ニジマス放流後の亀山湖の状況は?ニジマス喰いならやはりこのルアーがオススメ!【つきぬけろ! オリキンもばいる】

関東のブラックバスフィールドを中心に活躍する、エキスパートアングラー折金さんの連載「つきぬけろ! オリキンもばいる」。今回はニジマス放流後の亀山湖へガイド出船!バスのフィーディングを狙うときに気を付けるべきポイントとは。

●文/写真:折金一樹

ニジマス放流後の亀山湖でガイド出船!

今年も亀山湖のニジマスパターンが始まりました。放流は11月14日。H-1最終戦と重なっていたので、放流直後は釣りには行けていませんでしたが、その週末からは続々と50アップが釣れていた状況でした。放流後の亀山湖へは翌週の平日にガイドで出船。

とりあえず近場から探っていくと、バスの反応が多数。レクチャーしながら攻めて貰いますが、バイトには至りません。30分ほどして、お客様から投げたり巻いたりの動作を実際に見てみたいと、釣りのリクエスト。

基本的にガイド中は釣りをしないのですが、お客様のご意向にはお応えしています。お客様自身のタックルで数キャスト。後で勉強したいとのことで、スマホで動画も撮影。そして口頭で解説しながら、巻いていると、ゴン!と明確なアタリ。咄嗟にアワセ。反射的に体が動いていました。

上がってくるとかなりでかい。何と56センチの立派なバスでした。どうにかお客様に釣って頂きたかったバス。素直に嬉しいとは言えませんが、お客様が喜んでくれたのでヨシです。その後は、お客様に明確なバイトがあったもののアワセきれず。そのワンバイトのみで終了となりました。

後日のお客様は見事に当てました。なんとガイド記録の58センチ。

毎年この時期に放流されるニジマス。その動向は養殖されたニジマスだけになかなか捉えづらいというのが実際のところ。去年と異なる事といえば、去年よりも水質がクリアなので、ニジマスが良く泳ぎまわって、湖全域に広がるスピードが早かったと思います。日々のボート屋さんの釣果や実釣でもそんな感触です。

その為か、魚探に映るニジマスは去年ほど多くはありません。もちろん全てを探しまわった訳ではないので、気づかない場所にいたりするかもしれません。ただ、そのニジマスにバスがゾロゾロ着いていくかと言えば、多くはそうではない気がしています。

エリア毎にバスが集まるような場所があるのは事実ですが、スクーリングするスモールマウスとワカサギの群れのような関係性は無いような気がしています。ですので、ニジマスとたまたま出会う確率が高い場所、またはたまたま出会った時にフィーディングするようです。

肝心のそのタイミングはなかなか解りづらく、察しようがありませんが、ポイントは、マズメ時、風が吹いた時、曇天や雨の日は少し確率が上がるタイミング。ただ、晴天無風の日中も釣れることがあるので、油断は禁物です。

ルアーは色々と試しましたが、やはりカレン180は反応が良好。リップと硬いヘッドの水を掻き分けるパワーでスイッチを入れて、テールのソフトマテリアルの喰わせ力。加えてボディが大きく折れ曲がる事も、フッキングのし易さやバラシの軽減に役立っているように感じます。

それとは対局に、全てソフトマテリアルのスイムベイトも釣れています。こちらはゆっくり、スローにが基本。追尾してじらして最後に喰わせるような釣り。どちらともかなり反応はかなりありますが、喰わせきれずがほとんど。言うほど簡単ではありません。

喰うとなったら、ガッツリバイト。アタリは分かりやすい事が多いです。

その他レギュラーサイズのフィーディングも釣りやすくなってます。

紅葉もピーク。今なら釣りと景色と2倍お得です!

トーナメントエリアである利根川、霞ケ浦水系ですが、かなり難しいとの話。トーナメント結果もどのようなドラマがあるか今から楽しみです。

それではまた次回!

折金一樹(おりかね・かずき)

ホームの房総リザーバーで培ったテクニックはボーダレス。DAIWA、O.S.Pプロスタッフ。自身のYouTubeチャンネル「オリキンちゃんねる」では、オリジナルの動画コンテンツを積極的に配信中。

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