
凄腕アングラーには誰しもひとつやふたつ、苦労話や驚きの体験談があるもの。なかでも今回紹介するリアクレこと上田純也さんはネタの宝庫(笑)。新年にふさわしい?運が付きそうな話題をお届けしよう。
●文:ルアマガプラス編集部
profile
上田純也(うえだ・じゅんや)
迷彩柄のウェアに身を包み、常人にはない発想でビッグバスをハントするリアルクレイジーアングラー。ルアーブランド「ドランクレイジー」代表。近年はソルトのボートガイドも営業している。1969年生まれ、兵庫県出身。
流れ込みに鎮座する迷彩服男。
我こそが食物連鎖の頂点
表舞台にはあまり出ない数少ない“本物”。逸話は数知れず…
小・中学生時代は毎日のように朝と夕方に釣りをし、そのころからリアルクレイジーアングラー、“リアクレ”と呼ばれていた上田さん。子供のころの冒険話はいくらでもある。
「1年に500回くらい釣りに行ってましたよ。何日も野宿しながら釣りをすることはしょっちゅうでした。小学生のころからテントで野宿しながら釣りをすることが多かったんですが、友達3人で池の近くで寝泊まりしていたときに、夜に台風で大雨が降ったんです。そうしたら、増水して池の水がテントにどんどん入ってきたんです。風に飛ばされないように3人でテントのポールを掴みながら耐えてたら、テントにウシガエルが何匹も避難してきたんです。水に浸かりながら強風にも耐えつつ、ウシガエルと戦いながら一晩過ごしたのは、今ではいい思い出です。そのころは池が風呂代わりだったし、カップラーメンを池の水で作ったりしてました。野菜も摂取するためにウィードをトッピングしたりして(笑)。昔から迷彩服をよく着ていたんで、陸軍の演習場の近くでキャンプしながら釣りをしたときには、自衛隊の人たちに『お前はどこの部隊だ?』ってライフルで突かれながら起こされたことは何回もありましたね。ほかにも雑誌では載せられない話はたくさんあります(笑)」
上田さんは実はシモ系の逸話が多いことでも知られており…。
「リザーバーで釣りをしていたときに便意を催しまして。ちょうどいいところに流れ込みがあって、これはいい水洗便所があると思ってそのドレインを跨いでうん◯をしてたんですよ。そしたらうん◯が湖に流れていって、それに小さなハゼ系の魚が集まってきたんですね。するとその小魚を目当てに今度はギルがやってきて、さらにデカバスも集まってきた。さらにさらに、見えバスがいるってボートアングラーもやってきたんです。迷彩を着ているからその釣り人は僕のことに全然気づかない。自分の数m先まで近づいてきて、「なんか臭いな?」って言い始めて。もう目の前くらいまできてようやく自分に気づいて、目が合った瞬間、その人は驚いてフルスロットルで逃げていきました。あれは僕も焦りましたね(笑)」


狂ったように釣りをしていたことから、少年時代からリアクレと呼ばれるように。アメリカ映画「若き勇者たち」を見て、サバイバル精神を学び、迷彩柄の衣服を身につけるようになっていった。
現在はソルトでガイドボートも実施。今では自分が釣るよりも、ゲストが釣って喜んでくれることが、何よりも幸せだという。
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
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