「どういう仕組みなの?」虫が活発になる秋→「痛い目を見る前に」使いたいアイテム。「世界各国で愛用されています」

猛暑も終わり、過ごしやすくなってきた今日この頃。秋の行楽シーズンを迎え、釣りやキャンプなどのアクティビティも快適に楽しめる季節だ。しかし、秋になっても忘れてはいけないのが『虫刺され』。暑すぎる夏よりも、少し涼しくなった10月頃のほうが虫が多い印象で、まだまだ対策は必須。この記事では、虫刺され対策にぜひ使ってみてほしいアイテムを紹介していく。

●文:ルアマガプラス編集部

暑すぎる夏よりも秋のほうが虫がヤバい!?

35℃超えを連発した2025年の夏。日中に屋外で活動するならば、命にも関わるレベルの猛暑だった。これは人間だけでなく、『虫』も同じ。

たとえば人間に害をなす「蚊」は、気温30℃を超えると動きが鈍くなり、日陰で涼しくなるのを待っているそうだ。また、「蚊」は15℃を超えると吸血行動を開始し、25℃あたりではもっとも行動が活発になるという。

ということは、日中でも涼しくなるこれからがさまざまな虫の適温になる季節。屋外でのアクティビティをする際は、まだまだ対策をしておかないと痛い目を見ることも。

ここまで虫に刺されると楽しいアクティビティも嫌な思い出に。虫対策はこれからが本番だ。

そこで、これからのシーズンに使いたい虫対策グッズを紹介していく。

ぶら下げるだけで虫に効く! 魔法みたいなアイテム

虫よけには身体に直接塗布する、いわゆる「虫よけスプレー」が一般的。しかし、虫よけスプレーは、数時間に1度など、塗り直さないと十分な効果を発揮してくれない。もちろん、汗をかいて流れてしまえばさらに頻繁に塗り直す必要がある。

アクティビティ中に塗り直すのはかなり面倒で、嵩張りやすい虫よけスプレー自体も持ち運ばなければならない。

釣りなどの動き回るアクティビティは、なるべく荷物を減らしたい。※移動時の忌避データはございません。

これから紹介する『サーマセル』というアイテムは、塗り直しも必要なく、約150グラムと軽量で携行の邪魔にならず、両手が塞がった状態でも持ち運びしやすいスマートに使える虫対策グッズだ。

煙も出ないし、いやな臭いも発生しないので、いろんな場面で活躍してくれる。

虫がこない空間を作り出すサーマセル。

『サーマセル』は世界各国で愛用されている虫よけで、薬剤を身体に塗り付けることなく効果を発揮してくれる。

THERMACELL(サーマセル)MR300
●パッケージ内容:本体、虫よけマット3枚、ブタンガスカートリッジ1本●長さ:約20センチ●重さ:約150グラム

セット売りがお買い得!

「薬剤を身体につけなくても虫よけできるってどういう仕組み?」と思った方もいるだろう。

サーマセルは、有効成分のプラレトリンを配合している虫よけマットをブタンガスカートリッジを用いた熱源で加熱し、有効成分を周辺に揮散させることで虫よけ効果を発揮するという仕組みになっている。

範囲はブユなら直径1〜2メートル、ユスリカなら直径4〜5メートルが有効範囲となる。

サーマセルがほかの虫よけアイテムと違う点は、空中に有効成分を揮散し、“虫を寄せ付けない空間”を作るため、身体に薬剤を塗る必要がないこと。そして、持続時間の長さ。虫よけスプレーなどはこまめに塗り直す必要があるが、サーマセルの虫よけマットは1枚につき4時間、虫よけ効果を発揮する。

さらに、サーマセルの専用マットは、一般的な虫よけマットと比べて、約20倍以上の有効成分を配合(1枚あたり比較)。これにより、通常の虫よけでは効果が薄いオープンな屋外空間でも、しつこい虫に対して強力な効果を発揮してくれる。

created by Rinker
住化エンバイロメンタルサイエンス

専用の虫よけマットが強力な効果を発揮。

虫よけスプレーにありがちな、首の裏や手の甲を塗り忘れて刺された…。ということもないので、使用中は安心して、キャンプや釣り、登山などのアクティビティを楽しめる。

ルアーマガジン編集部でも取材や釣行の際に使用しており、その効果は経験済み。虫刺されの心配がある時期の取材は必須アイテムとなっている。

使用方法は超簡単!セットしてボタンを押すだけ

さらに、サーマセルは使用方法も簡単なのがうれしいポイント。

まず、本体に虫よけマットをセットし、ガスカートリッジを本体下部から挿入。

あとはスイッチをオンにしてスタートボタンを押すだけで、強力な虫よけ効果を発揮してくれる。

ガスカートリッジと虫よけマットをセット後、ボタンを押すだけで起動。

据え置きタイプと携行タイプで死角なし!

サーマセルは据え置きタイプと携行性に優れたタイプをラインナップ。

据え置きタイプのBackpacker

据え置きタイプの「Backpacker」は、キャンプやバーベキューなどの一カ所からあまり動かないアクティビティにオススメ。ガスカートリッジが75時間使用できるOD缶なので、ガスの残量を気にせず使用できる。

携行タイプのMR300

携行タイプの「MR300」は、バッグやベルトに装着可能で、動き回る釣りやハイキングなどにピッタリ。重量もわずか150グラム程度と非常に軽量なので、ストレスフリーで使用できる。

手持ちサイズで嵩張らない。 [写真タップで拡大]

コンパクトなので、椅子のポケットに入れて使用することも。 [写真タップで拡大]

予備の虫よけマットやガスカートリッジを一緒に持ち運べる専用ホルダーも発売されているので、組み合わせればさらに使いやすくなる。

見た目もスタイリッシュ。いい意味で虫よけアイテムとは思えない。

どちらのモデルも虫よけマットは共通となっているが、MR300用のパッケージには専用ガスカートリッジが付属するため、機種ごとの取替を用意すると無駄なく使用可能だ。

虫よけマットは再使用可能!

さらに、サーマセルの虫よけマットは使用途中で中断しても、マットの色が白くなるまで再使用可能。長期保管をする際は本体から取り外し、密封袋等に入れて保管することが長持ちのポイントだ。

マットの色が青から白に変化したら使用終了の合図。色で使用期限を教えてくれるのも分かりすくて使いやすい。

これから冬まで、残りの寿命をかけて虫たちが必死に人を刺してくるシーズンとなる。アクティビティの際に、虫刺されにお悩みの方や、虫で痛い目を見たという方にはぜひ使ってみてほしいアイテムだ。

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