ルアマガプラス編集部

装着するだけで虫に刺されない魔法みたいなアイテム

今回紹介するのは、世界各国で愛用されている虫よけ『THERMACELL(サーマセル)』。薬剤を体につけることなく、効果を発揮する画期的な虫よけグッズだ。

なかでも「サーマセル MR300」というモデルはバッグやベルトにつけたまま使用することができ、ランガンする釣りやハイキングなど、動きまわるアクティビティにピッタリ。

サーマセル MR300

取材や釣りの際にサーマセルを編集部で使用しているが、“マジで効く”。ジメジメした虫の多い藪の中でもサーマセルを使っていると虫刺されはほとんどない。

サーマセルがあれば半そで短パンでも快適。

サーマセルの効果が切れた途端に、蚊が湧いてくるように出てくるので、相当効果があるのだと感じる。

「サーマセル MR300」は、コンセントや電池などの電源は必要なく、ブタンガスカートリッジを用いた熱源で虫よけマットを加熱。有効成分のプラレトリンを揮散させることで虫よけ効果を発揮する。

重さはわずか約150グラム、長さは約20センチ。コンパクトで持ち運びしやすい。 [写真タップで拡大]

アウトドア用のチェアなどに入れておくこともできる。 [写真タップで拡大]

有効範囲はブユなら直径1〜2メートル、ユスリカなら直径4〜5メートルの範囲だ。

サーマセルが他の虫よけと違うのは、空中に有効成分を揮散し、体に薬剤を塗る必要がないこと。夏場のアウトドアでは、薬剤タイプの虫よけスプレーなどは汗をかくと落ちてしまい、何度も塗り直す必要があった。

しかし、サーマセルは虫よけマットが持続するまで効果を発揮してくれる。もちろんこの虫よけマットは、交換可能なのでサーマセル本体とガスがあれば何度でも使える。

中央の青い部分が虫よけマット。持続時間は約4時間、ガスカートリッジは1本あたり約12時間。

また、サーマセルの専用マットは、一般的な虫よけマットと比べて、約23倍の有効成分を配合(1枚あたり比較)。これにより、通常の虫よけでは効果が薄いオープンな屋外空間でも、ブユやしつこい虫に対して強力な効果を発揮してくれる。

使い方はガスカートリッジをセットしてスイッチを押すだけ!

「サーマセル MR300」の使い方は非常にシンプル。本体の下部からガスカートリッジを挿入し、スイッチをオンに。最後にスタートボタンを押せば、作動してくれる。

ガスカートリッジを本体下部から挿入。

スイッチをオンにしてスタートボタンを押せばOK!

正しく作動しているかどうかは上部のビューウィンドウから確認できる(オレンジ色のが見えれば稼働中)。

また、別売の専用ホルダーを使用すれば、ベルトやカバン、クーラーボックスなどに取り付け可能。移動時でも持ち運びやすく、収納性にも優れている。

もちろん、腰巻のライフジャケットにも装着でき、ランガンスタイルの釣りにはピッタリだ。

専用ホルダーで携行性アップ。見た目もスタイリッシュに。 [写真タップで拡大]

※移動時の効果データはございません。 [写真タップで拡大]

虫よけマットの再使用&保管も安心

さらに、虫よけマットは使用途中で中断しても、有効時間内であれば再使用可能なのもうれしい。なお、長期保管の際は本体から取り外し、密封袋等に入れて保管すること。

使用終了の目安は、マットの色が青から白に変化した時点。白くなったら新しいマットに交換しよう。

なお、サーマセル専用の虫よけマット自体は、携帯可能なMR300モデルと据え置き型のBackpackerシリーズで共通。ただ、MR300用のパッケージには専用ガスカートリッジが付属するため、各機種ごとの取替を用意すると無駄なく使用可能だ。

涼しくなり、蚊やブヨなどの虫もさらに活発になる季節。虫刺されに悩まされず、アウトドアを楽しみたい方には一度使ってみて欲しいアイテムだ。

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