
ハードルアーをまっすぐに泳がせることは基本中の基本。しかしながら、それを逆手に取ったテクニックも実在する。レジェンドアングラー並木敏成さんも実践する、アイチューンでクランクベイトを横に泳がせるテクニックを紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
アイチューンでクランクベイトを”横”に潜らせる温故知新テク
ラインアイをあえて曲げて横に進ませる
本来真っ直ぐ泳がせるためのトゥルーチューンを逆手に取った、クランクベイトの裏技。アイの曲げ具合は、ゆっくり巻くと斜め下に潜り、ミディアムファストでかなり真横に進んでいく、そしてさらに速く巻くと水面に出てしまうくらいがちょうどいい。
泳がせたい方向に向かってアイを傾けるだけの簡単チューニング。曲げ具合はルアーの泳ぎを見ながら調節していこう。やりすぎると破損に繋がるので注意。


おススメクランク:ブリッツMR[O.S.P]
2mダイバーなら横方向に2m進む
ハイピッチにキビキビ泳ぐクランクでないと横に潜行する能力が引き出せない。
カバーに自ら進んでいくクランク横泳ぎ
湖上に係留してある船はバスが身を隠せるカバーだが、この下を直接狙うことができるルアーは、このパターン以外なかなか思いつかない。アイチューンしたクランクなら、誰でも簡単に警戒心の薄いバスにアプローチ可能だ。左右それぞれに曲がるクランクを用意しておけば効率も倍増。
※係留船を狙う場合はマナーを守って釣りをしましょう。
係留船、オーバーハング、岩盤、桟橋など、クランクベイトのアイチューンテクが使える場所は多い。かつては霞ヶ浦水系の垂直護岸でも威力を発揮した。オカッパリでも活用できるのでぜひ試してみてほしい。
動画でもそのテクニックを公開!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 1
- 2












