バスを実際に釣って検証10本!!『アピールとナチュラルどっちが釣れる?』ほか

バスを実際に釣って検証10本!!『アピールとナチュラルどっちが釣れる?』ほか

ハードベイトvsソフトベイト、アピールカラーvsナチュラルカラーなどなど…、結局どっちが釣れる? そんな素朴な疑問を管理釣り場で検証!勝負につき20分間、どちらが釣れるかを徹底検証してきました。普段釣りに行くフィールドでも通用する意外な発見があるかも?

●文:ルアマガプラス編集部

気になる疑問を徹底検証する、どっちのバス釣り対決SHOW!!

ティーチャー大場

誌面から動画撮影、WEB記事までなんでもこなすルアマガ編集長。多忙で釣りに行けないことを常に嘆いている。編集部一、バス釣りに対するこだわりが強い。

ライター西村

ルアマガでお馴染みの釣りライター。実釣インプレ企画に高頻度で繰り出され、その中途半端な腕前を披露。今一番釣りたい魚は霞ヶ浦のダントウボウ。

宮城アングラーズヴィレッジ

群馬県前橋市にある管理釣り場で、1年中バス釣りが楽しめる。ハイシーズン中はメインの池がブラックバス専用になる。毎週バスが放流され、エサ撒きタイムも頻繁にあるのでバスのコンディションはとてもいい。通称『MAV』

●住所:群馬県前橋市苗ヶ島町1950
●電話:027-283-0161

宮城アングラーズヴィレッジにはバスのほかにストライパーバスやマーレーコッドといった怪魚も狙える。さらに、アメリカンキャットフィッシュがいる下池ではフォーミュラー付きワームの使用も許可されている。

フックはすべてバーブレスに!

エリアフィッシングではフックはすべてバーブレスにするのがルール。プライヤーでカエシを潰せばOKだ。また、バスは地面につけないなど、ルールがあるので事前に確認して釣りを楽しみたい。

BATTLE1 ラトル入りVSノンラトル

ラトル入り ラトリンワイルドハンチ [モード・EG]

ノンラトル ワイルドハンチ [モード・EG]

朝マズメのクランク対決はラトルインに軍配!

まずはクランクベイトのラトルの有無で対決。朝のオープンと同時に釣りを開始したため、バスの反応は良好。良型のバスが次々とヒットする。同一タックルを2セット用意して臨んだ。

大場「結果はほぼイーブン。朝マズメということもあって、ややラトル入りが効いていた? 」

西村「水質は割とクリアだし、ノンラトルが有利かと思ったけど…。池にはいろんな魚種がいるし、水車もいくつかあって騒がしい。水中はけっこう騒がしいから、ラトル入りのほうがルアーが目立ったのかも」

★検証結果★

4対3でラトル入りの勝ち!

朝は活性が高く、どちらのルアーもよく反応した。水質はクリアなのにラトルインが効いたのは少し意外?

BATTLE2 ナチュラルカラーVSアピールカラー トップウォーター編

ナチュラルカラー ポップX [メガバス]FAワカサギ

アピールカラー ポップX [メガバス]ヴァイパーレッド

MAVのバスは派手な色がお好き?

お次はポッパーのカラー対決。アクションは、着水後数秒ポーズ、3回ポッピング3~5秒ポーズでお互い統一した。

西村「アクション後のポーズでガボって食うパターンでしたね。メガバスのヴァイパーレッドは昔から大好きな色! でも正直釣れた記憶はそんなになく…この高反応は意外でした」

大場「ルアーもアクションもほぼ同じで、ルアーの色だけが違うのに、不思議と差がついた。しかも真っ赤な色のほうが釣れるなんて…」

西村「ここではオレンジ色の稚鯉をベイトとして入れているから、派手な色がよく釣れる、というのはあるかもしれませんよ」

大場「常連の方がオレンジ色にペイントしたルアーを使っているのはそういう理由なんですね! 」

こちらがエサとして放流されている稚鯉。派手なカラーが釣れるのも納得の色合いだ。

ポッパーはヴァイパーレッドが超高反応! 西村「赤は攻撃色でもあり、暗い場所ではカモフラージュカラーでもある。けっこう万能な色かも? 」

★検証結果★

1対3でアピールカラーの勝ち!

