小さな“ランクル”キター!! “街乗りサイズ”な「クロカン」登場で、予約殺到間違いなし…? 気になる『FJ』の意味とは?

バスプロなど、多くの釣り人も愛用しているトヨタのランドクルーザー。そんなランドクルーザーに、一回り小さくなって、街乗りサイズとなった「ランドクルーザー FJ」が登場した。

●文:ルアマガプラス編集部

バスプロも愛用するランドクルーザー

トヨタから発売されているランドクルーザーシリーズは、釣り人たちからも非常に支持が厚いクルマだ。

ランドクルーザーシリーズ

とくに、年間を通してさまざまなエリアでトーナメントに参戦するバスプロは、何百キロにもわたる移動に加え、ときにはバスボートも牽引する必要がある。トヨタのランドクルーザーシリーズは、そんなタフな使用にも耐えうるクルマとして、非常に人気なモデルだ。

金森隆志プロのランドクルーザー。(写真・情報は2017年のもの)

そんなランドクルーザーに街乗りサイズのFJ登場!?

そして2025年秋、トヨタから発表された「ランドクルーザー FJ」。トヨタの“ランクルをもっと多くのユーザーに楽しんでもらいたい”という想いから生まれたモデルで、従来のランクルよりもボディを小型化。街乗りからアウトドアまで楽しめるクルマとなっている。

ボディサイズは現在発表されているプロトタイプで、全長4,575mm×全幅1,855mm×全高1,960mm。少し大きめのSUVといったサイズで、街乗りメインでも問題なし。

もちろん、ランクルの魅力である悪路踏破性も高く、2.7Lのガソリンエンジンにパートタイム4WDを搭載。オフロードでの試験を繰り返し行い、ランクルの名に恥じない走行性能を獲得している。

さらに、ホイールベースの縮小により、最小回転半径5.5mというこれまで以上の機動性を実現した。

インテリアは、シンプルかつ運転しやすい水平基調のデザインとなっており、街中から山道といったオン/オフロードでも見やすい前方視界を確保。

前席2名、後席3名と計5名乗車が可能で、家族や友人との移動時でも活躍。

プリクラッシュセーフティなどを搭載した予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を採用しており、より安心して運転できるようなサポート機能も充実している。

名前のFJってどんな意味?

そして気になる「ランドクルーザー FJ」のFJの意味。これは、トヨタがランクルで“自分らしく楽しむ自由”というコンセプトからつけた「Freedom&Joy」の意味が込められている。

過去にトヨタから発売されていた「FJクルーザー」の後継だからでは? と思った方もいるだろうが、「FJクルーザー」はトヨタ公式によると「ランドクルーザー」と1960年~1984年にかけて生産された「FJ40」の造語だという。

FJクルーザー(トヨタ)

発売は2026年!? 続報を待て!

クロカンらしいデザインに、コンパクト化されたボディ、高い悪路踏破性などから、大人気間違いなしの「ランドクルーザーFJ」。発売されれば、予約が殺到することも予想されるため、気になるユーザーは続報を要チェックだ。

トヨタは、10月30日から11月9日にかけて開催されるジャパンモビリティショーにも「ランドクルーザーFJ」を出展予定としている。

ランドクルーザー“FJ”のスペック(プロトタイプ)

全長(mm)4,575
全幅(mm)1,855
全高(mm)1,960
ホイールベース(mm)2,580
乗車定員2列シート5人乗り
エンジン2TR-FE 2.7Lガソリンエンジン
駆動方式4輪駆動(パートタイム4WDシステム)
トランスミッション6 Super ECT
最高出力120kW(163PS)
最大トルク246N・m

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