
先日開催されたジャパンモビリティー2025にてハイエースの次世代コンセプトが世界初公開。ビジネスユースだけでなく、釣りやキャンプなどにも使えるクルマとして大人気の現行モデルだが、次世代コンセプトではどのような変貌を遂げているのだろうか。
●文:ルアマガプラス編集部
釣りにキャンプも!大人気なハイエース
今回次世代コンセプトが発表されたハイエースは、ビジネスユースをメインとしたクルマであるが、その高い積載性能から釣りやキャンプなどのアウトドアユーザーからも厚い支持をされているモデルだ。
ハイエースシリーズ(トヨタ)
ハイエース専門のカスタムショップも数多く、キャンピングカーのベースとしても非常に人気。中古車市場でも常に高値で取引がされている。
ハイエース(トヨタ)
世界初公開のハイエースコンセプト
そんなハイエースだが、2025年11月に行われたジャパンモビリティショーでついに次世代コンセプトが公開された。
次世代ハイエースコンセプト
次世代モデルではプラットフォームを刷新。これにより、パワートレーンの多様化が可能になるという。
現行モデルではガソリンとディーゼルエンジンのみの設定であったが、ハイブリッドや燃料電池(FCEV)の搭載が可能に。ハイエースの弱点でもあった燃費や動力性能が改善される見込みだ。なお、このプラットフォームでは駆動方式がFFと4WDになるとのこと。
また、前席の乗り降りのしやすさも向上しており、座面高はミニバンと同程度となっている。
FF化によって床面がフラットになるメリットも大きく、優れた積載能力をしっかりと継承している。
ハイルーフ仕様も公開!
また、会場ではハイルーフ仕様もお披露目。近未来の救急車をコンセプトにした車両になっており、低床構造とハイルーフから生まれる広大なキャビン空間をアピールしていた。
今回発表されたハイエースコンセプトは反響も大きく、SNSでは「実車化が楽しみ」などのユーザーの声が寄せられていた。
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