
全国のバスフィールドを飛び回る川村光大郎さん。遂に『Basser Allstar Classic』開幕!土壇場で奇跡を起こす?!果たして結果は・・・
●文/写真:川村光大郎
Basser Allstar Classicに参戦!
まずはプラクティスから。
更新が空いてしまい申し訳ありません。Basser Allstar Classicを終えました。今年から会場が利根川に戻ったことで、またイチからのプラクティスとなりました。
国内最大級の河川かつ単調な景色が続くシチュエーションゆえ、「際立った条件に絞って見ていこう」と思いましたが・・・各所にある消波ブロックは季節的に考えても外せないながら、その距離も幅も水深も、他のフィールドとは比較にならないほど広大・・・穴撃ちなんて、途方もない作業です。
バンク沿いを観察しながら、条件の良さそうなストレッチにあるカバーもチェックしていきますが、それも確率低し。バスからの反応があれば絞り込んでいけるのですが、あまりの反応の無さに手がかりに乏しい!6連続デコなんてこともあり、11月に入ってからも3日に2日のペースでデコる・・・。ただ、手応えが全くなかったワケではなく、利根川本流の消波ブロックを攻略する光明はありました。
それは、プラクティス終盤にメタルバイブ(フルーミー7g)を試したところ、1400gクラスと1200gクラスが連発!ソフトベイトによる穴撃ちではバスとの遭遇率が低すぎると感じ、もっとスピーディに探れつつバスへのアピールも強いことで試しての成果でした。
本戦でメタルバイブを使う選手もほぼ居ないであろうことも、アドバンテージになる可能性を感じました。そして、本流の上流域でもグッドサイズを含め連発した崩落ストレッチがあり、水深や地形の条件からも一級!だけど、何艇も立ち寄りそう・・・で、時間を費やすのはレンタルボートでも釣り慣れた長門&将監川と決めました。
だた、ハイシーズンは釣れていましたが、プラクティス期間はバイトが遠く、普通にデコる。サイズ的にも勝てるポテンシャルが無いことは明白でした。それでも、ボクの釣りが生きるとすれば、シャローカバーが豊富にあるこのシチュエーション。オールスターは、自分が得意な釣りで勝負しないと太刀打ちできないとも思っているからです。
よって、理想的な展開とすれば、利根川で1~2本のグッドサイズを入れたうえで、長門&将監でリミットメイクする。よほど上手くいっての想定ながら、これを2日間達成することがボクが勝てる展開だろうと。
Basser Allstar Classic、開幕!
スタート前
将監川です。
当日の展開はライブ配信およびアーカイブを観ていただいた方も多いかと思いますが・・・思惑どおりには全然いきませんでしたね。ただ、初日は起死回生のビッグフィッシュに、2日目はキロフィッシュの2投連続ヒットと、まさかのコトが起こりました。
それも、両日とも釣り時間残り20分を切っての土壇場で!詳細は来月号のBasser誌にて記されますので、ぜひご購読いただきたいと思います!
2位&ビッグフィッシュ賞は、実力以上の結果でしょう!
本来悔しい順位ですが、青木大介がブッチ切ってくれたおかげで悔いることもなく。
まさにオールスターなメンツにあって優勝争いを味わえたことはよくやったと思える一方で、一度でいいから勝ちたいですね。
使用タックルはコチラ。
翌日からは開発やらモロモロ、一気に現実へ。しばらく仕事ホッタラカシでしたからね、追いつかないと。
次回の更新までに釣り行けるかな~!?
アングラープロフィール
川村光大郎(かわむら・こうたろう)
陸王5冠、バサーオカッパリオールスタークラシック3度制覇など、その実力が証明されている岸釣りの天才アングラー。ボートでの釣りも高いスキルを持つ。代表を務めるボトムアップでは、数々の傑作ルアーを設計。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 1
- 2















