冷たい雨で水温6度台でもバスは釣れる!ハードベイトの達人が教える『フランジャー』のチューニング方法【鈴木翔の”SHOWUP!!”】

鈴木翔さんの長門川・将監川釣行レポート。雨も手伝って水温は低く6度台。それでも釣っている人は釣っている! ヒットルアーはボトムアップのジャークベイト、フランジャー!

●文:鈴木翔

West Boat Cup エキシビションマッチ!

こんにちは! 鈴木翔です。

師走も中盤に差し掛かり、いよいよ年末感が出てきましたね。

先日12/14(日)は、長門川・将監川にて開催されている『West Boat Cup』のエキシビションマッチに参加!

当初は朝から大会をして昼過ぎからはBBQの予定でしたが、悪天候が予想されたため、室内での食事会に変更。雨が止み次第、大会スタートという流れになりました。この時期の雨は、体調崩しかねませんからね…。

…と言いつつ、早めに到着してボートセッティングとタックルの準備に費やしました。

さすがに出船している人はいないか…と思いきや、1名出船されていました!

暖かい室内にて食事をしつつ、釣りの話をしつつ、川村さんのオールスターお疲れ様でした会をしつつ…。

雨が収まったので大会スタート!

プランとしては、将監川の中流域2ヶ所をやってから、長門川で水深のあるブッシュへ。途中、佐々木勝也さんに水温を聞かされてビックリ! 6℃台とか!? ガーミン魚探ゆえに低く表示されているとのことでしたが、低水温には変わりなく…。

居ても簡単に食わないだろうと、長門川を諦め将監川の2ヶ所に集中しました。

1ヶ所は水路が流れ込み、深く掘れているスポット。West Boat Cup最終戦のプラクティスで、フルーミーにてグッドサイズが連発したスポットでもあります。

最終戦ではキャットフィッシュに終わりましたが、今回もフルーミーでヒット!

が、またしてもキャットフィッシュ! 一瞬の「ドキッ!」を味わえました…。

もう1ヶ所の本命スポットは、地蔵橋周辺。バサーオールスタークラシックで川村さんが計3尾のグッドサイズを仕留めたエリアです。

聖地巡礼として、ツルノゲイトウを撃ち、トンネルを撃ち…。ノーバイトにて帰着となりました(笑)。

短時間ということもあり、さすがに全員ノーフィッシュかな?と思われましたが、なんと1名がウエイイン!

釣ってきたのは、ハードベイトスペシャリストの横井丈史さん。将監川下流域の鉄杭が点在するエリアにて、フランジャーのジャーク&ポーズで40クラスをキャッチされていました。

フランジャーは、より浮力を抑えるために大きめのスプリットリング(#4)を付けて調整。板オモリの方が良いとのことですが、雨で濡れて付きづらくなるので、即席でできるスプリットリング追加とのことです。

ちなみに、僕が到着した際に唯一出船されていたのが、横井さんでした。

寒くてもフィールドに出ることで報われる瞬間があるのが、冬のバスフィッシングですね!

アングラープロフィール

鈴木翔(すずき・しょう)

2000(平成12年)11月19日生まれ。香川県出身、茨城県在住。高度な釣りのスキルとルアーに対する確かな選球眼を持ち、その実力は川村光大郎さんも認めるところ。ボトムアップスタッフ、バリバスフィールドテスター。

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