全渓流釣師必見。30年の老舗フィッシングベスト屋が開発したデイパックベストがマジで良すぎた!

最近、暑さのあまり渓流釣りに涼を求めている記者です。そっち方向にアンテナを尖らせていたら、ム、これは傑作ベストの予感!という逸品を見つけましたので紹介しておきます。今年も渓流シーズンは残すところわずか。今シーズン使い試したからこその記事だと思ってください!

●文:ルアマガプラス編集部(深谷真)

渓流釣りには快適に移動するギアが不可欠だ

渓流をメインステージにして34年。途中、ブラックバスだの海釣りだのにも寄り道しましたが、2025年度はフライフィッシングをメインにして釣りをしている記者です。あ、来年に初心者本(フライフィッシングの教科書)を出す手前という大人の事情もありますが。

ということで、最近のイワナやヤマメなどの渓流トラウトといえば、車からすぐアクセスするポイントで良い釣りをすることは稀で(逆に、いい時もあるのですが)、だいたい、車止めから林道を1時間くらいは最低歩いてポイントに入るというのもザラです。

1時間といっても、それなりに山奥になりますので、タックルはもちろん、行動食だのなんなら現場での食事、調理器具、そして大事な水分などをリュックやカバンに押し込んでいくわけですが、なんというかそういったストレージ系ってタックルより顕著に性能差を感じるようになります。

前置き長くなりましたが、カバン、リュック類はいいものであればあるほど、快適だということです。登山用や沢登り用のモノを活用している諸兄も多いでしょうが、『釣り専用』ともなるとそう多くありません。今回紹介するのは、まさに釣り用。フィッシングベスト+デイパックという快適アイテムなのであります。

釣り上がりを楽しむ全てのジャンルの釣り人におすすめしたい機能性デイパックベスト!

フィッシングベストを作り続けて30年。FGFのベストは知る人ぞ知る名品

さて、今回、良すぎるのでぜひ知ってもらいたいのは、フルックスというフライフィッシングのメーカーが作っているFGF デイパックベスト。という商品。フィッシングベストスタイルの商品は今や、中華製がかなり安価でグイグイぶっこんできてますが、マトモ!と言えるのは海外製ならシムスやパタゴニア。国内ならばフォックスファイヤー、リバレイ、パズデザイン、リトルプレゼンツ。このあたりでしょうか?

明記しませんが、記者が買いたいと思うベストメーカーは海外製1社、日本製は2社に絞り込まれるのですが、そのうちの1社は、ハイ、フルックスです。 そんなフルックスが6年の歳月をかけて作り込んだデイパックベストがFGFデイパックベストです。

Flux/FGFデイパックベスト

フルックスのフライベストはかなり日本人向け、アジア人向けにこだわったやり過ぎベストと言えます。それ以前に、本格的なバックパックを装備した渓流用ベストって、そんな商品として多くありませんので、それだけ考えても買いかなとは思うのです。

いいところ色々言ってもとっ散らかるので

軽量・丈夫・収納力・羽織って楽ちん!

まぁ、この時代に日本の服飾職人さんがひとつひとつ手掛けてますし、使用している素材もそれはそれは拘っていますし、この手の商品て軽量素材になればなるほど価格も上がるのですが、品質の割には良心的な価格ですし、なんで6年も開発に時間を掛けたの?と開発者に詰めてしまうほど、こだわりが強すぎるし。

記者的には知り合いのメーカーや商品でもピンと来たものしか記事にしない主義。これは、下手褒めするほどの完成度なので、書かざるを得ませんでした。知り合いだからこそ、使ってインプレできたという側面もありますが、いいものはちゃんと熱く伝えたいじゃないですか。ベスト選びに迷っているなら、絶対におすすめ。特に釣り上がりを意識した渓流釣師全般に推したいデイパックなのであります。

こちらは開発者推しのスカイグレー。フライフィッシングを意識したポケットデザインではあるが、渓流のルアー釣りの人にも十二分な収納力と使い勝手を提供。

色は3種類(スカイブルー。サイズはフリーサイズ。多少太めの方でも調整できる仕様ですので、手にとってみてください)。

定番のカーキ [写真タップで拡大]

使う人を選ばないグレーもよき色。 [写真タップで拡大]

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背面は立体メッシュ採用。汗を書いても通気性よし。 [写真タップで拡大]

一体になっているデイパックは10リットルの収納力。1日の釣り上がりに十分。記者は夏は2リットルのペットボトル、3本の500mmペットボトルと食料、コンロ、メスティン、エマージェンシーグッズを入れたいのだけど、十分収納できます。 [写真タップで拡大]

デイパックの背面。遊漁券などを入れておくメッシュポケット(外から見える)。そして、そこを通すようにランディングネットをぶらさけ収納しておける便利仕様。ランディングネットがプラプラしなくていい。 [写真タップで拡大]

後ろのメッシュポケットは取り外しも可能。 [写真タップで拡大]

ベストの表は出し入れしやすいポケット類が装備されているので当然使い勝手がいいですが、裏側もしっかりメッシュポケットを配置。 [写真タップで拡大]

サイドポケットにはロッドケースなどを差し込んでホールドしておける。ペットボトルなどもOK。 [写真タップで拡大]

ボトムにはホールド力の高い専用ペットボトルホルダーも配置。 [写真タップで拡大]

ベストとバックパックを繋ぐリング。D冠を用いずリングにしたのは可動域を確保するため。テストを重ねた結果のこだわり。 [写真タップで拡大]

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