
全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回は韓国ダイワの撮影レポ!見えバスにも効くあの定番ルアーで、良型連発ヒット!撮影のあとは、韓国で舌鼓も・・・?
●文/写真:川村光大郎
今回は韓国遠征!
今回は、7年ぶりとなる韓国へ!韓国ダイワYouTubeチャンネルの撮影でした。近い韓国ですが・・・バードストライクにて3時間のフライト遅れ。ソウル金浦空港に到着し、さらに車で5時間移動と、ちょっとぐったり・・・。しかし、韓国ダイワテスターと久しぶりに再会し、美味しい焼き肉を囲んでいざ明日へ!
案内されたフィールドは、大きな池?の端から沢が流れ込むシチュエーション。沢からの流量は少ないながら、その周辺だけベイトフィッシュが水面を賑わせ、小バスがボイルしています。ボトムまで見えるほど浅いも、対岸にブッシュがひとつ張り出しており、いかにもベイトフィッシュを待ち伏せしていそう!
翔から預かった最新プロトのバスベイトを結び、キャストも決まる!ブッシュのキワを引いて来ると、先端に差し掛かったところで「ガバッ!」と水面が割れました!
これがいきなり51.9cm!
すごいフィールドなの!?と思いきや、その後は沈黙・・・一等地にはいたものの、個体数は多くないのかもしれません。そして、ベイトフィッシュは沖にいて(オイカワとのこと)、岸沿いにはいない。聞くと、ザリガニもブルーギルもいないそうな。見えバスも皆無で、バスが沖を泳ぐタイプのフィールドに感じました。
次に案内されたフィールドも池とリザーバーを足して割ったようなフィールドで、大減水。やはり沢が流れ込むもほぼ枯れており、オカッパリできる範囲は100mほど。その範囲内にバスは上がってきておらず、移動・・・の前に、案内人が1人だけ立てるピンスポットに立ち寄ってくれました。
すると、伐採されて水に浸かった枝に複数匹のグッドサイズが岸を向いているではないですか!降りると逃げそうなので、高い位置からクアッドフォーゼのショートダウンショットを沖側に着水させバスの方に近づけてこようとすると、バスがクアッドフォーゼに気づいて取り合いに!
コンディションのいい45クラスでした。
堰堤でも釣りをすると、20cm台のバスが20匹以上の群れで追いかけてくる!こんな光景、いまの日本では見れません。減水の影響でグッドサイズは沖に出てしまいオカッパリから捉えにくいだけで、ポテンシャルはかなり高いと感じました。
一息ついてインタビューを受け、昼食かと思ったら・・・撮影チームからは「あとグッドサイズを1本!」のオーダー。
次のシチュエーションは川の堰。綺麗な水にウィ―ドが生え、アユがいる!流れに強いブレーデッドジグ(ラピッズブレード3/8oz)+ヴァラップミノー5inを堰の上流と下流、両方に投げながら進んでいくと、堰直下の最奥だけ深くなっている。浅い側から深みに入れると、「ガツン!」
これが47cmで、無事に〆!
ちなみにヴァラップミノーは、ブレーデッドジグのトレーラーとしても好相性!ブレーデッドジグの動きに対して深いスリットを設けたボディがしなやかに追従してくれ、ナチュラルな一体感がある。ウォブリング主体の動きにタテテールは本当の魚のようにナチュラルだし、ロールも相まって目まぐるしさも加わる。過去イチトレーラーなんじゃないかと感じているほどです。
今回の釣行は単日半日ちょいでしたが、アベレージサイズもいいし、案内人は60アップを釣ったこともあると。来年も韓国でのフィッシングショーにはお声かけいただいているのですが、またフィールドに挑みたいですね!
おまけ:美味しかった韓国の食事です。
帰国すると、ソフトベイトの1次試作が2モデル届いていました。サイズ展開モノがひとつと、新型がひとつ。新型は、ホッグ系ともギル系とも違う、新たなカバーベイトを模索しているところです。
アングラープロフィール
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。
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