デジタル制御のブレーキシステムを導入し、スマートフォンと接続できるIM Zシリーズ。第3弾として登場したのがφ34ミリスプールを搭載した100番モデルだ。プロフェッショナルアングラーは日々の現場でこのリールをどう使い、どのような感想をもったのか。リアルな声をお届けしよう。
●文:ルアマガプラス編集部
佐々木勝也
ささき·かつや／霞ヶ浦水系や房総リザーバーをメインに活躍。そのフィールドのマックスサイズを釣ることに長けた、優れたデカバスハントの嗅覚を持つアングラー
スプールの軽さからくる圧倒的立ち上がりの良さ
これまでのIMZシリーズはビッグベイトなど重量があるルアーで使っていたのですが、ついにオールマイティに使えるドンピシャの番手が来たなと。
φ34ミリのスプールだけあって使えるルアーの幅がかなり広がりました。
14ポンドラインを巻いてミディアムヘビーロッドに組み合わせて、フリーリグ、ラバージグ、高比重ワームなどカバー系のいろいろな釣りに使っています。特に10～14グラムクラスのルアーはかなり扱いやすいですね。そこに、ちょっと軽めのものが投げたくなっても対応できる。
IMZはブレーキセッティングが多彩で、一台のリールの中に、何台ものリールの性能が入っているのと同じです。
そのIMZのメリットがφ34ミリで使えることのメリットは大きいですね。遠投したいならロングキャストモードにすればいいし、SVっぽく使いたいならマックスブレーキモードにすればいい。
IMZのスプールはインダクトローターが本体側にあるのでスプールが非常に軽く、立ち上がりがいい。遠投はもちろん飛びますし、カバーにジグをスキッピングで入れていくこともできますよ。
IM Z TW 100-C（DAIWA）
●重量：205グラム ●ギア比：6.3、7.1、8.5 ●巻き取り長さ（センチ／ハンドル1回転）：67、75、90センチ ●標準巻糸量：ナイロン16ポンド-100メートル。PE2号-200メートル ●ハンドルアーム長：90ミリ ●ベアリング（ボール/ローラー）：12/1 ●最大ドラグ力：6キロ ●スプール寸法（径ミリ）：34ミリ ●スプール寸法（幅ミリ）：24ミリ ●価格：11万8250円（税込み）
バス釣り完全対応のベイトリールの革命児
スマートフォンと連携することで機能のアップデートや飛距離などのデータを確認·記録することができる次世代のベイトリール。スプールがφ34ミリになったことで、バスフィッシングで使う幅広いルアーウエイトに対応。まさにバスアングラーにとってド真ん中のバーサタイルリールになっている。
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