
ハードルアーにこだわるアングラーがその腕を競い合うH-1GPXにて、多くのアングラーがタックルボックスに忍ばせていると噂されるスモールクランクがある。世界のラッキークラフトが手掛けたその逸品の魅力に迫る。
●文:ルアマガプラス編集部
クラッチMR
●全長:42mm
●重量:6.0g
●潜行深度:0.5〜1.5m
●カラー:45色
●価格:1,320円(税込み)


見た目はシンプル、性能は超実践的トーナメント仕様
もともとクラッチシリーズは、スピニングタックルで投げられて、ため池などのシャローなフィールドで数を釣って楽しむためのタイニークランクとして、ライトユーザー向けに開発された。
シンプルで使いやすく、価格も抑えたシリーズだが、ラッキークラフトとしては初めての横向きアイが搭載されていたりと、設計に抜かりはない。
最初にSSRとSRが発売され、その後、深いレンジのモデルがリリースされていった。
潜行深度別に5種類をラインナップ
水面直下のSSR、0.6mまでのSR、1.5mまでのMR、2.5mまでのDR、そして2m以上潜るXDがラインナップ。SSRとSRは浮力を生かすためにややファットなボディになっている。XDはラトルモデルもあり、河口湖ではコンフィデンスにしているアングラーも。
鈴木美津男さんがクラッチDRを使いTBCクラシックを優勝したことをきっかけに、関東のレンタルボートアングラーの支持を獲得。現在ではH-1グランプリの上位入賞ルアーになることが多い実力派ルアーになっている。
タイニーボディでノンラトル、アクションはキビキビとしていながらナチュラルさもあり、スレたフィールドにマッチ。狭いスポットをトレースコースを変えながら何度も通していくような釣りにも最適なクランクベイトになっている。
角度を変えつつ同じコースを何度も攻める
小粒なクラッチシリーズはバスに警戒心を与えにくく、同じポイントを細かく刻んだり、トレースコースを変えながら何度も引いたりすることが可能。波動がナチュラルなので一ヶ所から連発するということも少なくない。
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