【ジャンボフェリーで楽々!島釣行】秋の小豆島で釣りを楽しもう。癒しのターゲット達が沢山!

【ジャンボフェリーで楽々!島釣行】秋の小豆島で釣りを楽しもう。癒しのターゲット達が沢山!

瀬戸内海では淡路島に次いで2番目の大きさを誇る小豆島。島の周囲は約140kmもあり、波止や砂浜、ゴロタ浜、磯といった多様なシチュエーションで釣りを楽しむことができる。豊かなのはフィールドだけではなく、狙える魚種も実に多彩。とくに秋~初冬は釣りのベストシーズンと言え、ルアー・エサ釣り問わずさまざまなターゲットが釣り竿をしならせてくれる。ここでは秋~初冬にかけて、小豆島で狙えるおすすめのターゲットを紹介しよう。

●まとめ:ルアマガプラス編集部

釣りもの多彩! 秋の小豆島 おすすめターゲット

ファミリーフィッシングにピッタリ! 「アジ・サバ・イワシ」

島内各所の波止や岸壁からのサビキ釣りで狙うことができ、回遊に当たればアジを中心に短時間で数釣りを楽しむことができる。アジのアベレージサイズは15㎝前後だが、シーズン終盤の初冬には20㎝クラスのグッドサイズがヒットすることもある。

最近ではゲーム性を求めてルアーで狙う人も多く、繊細なタックルでのスリリングなやり取りは一度体験すると病みつきになること間違いなし!

メインターゲットはアジ。サビキ釣りなら朝夕のマズメと満潮が重なるタイミングが狙い目で、ルアーで狙うならナイトゲーム主体で常夜灯周りで竿を出したい。

日によってイワシやサバが多く混じることも。数も型も狙える。

「チヌ」

波止や地磯からのフカセ釣りやブッコミ釣りで狙うことができ、水温がまだまだ高い秋は小型~中型がメインとなるものの数釣りが期待できる。水温の低下とともにサイズアップが見込め、春の乗っ込みシーズンには年無し混じりで2ケタ釣果もめずらしくない。

小豆島周辺はチヌ(キビレ)の魚影が濃く、さまざまな釣法で狙うことができる。

魚影の濃さはピカイチ 「マダイ」

小豆島一帯は潮通しのいいポイントが多く、岸からマダイが狙える釣り場が多い。フカセ釣りやカゴ釣り、投げ釣りなどのエサ釣りが主流だが、最近ではタイラバと呼ばれるルアーをキャストしてマダイを狙う「ショアラバ」と呼ばれるスタイルも人気。この釣りではマダイ以外にシーバスやヒラメ、マゴチ、アコウ、青物などがヒットしてくることも。

イワシなどの小魚をメインに捕食しているときはワーム(ジグヘッドリグ)やメタルジグなどでも攻略可能。

ショアラバで狙うなら、タイラバは水深や潮流に応じてウエイトを調節しよう。30~40gを中心に、潮流が速い場所では50~60gクラスも準備しておきたい。

昼夜を問わず楽しめる 「アオリイカ」

秋は小型が中心ながら数釣りが期待できる。シーズン初期のアオリイカのサイズが小さいときは2.5~3号のエギを主体に、晩秋~初冬にかけては3.5号を使うとよい。1カ所で粘るのではなく、数投ごとに移動を繰り返して広範囲を探ることで釣果アップが期待できる。

秋は波止や岸壁、磯、サーフなど、いろんなポイントで手軽に狙うことができる。なお、イカスミで波止が汚れてしまった際はきれいに洗い流しておこう。

春から初夏にかけては1~2㎏クラスの大型を狙うことができる。

秋は青物狙いの絶好期 「青物(ハマチやサワラ)」

イワシやアジといった小魚が接岸しやすい秋は青物の回遊が見込める。メインターゲットはツバス(ヤズ)~ハマチで、まれにサゴシ(サワラ)がヒットすることもある。メタルジグを使ったショアジギングがおすすめだが、朝夕の魚が上ずりやすいタイミングではミノーやトップウォータープラグも効果的。

30~50g前後のメタルジグを使ったライトショアジギングで狙うのが一般的。サビキ釣りで釣り上げたアジやイワシをエサにした泳がせ釣りでも狙うことができる。

エサとなる小魚がいれば青物以外のフィッシュイーターがヒットしてくることも。

1年通して楽しめる 「根魚(メバル・カサゴ、アコウ)」

水温の低下とともに釣果が上向いてくるのがメバルやカサゴ、タケノコメバルなどの根魚たち。ウキ釣りやサグリ釣りでじっくり狙うもよし、機動力に優れるルアーでテンポよく探るのもおもしろい。また、夏~初冬にかけてはアコウ(キジハタ)の実績も高いので、専門に狙ってみてもいいだろう。

常夜灯周りはメバル狙いの一級ポイント。ただし、人気があるがゆえに釣れるのは小型~中型が中心となる。良型に狙いを絞るのであれば、「流れが速い」「常夜灯がなくて真っ暗」といった釣りづらい場所で竿を出してみよう。

