『ワイルドハンチのディープモデルは作らない』清水盛三のディープクランク論(2ページ目)

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清水盛三(しみず・もりぞう)
国内トーナメントで数々の成績を残したあと、02年から単身渡米、以来18年まで米国トーナメントで活躍した。クランクベイトをはじめとした巻き物の釣りを得意とするパワーフィッシャーマンで、その知識と経験は自身のルアーブランド『モード』に注ぎ込まれている。2006バスマスターエリート・ケンタッキーレイク戦優勝、2011/2014/2015バスマスタークラシック出場、2022バサーオールスタークラシック優勝など。1970年大阪府生まれ。

2024年の清水盛三さんにとってDDエックスオーバーはシャローが沈黙したときのまさに「お助けルアー」だった。
©サンテレビ『THE HIT』

清水盛三さんのアメリカトーナメントでの活躍はディープクランクなしには語れない。

Xオーバーと比べると実は形状がかなり異なる。兄弟分にして異質な存在。それぞれの個性を最大限に引き出す形状の終着点だ。

DDエックスオーバー
[モード・エバーグリーンインターナショナル]
全長:100mm
重量:29.5g
カラー:全10色
※画像カラーはブラウンベルベット

水質別にカラーの使い分けを聞いてみると机上のルアーがこのように分類された。上段がマッディ、中段がステイン、下段がクリアウォーターだ。

清水盛三にとってクランクベイトのカラーは釣るための重要な要素。手に持っているのはKO-ワカサギ。

●カラー:コークスクリュー

●カラー:ブルーギルチャートベリー

清水盛三 ディープクランク用タックル
ロッド:デパシオン・プロト7ft台
リール:ジリオン SV TW 1000(ギア比6.3)[DAIWA]
ライン:エクスレッドNS 10lb[東レ]

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。