
全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。今回も利根川にてBasser Allstar Classicのプラクティスの模様をお届けします!水温ががくっと下がり、タフな状況だったようです。
●文/写真:川村光大郎
今回も利根川でオールスターのプラクティス!
この一週間は、利根川へ2回ボートを浮かべました。今回もオールスターのプラクティスゆえ、釣ることよりはフィールドを把握することがメイン。とはいえ、釣って自信もつけたいところですが・・・
まず、ここ一週間ちょっとの間に冷たい雨が入ったことで、水温がガクッと下がりました。エリアによって多少の差はあるも、10/6には25℃台あったのが、10/12には21℃前後、そして10/15は19℃前後と、急降下。
その影響あって、バスに限らず魚の元気がなかったように感じました。利根川に関してはボクの理解度が低いこともあって釣果は参考になりませんが・・・両日とも1匹のみ。苦手意識はぬぐえませんが、フィールドに出れば少しでも収穫はありますから通うしかありません。
さて、さして参考にならない釣果ながら、ヒットルアーはクネリーのテキサスリグとスナックジグ+スクーパーフロッグ。クネリーのテキサスリグは、フィールドスタッフの佐藤健一郎が良く釣れると教えてくれたメソッド。ブッシュなどのカバー直下に吊るした状態で誘っていると食ってくるそうな。
見た目の動きは美味しそうに見えないのですが、釣果写真が何枚も送られてきたら試さないワケにいかず。が、“中層垂れ下がりブラブラ” はボクにはピンとこず、なら「ストン!」とクネリ落とした方が釣れそうに思えてくる・・・
ならば、着底したときにフレアしたらどうだろ!?なんて、テールを4つに割いてみたら1匹キャッチ!でも、翌日に会社の水槽でアクション確認したらフォール中にクネらなくなっていて、そのままの方がいいかな、と。“中層ブラブラ”も“クネリ~ストン!”も引き続き試してみます。今回は、フィールドコンディションもイマイチでしたので。
もう一つのスナックジグ+スクーパーフロッグは、スクーパーフロッグダディやマグナムで実績のあるジグストセッティングのミニ版ですね!スナックジグはスカートが細いので、フィネスワームとの相性も良いのです。
ベイトフィネスタックルでのジグストは、食い渋った状況なんかでハマる可能性があると期待しています。
そんな感じでフィールドチェックしつつ、リグも模索しつつ・・・本戦までに光明を見出せるよう尽くすのみ!
最後に動画の告知をさせてください。
ダイワのYouTubeチャンネル『Ultimate BASS』にて、「SCファイヤーフラッシュF-spec」の実釣解説が公開されました。
すでにリリースされているロッドで、本来なら発売前に公開されるべき動画でしたが、撮っていなかったという・・・。本来ショアコンペティションは5本完結のシリーズでしたが、シビアな場面において必要性に迫られ開発に着手したモデル。その特徴とコダワリの全てを熱く語らせてもらいました。
いい釣りしていますので、ロッドの紹介抜きにも観ていただきたい内容です!
アングラープロフィール
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。
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