DAIWAから登場する“自動通報機能”付きライフジャケット。落水を検知して瞬時に通知する仕組みとは?『桜マーク』付きで国土交通省の認証も。

万が一の落水時に浮かせるだけでなく、瞬時に通知をしてくれる次世代のライフジャケットがDAIWAから登場。桜マークにも認証されており、安心して使える釣りの必需品だ。

●文:ルアマガプラス編集部

「浮かせて知らせる」新時代のライフジャケットが登場!

万が一の落水時に、自動で膨らんで浮かせるだけじゃなく、自動で通報までしてくれる。そんな次世代のライフジャケットがついに登場した。その名も『インフレータブルアラートライフジャケット(ウエストタイプ自動・手動膨脹式)』

従来のライフジャケットは“浮かせるだけ”が用途だったが、このライフジャケットはそれだけではない。海に落ちた瞬間、内蔵された落水検知ユニットが海水を検知。

Bluetoothで接続したスマートフォンアプリ「JM-Safety」を通じて、周囲約10km以内のアプリユーザー、事前に登録した見守りユーザーにSOSを自動送信(最大2名)してくれる。通知を受けたユーザーは落水時間と位置情報(経度緯度)が自動で共有される。

海中への落水を即時自動通報する落水検知ユニット。※海水専用 [写真タップで拡大]

最大2名までの対象ユーザーへ通報。 [写真タップで拡大]

見守りユーザーには落水がプッシュ通知で知らされる。通知を確認後、落水者の安否確認と必要に応じて海上保安庁などに連絡すれば、ほぼ最短で救助要請が行える。GPSによる経度・緯度の共有も可能なため、命を守る最短の救助が可能だ。

また、落水時にスマホを守る浮力付きのネックストラップケースが標準装備されており、スマホを水面より上にキープしてくれる。

ジップ付きの防水袋と併用するとさらに安心。

ジャケット本体は腰巻きタイプで、しっかり体にフィットする立体裁断。左右にはDリングも付いていて、アクセサリーパーツの取り付けも自由自在。厚みはわずか約5cm。ボートの船縁を歩いても引っかかりにくいのが嬉しいポイント。

狭い船内などを歩く際に引っかかって転倒しないようにコンパクト。

落水するとO字型の気室が飛び出し、安定した浮遊姿勢を確保。さらに、国土交通省認定のTYPE-A(桜マーク付き)なので、遊漁船でも安心して使える。浮力は7.5kgを24時間キープ。重さも約0.7kgと軽量で、長時間着けてても疲れにくい。

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国土交通省型式承認品で安心安全。 [写真タップで拡大]

自動通報機能は海水専用

ただし、搭載されている落水検知ユニットは海水専用。淡水では作動しないので注意が必要だが、海での釣りや船遊びにおいては、まさに「命を預けられるギア」だ。

●サイズ:フリー ●価格:34000円(メーカー希望小売価格)

釣りの現場で一番怖いのは、落水しても誰にも気づかれないこと。その不安をこのライフジャケットが解消してくれるはず。“浮いて知らせる”新時代のライジャケを装備しておこう。

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