
トラベルナースとして働くツララフィールドスタッフの釜石佑哉さんが、オーストラリアの釣りを解説。今回は西海岸のパースで日本では考えられないサイズの『キス』をメインに釣りをしたそうです。
●文/写真:釜石佑哉
【オーストラリア釣行記 第5弾】
こんにちは!
Tulalaフィールドスタッフの「かまちゃん」こと釜石佑哉です。
今回のオーストラリア釣行記第5弾は、オーストラリア西海岸Perth(パース)からお届けします!
オーストラリアといえばシドニーやケアンズが有名ですが、Perthは大自然と透明度の高い海に恵まれた「隠れた釣り天国」。日本ではまだあまり知られていない場所だからこそ、実際に行ってみると驚きと発見の連続でした。
シドニーから片道約5時間半、Perthへ!
Perthは西オーストラリア州の州都で、シドニーからは飛行機で約5時間半。国内線ですが、距離にして約4,000kmも離れています。
実際に降り立ってみると、空気が乾いていてカラッとした気候!5日間の旅は全て快晴でした!(乾燥が強いのでリップクリームは必須です)
今回の旅は車をレンタルして西海岸を5日間かけてロードトリップします!西海岸は白いビーチが広がっており、透明な海と珊瑚礁が点在しているのが特徴です!
釣り旅のお供は信頼の2本
今回持っていったロッドはこちら
・Portamento 200S
機内持ち込み対応の旅用パックロッド。軽量ながら感度が良く、足場の悪いビーチやリーフでの取り回しも優れています。
・MMA United 90MH
遠投性能と粘り強さを兼ね備えた1本。荒れた外洋やサーフにも対応し、安心感が強い一本です。
今回のターゲットは体長60センチ以上にもなるキス
西海岸にはKing George Whiting(キング・ジョージ・ホワイティング)というデカいキスを釣ることができます!
白いビーチからドラグを出して現れたのは40センチにもなるキス!パースでは高級魚として扱われ、ムニエルやフライなどで食されるようです。今回は餌で釣れましたがルアーにもヒットしてくるので驚きです!
60cmとまではいかないがとてもデカい。
他にも日本には存在しないカラフルな魚が姿を現してくれました!色鮮やかなブタイやベラの仲間たち!
■ 西海岸を観光!
パースは釣り以外の魅力も満載。
● 世界一「幸せな動物」に出会える【ロットネスト島】
「クオッカ」という動物をご存知でしょうか?カメラを向けると笑顔のような表情になることから、「世界一幸せな動物」とも言われています。フェリーで30分ほどで行けるロットネスト島では、野生のクオッカと間近で触れ合うことができました。本当に可愛い!警戒心がないのかすぐに寄ってきます。
● 一面に広がる黄色の絨毯【菜の花畑(Canola Fields)】
釣りの合間にドライブしていると、突然目の前に広がる黄色の世界。オーストラリアのスケールを感じる絶景でした。これもパースだからこその出会い。
●本当にピンクの湖 【ピンクレイク 】
Perthより北に500キロほどのところにあるHutt Lagoonにはピンクの湖が広がっています!行く前は疑ってましたがついてみると本当にピンクで驚きました!
●満点の星空と砂漠【ピナクルズ砂漠】
Perthより北に150キロほどのところにあるピナクルズは砂漠が有名で日中は砂滑りなどのアクテビティが有名です。夜には満点の星空と砂漠に聳える岩岩がまるで宇宙にいるかのように思わせてくれました。
ロットネスト島での釣りがおすすめ!
実はクォッカが生息しているロットネスト島でも釣りが可能です!Perthのあるウェスタンオーストラリア(WA)州では岸釣りならライセンスがいらないため気軽に釣りが可能です。ですが、島には海洋保護区(Sanctuary Zones)が複数あるため、その区間は釣りが禁止なので注意してください。
まとめ
今回のPerth遠征では、
•魚影豊かな透明度の高い海
•観光との相性が抜群な釣り
この二つを堪能できました!
まだまだ知られていないオーストラリアの釣り場を、これからも紹介していければと思っています!
釜石佑哉(かまいし・ゆうや)
トラベルナースとして働き、日本各地を釣り歩くエクストリームアングラー。現在はオーストラリアへ看護留学をしながら、合間で釣りをする日々を過ごす。ツララフィールドスタッフ。
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