川村光太郎さんの気になる“バサクラ”情報!プラクティスで感じた手応えは…。 新アイテムのプロモーション撮影も!

全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回も利根川に五三川と盛りだくさんの内容!利根川ではBasser Allstar Classicのプラクティス、そして五三川ではなんと、来年リリース予定の新作アイテムのプロモーション撮影の模様をお届けします!

●文/写真:川村光大郎

まずはBasser Allstar Classicのプラクティスから!

この一週間は、利根川と五三川へ釣行しました。利根川へは来月末に控える、Basser Allstar Classicのプラクティスにて。

霞ヶ浦が会場だった昨年はロングランを強いられる利根川はプランから外しましたが、今年は利根川会場ゆえ外せません。水中堤防や浅い岩盤など危険個所が点在する利根川ですが、昨年、タクミが下流から上流までを一緒に走ってくれた時の航路を頼りに・・・ボートを走らせながら気になるエリアに立ち寄るのですが、岸へ寄ったり支流に入っていくのは慎重になりますね。

で、その水域の広さに対して、バスの魚影は薄い印象・・・やっとキタ!と思ったらシーバスでしたし・・・。変動する水位にもよりますが、岸沿いは大半が浅すぎるし、水深がある消波ブロックは距離が長いうえ奥行きもあり効率が悪い・・・。

今はハッキリ言って苦手なフィールドタイプですが、これから通い込んで利根川を好きになれるのか!?最低でも、苦手意識は払拭したいところです。

ひたすらノーバイトタイムが続いていたところから、突如グッドサイズが2連発!ビーブルを引ったくる強いバイトでしたが、たまたまタイミングが合ったような釣れ方・・・。これを狙って釣れるようにならないといけませんが、今のボクにはまだイメージできないかな。通って覚えていくしかないですね。

五三川へは、ダイワの撮影にて。

来年リリースとなるアイテムのプロモーション撮影でした。よって、詳細は明かせないのですが・・・。

この手の映像は、イメージカットや製品解説の撮影に時間を割きます。釣り時間は限られますが、釣果よりも商品の特長や魅力を伝えることが大切なので、ボクも釣りをしたい気持ちよりも内容のある映像にすることに注力します。が・・・やっぱり釣果も求められるんですよね。しかし、晴天に流れが生じていないタイミング。

ジョリーに小バスが来たのみで、釣れる気配ナシ・・・。

物撮りをするとのことで護岸でウトウトし、起きると!やりたかったスポットが空き、風も吹き始めている!

「今がチャンス!」とすぐに再開し、ブレーデッドジグ(ブレードジグ3/8oz+ヴァラップスイマー)で護岸の中層を巻きます。そしてすぐにガツン!と引ったくったのは、太ったグッドサイズ!

紙一重での成功となりました。

ブレードジグは久しぶりに使いましたが、樹脂素材のブレードとヘッドとの接触音が独特で、警戒心の強いバスにも効くと感じています。

トレーラーのヴァラップミノーは、エラ辺りでカットしてやや背中よりにフックを刺し進めるとフックサイズにもマッチします。 また、太くなる切り口の腹側を斜めにカットすると、一体感が向上してよりいいかな。

釣り込んだワケではないも、五三川も秋らしくバスが散っている印象を受けました。岸沿いにバスは少なく、沖に出ているバスが多いんじゃないかな、と。バイブレーションプラグやフリーリグ&キャロライナリグなど、広範囲を探るのに向いたルアーやリグがマッチしそうでしたね!

最後に、動画の告知をさせてください。

先日ボトムアップのYouTubeチャンネルにて、霞水系でのクネリーの実釣解説を公開させていただきました。

推奨リグや性能を引き出すリグり方など、釣果にお役立ていただける内容です。釣果も出ていますので、釣れるイメージも沸きやすいかと思いますよ!

アングラープロフィール

川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。

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