水温が下がりきる前ならアコウ狙いもおすすめ。ルアーやサグリ釣りで狙ってみよう。

群れが入れば数釣りも有望 「タチウオ」

年回りによって釣果は大きく変わるものの、10~12月にかけては夜釣りでタチウオを狙うことができる。身幅が指3本前後がアベレージサイズだが、まれに4本や5本クラスの良型もヒットする。釣り方はテンヤを使った引き釣りやウキ釣り、サグリ釣りで、エサは冷凍のキビナゴやイワシ、サヨリなどを使う。タチウオが狙えるポイントは混雑しがちなので、マナーを守って釣りを楽しみたい。

広範囲をテンポよく探れるテンヤを使った引き釣りやルアー釣りがおすすめ。潮流が緩い場所でじっくり探りたいときはウキ釣りがおもしろい。

回遊に当たれば短時間で数釣りも可能。事前にエサをセットしたテンヤを複数準備しておくことで手返しよく釣りをすることができる。

価値ある1匹を求めて 「カレイ」

秋から春にかけて砂浜や波止からの投げ釣りではカレイが狙える。シーズン初期はフグやベラといったエサ盗りが多いため、塩ホンムシやユムシ、コウジなどの身持ちのいいエサを持参したい。狙えるのは25~35㎝クラスのマコガレイが中心で、40㎝オーバーの良型や50㎝クラスのイシガレイがヒットすることも。

近年、瀬戸内では釣れにくくなったと言われるカレイだが、釣り場や入釣するタイミング、狙いどころをしっかり定めれば釣果は期待できる。

地形や潮流などの変化のある場所を狙うのが釣果を上げるコツ。潮流が速い場所では重いオモリで強引に仕掛けを止めようとせず、仕掛けが安定するまで流して止まったところでアタリを待つとよい。仕掛けが止まる=地形が変化している証拠だ。

情報提供:トミオカつりぐ
住所:香川県小豆郡土庄町淵崎甲2928-7
電話番号:0879-62-3598

島内で釣りを楽しむ際はルールやマナーを守り、地元住民や漁業関係者の迷惑になる行動は控えよう。

・駐車禁止エリアや私有地、地元の方や他の車の通行の妨げになるような駐車はやめよう。

・立入禁止場所で釣りをしない。

・係留されている漁船に乗り込んだり、漁具などに触らない。

・夜間や早朝は大きな声で喋らない。

・自分が出したゴミは持ち帰る。

香川県に来るなら高松沖の船釣りもぜひ!

香川県の高松沖は国内でも屈指のマダイ釣りの好フィールドとして知られ、県内はもとより県外からも多くのマダイファンが訪れる。一帯の海域では「タイラバ」と呼ばれるルアーを用いた釣法がベーシックで、マダイ狙いで出船している遊漁船も多く1年を通してマダイを狙うことができる。

一帯のベストシーズンは春と秋。数・型ともに期待できる時期で、アタリの数が多いことから入門するのにもピッタリ! 水温が高い夏場は30~40㎝前後の小型~中型がメインとなり、水深10m以浅のシャロ―を狙うことも。こんなときはバーチカルだけではなく、スピニングタックルを用いたキャスティングスタイルが威力を発揮する。

また、冬期はアタリの数は減るものの、60㎝や70㎝クラスの大型がヒットしやすく、80㎝オーバーの実績も。少ないチャンスを確実にものにするためには忍耐力と集中力が必須。腕を磨くには最適の時期と言える。

さらに、高松の遊漁船ではマダイ以外にもヒラメやタチウオ、アオリイカ、青物、根魚などシーズンに応じたさまざまなターゲットを釣らせてくれる。タックルの貸し出しをおこなっている遊漁船も多いので手ぶらで釣行することも可能だ。小豆島での釣り&観光と併せて、高松沖での船釣りも楽しんでみてはいかがだろう。

使用するタイラバは45~80gのタングステン製が中心で、ネクタイはレッドやオレンジのカーリータイプが人気・実績ともに高い。

高松沖では1年を通してマダイを狙うことができ、内海ということもあってよほどの荒天でない限り出船可能。

小豆島・高松へ釣りに出かけるなら『ジャンボフェリー』が便利!

神戸港と小豆島・高松を1日4便で結ぶ「ジャンボフェリー」は釣行スタイルに合わせて使える 早朝便・深夜便 を運航中。

車やバイクのまま乗船でき、船内ではゆったり仮眠しながら目的地へアクセス。タックルや大型クーラーなど、荷物が多くなりがちな釣り遠征との相性抜群。金曜の仕事終わりにそのまま深夜便に乗船すれば、土曜の朝には小豆島・高松の釣り場に立てる。

宿泊費なしで“0泊2日弾丸釣行”が叶うのもフェリーならでは。

所要時間
神戸 → 高松:約4時間30分
神戸 → 小豆島:約3時間10分(夜行便は6時間30分)

座席は、自由席に加えて個室、リクライニング席、横になれるのびのび席など旅のスタイルに合わせて選択できる。(※要追加料金)

移動中にお風呂に入れるのもフェリー旅の醍醐味。

船内グルメも要チェック

香川の名店「山地蒲鉾」のえび天がどんと乗った「やまぢのえび天うどん(490円)」は思わずリピートしたくなる旨さ。

のんびり移動して、思い切り釣る。フェリー旅だからこそ味わえる瀬戸内の釣行体験を。

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