
関東のブラックバスフィールドを中心に活躍する、エキスパートアングラー折金さんの連載「つきぬけろ! オリキンもばいる」。今回はH-1グランプリ最終戦の新利根川戦参戦レポ!果たして結果は・・・?!
●文/写真:折金一樹
H-1グランプリ新利根川戦に参戦!
まずはプラから。
先週末は新利根川でH-1の最終戦が行われました。下馬評通り、プラではかなり厳しい手応え。水温の低下、不安定な水質、ゲイトウの多さなど、釣れない時のマイナス要因を挙げればキリがありません。
ただ逆を言えば!より絞られる状況であるということ。プラは金土の2日間。2週間前のプリプラで中上流域はさらっと見て、それなりに釣れそうな感じ。ただ時間を掛けて良いならという感触。つまり、時間を使ってわざわざ行くほどのポテンシャルは探せませんでした。
というわけで、直前は下流域に絞ってプラを敢行。初日は中流から下流。2日目は下流から中流を少し絞って。ルアーは、ハイカットシリーズはじめシャッド各種、オーバーライド、ハイピッチャー、02ビート、タイニーBLITZ、ビッグベイトまで。
水位が高かったので初日はシャローを主にチェック。思い付く限りの事をしましたが、完全ノーバイト。2日目は初日に無いなと思ったエリアは除外し、少し絞ったエリアかつ水深も少し深めまで探ります。お昼前に店前のオダまわり。入って直ぐに1本500g位。ルアーはオーバーライド1/2oz。
オーバーライド(OSP)
レギュレーション上でルアーのサイズ規定があるので重めのウェイト。ちょっと重すぎると思っていたものの、バーチカルに攻めるぶんには、フォールスピードやオダに対してのタッチ感が調整できるので、悪くはない感触。本番はライブ禁止なので沖めのストラクチャーは少し手薄になるはずです。
よくよく考えてみると、ルアーに絞って言えば、シャッドやタイニークランクは皆が投げているし、ほとんどの人のタックルに結ばれているようなルアー。にも関わらず釣れていない。つまり、シャローのシャッドの巻きが釣れていないという事実。またそれが信用できるレベルで証明されていると言うことに他ならないのではと言うこと。
それならば他のルアーに勝機があるかも!と言うことでオダでオーバーライドの一点張りとしました。残りの時間はオダの魚探掛け。
オダの吟味、形状や規模の確認。そしてサイドと2DとGPSで本番にしっかり釣りができるレベルで把握する事。ピックアップしたのは10箇所くらい。バスの追加はなりませんでしたが、しっかりと当日に狙いを絞った釣りの準備は出来ました。
そして本番当日。
ボートが出払ってから釣りをスタート。そして何と幸先良く15分位でバスをキャッチ。これは狙うしかない!今回は勝負どころです。しかし、次々にまわるものの、バスかわからないあたりがあっただけでそれ以外ノーバイト。当初の目標の1匹はクリアしたものの、良い展開でもう1匹釣りたかったのが本音。
結果は5位、約100名中、9人がバスをキャッチ。
大きくなくても痺れる1匹!バイトの瞬間は忘れませんね。
今回の立役者、25BLX C66M-ST &オーバーライド!操作感抜群です。
複数匹は優勝者のみという結果でした。上位は十人十色。皆違う場所、釣り方やルアーであったのが印象的でした。そして、釣れなかった人が多かったのもあって、一気に年間順位はアップし3位。ノーフィッシュであった芦ノ湖戦が悔やまれますが、それも実力。来年も頑張ります!
ではまた次回!
折金一樹(おりかね・かずき)
ホームの房総リザーバーで培ったテクニックはボーダレス。DAIWA、O.S.Pプロスタッフ。自身のYouTubeチャンネル「オリキンちゃんねる」では、オリジナルの動画コンテンツを積極的に配信中。
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