荒川サッパ祭り開催!? 余裕のツ抜けで活況か! 【週間!東京湾シーバス情報】

世界有数のルアーフィールドとも言える東京湾! そのターゲットの代表選手といえばサッパ。ルアマガのバイトでありながら、年間300日、東京湾界隈で釣りを楽しむシーバスジャンキー『ゆーすけ』が、旬の情報を大漁でもボウズでもお送りします。まずは、ゆーすけのメインフィールド『荒川』に10月17日行ってきたぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

10月17日荒川シーバス

こんにちは!ゆーすけです。東京湾奥河川にも大量のサッパが入ってきてようやく秋の訪れを感じますね!東京湾シーバスアングラーの皆さんなら秋の訪れと言えばサッパでしょう(笑)

今回はそんな旬のサッパパターンをやりに、湾奥河川「荒川」に出撃してきました。サッパの群れにあたれさえすればイージーに数釣りが楽しめるこの釣り、攻略にはサッパの位置をしっかりと把握することがキーとなってきます。そこで外せないポイントが橋の明暗部です。

9月初旬から徐々に河川に入りだしてきて、10月も中頃になれば、かなりの数が入ってきています。そこで、サッパの群れの遡上に合わせて今溜まっているであろう荒川中流域に狙いを定めてポイントを選択しました。

暗くなる前からポイントに到着して様子を見てると、サッパが大量。これは期待が持てるということで暗くなってから実釣開始‼

今回はウエーディングが必要なポイントで、ウェーディングした上で約60m以上先の、シーバスが溜まるスポットを狙う必要がありました。そこで、先発ルアーはある程度の飛距離が欲しいのと、シーバスが狙っているサッパのレンジが上だと予想してDUO・シーク68HWを選択しました。すると、開始早々に明暗の境付近でヒット!

ゆーすけ。ルアマガの期待のバイトリーダー! 年間300日、シーバス釣りに勤しみ釣りプロを目指すジャンキー型アングラー。兎に角、この若者、めっちゃ釣ります(フカポン談)、この取材のあとにインフルエンザに罹患。休養中(笑)

しかし、後が続かず、遠くの地形変化と流心が重なるポイントへさらに遠投できるDUO 「シーク85HW」を選択。ボディも一回り大きくなりアピール力もプラス。流れに合わせて約1周1秒のリトリーブで流してあげるとこれがドンピシャでハマって連発!

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いい感じにハマってくれました!

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下げも後半に差し掛かったところで、サッパ全体のレンジが下がってきたので、バイブレーションを選択。使用ルアーはDUO「メタルガレージ プレートバイブ」とベーシックジャパン「メタルマスター」。

東京湾奥最強コスパバイブとして名高いメタルマスター。安価で買えるルアーでありながらその性能はピカイチです!1番前のアイにスナップを装着することで、超微波動なバイブレーションになってくれます。

さらに浮き上がりがよく、レンジキープもしやすいので、流しても釣れる、明暗の境をグリグリ巻いてきても釣れる、サッパパターンにドンピシャでハマってくれます。今回も活躍してくれました!

干潮付近は「メタルガレージ プレートバイブ(DUO)」の出番です。レンジが下がりきったシーバスに強くアピールしてくれます。リトリーブは1秒でリールを2周ほどで、レンジをキープしながら巻いてあげるイメージです。この釣り方もハマって最後に数本出すことに成功しました。

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この日は終わってみれば40cm~65cmほどのシーバスが13本、同行者のフカポン(ルアマガ)も7本と、なかなかに楽しめる釣りができました。これからもうしばらくサッパパターンは続くので、サッパの動向に敏感になりながら追いかけてみてください!

サッパパターンはレンジ、ルアーローテーション、カラーローテーションでより多く釣ることができる釣りです!アタリが無くなったと思ったらいろいろ試してみてください!答えはすぐに帰ってくるとおもいます!

さて次回の釣りは、イナッコについたビッグなシーバスを狙ってみたいと思います。

ということで、ルアマガ編集部員にチェンジ。

はい。ゆーすけと釣りに行ってきたルアマガのフカポンです。いろんなルアー釣りをかじってはいますが、どちらかとライトゲーマーなのでシーバスのテクニックに関しては未熟。そんな私でもサッパの釣りを楽しめたわけですが、おかげさまで7本のシーバスを釣り上げることができました。

最大サイズは65cmくらいでしたが、7本の釣果には満足。ただゆーすけ氏は13本釣ってますけどね! 因みにフカポンはルアマガプラスの変人編集者。釣りは3歳からやってます!ルアー全般だいたいやりますが、どちらかといえばライトゲーマー。趣味は渓流のフライフィッシング。

特に反応が良かったのはメガバス・X-80 SW LBO。カラーはたまたま入っていたマットライム。今回の最大サイズも数もこのルアーで釣りました。そもそもX-80はどのフィッシュイーターにもかなり強い全天候型のルアーではありますが、レンジがマッチしたのと、LBOシステムのおかげで飛距離がなんとか稼げたのが良かったのだと思います。

他には、DAIWAのTDソルトバイブ。フローフルワークスのノイド(16g)への反応がよかったです。バイブレーションといえば、ルアマガのマゼルスピンをぶん投げて1尾釣りました。これは非売品ですが…。ちなみにロッドはルアマガとメガバスでコラボしたBUCHINUKIという7ft1inのショートロッドを使用。

このロッドはショートながらバランスがいいので、ロングキャストをなんとかこなすことができましたが、感じとしては8ft6in前後のタックルで荒川は攻略したいなと思いました。実際、ゆーすけ氏は8ft3inのワールドシャウラ・リミテッド(シマノ)を使用。これぐらいの長さは最低でもあったほうが、飛距離的なアドバンテージはあると思います。

これからはこんな感じでゆーすけ氏と東京港湾部めぐりをしようと思っていますので、釣りウマなシーバスアングラー目線はゆーすけ氏に任せて、ちょっと違う視線でシーバス釣りをおっかけてみたいと思います。そのなかから攻略のヒントが少しでもお届けできれば幸いです! では、また近々お会いしましょう!

稲垣佑輔(いながき・ゆうすけ)

石川県出身。シーバス釣りに魅了されて上京し、シーバスのプロを目指す。天性のシーバスバカ。DUOシーバスフィールドモニター

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