BATTLE3 ナチュラルカラーVSアピールカラー タイニークランク編

ナチュラルカラー ピング [レイドジャパン] スケベギル

アピールカラー ピング [レイドジャパン] レモンパワー

クリアな水にマットチャートは目立ち過ぎ?

今度はピングでカラー対決。結果は圧倒的にリアルカラーの勝利。

大場「これはもう投げる前から釣れ気ムンムン。管釣りでこのサイズ、そして今の状況を考えればもう釣れるっしょ。実際、このギルカラーがとても水質にマッチしていて、バスが躊躇なく食ってきました」

西村「チャートはバイトやチェイスはあったけど食い切れなかった。もうちょい追わせられれば食っていた、ということはあったから、やっぱり状況にマッチしていなかったのかも。クリアな水質では、このは色はちょっと警戒しちゃったのかな~」

ポッパーとは真逆でナチュラルカラーの勝利というのが、これまた興味深い。

★検証結果★

3対0でナチュラルカラーの勝ち!

BATTLE4 ブレーデッドジグ トレーラーなしVSトレーラーあり

トレーラーなし ベイビージャック1/4oz [モード・EG]

トレーラーあり ベイビージャック1/4oz [モード・EG]+ドライブスティック4.5in SPEC2 [O.S.P]

トレーラーはやっぱりあったほうがいい!

西村「状況的にブレーデッドジグがマッチしていたのか、カバー際を巻くとガンガン食ってきた。しかも釣れるサイズもコンディションも良かったですよ。見えバスにも入れてみたところ、3回くらい食いましたよ。それはバレちゃったんですけど」

大場「圧倒的に差がついてしまいましたね。トレーラーがないと、アクションが暴れすぎて、トレーラーありよりもリトリーブスピードの幅が狭くなりました。見えバスもガン無視…。トレーラーなしで使う場合は、スカートを長くするなどの工夫をする必要がありそうですね」

★検証結果★

0対4でトレーラーありの勝ち!

BATTLE5 ハードベイトVSソフトベイト 朝マズメ編

ソフトベイト ビバのサターンR [ビバ] ダウンショットリグ

ハードベイト カラシスピナー [メガバス]

ハードベイトをやるなら朝マズメで決まりでしょ!

お次はハードベイトとソフトベイトに分かれ、お互い好きなルアーを使っての数釣り勝負。

西村「ソフトベイトなら絶対勝てると思ったのですが、なぜか思ったほど釣れなかった。これまでの流れを考えると、横方向の動きのほうがバスの反応が良かったのかも」

大場「カラシスピナーで3本キャッチ。巻きの釣りなので粘らず、歩きながら次々と場所を変えてランガンできたのがよかったのかも。横の動きに反応する活性の高い魚を拾っていけた感じです」

★検証結果★

1対3でハードベイトの勝ち!

大場がカラシスピナーで連発し、ソフトベイトを完封。朝マズメはハードベイト、というのは本当だった?

BATTLE6 ラバージグVSテキサスリグ

ラバージグ タックジグ3/8oz [ノリーズ]+バルビュータ3.5in [デプス]

テキサスリグ バルビュータ3.5in [デプス] 7gテキサスリグ

ラバージグはデカバスルアー、これは本当なのか?

大場「フルサイズジグは大きいのが釣れる! ということを実証したかったんだけど、反応が悪く釣れたのは1本のみ。サイズも27cmくらいでした。この釣り堀にはちょっとルアーサイズが大きすぎるのかな」

西村「自分は普通にテキサスでカバーを撃っていってバイトがたくさんあった。フォールで食うことが多かったですね。サイズもそれなりに良かったですよ」大場「ネイティブのフィールドでは、ジグはサイズを選べるというのを経験則として感じているんですけどね」

大場はジグをカバー撃ちとスイミングで併用し、西村はテキサスでのカバー撃ちを徹底。この使用法の差も釣果に影響したのかもしれない。

★検証結果★

1対4でテキサスリグの勝ち!

BATTLE7 ライトリグ シェイクVSポーズ

4inカットテール [ゲーリーインターナショナル] 1.1gネコリグ

シェイク中とポーズ中、どっちで食うことが多い?

カットテール4inのネコリグを使って、シェイク中で食うかポーズ中で食うかを対決。

西村「カバーとか杭に入れて、とにかく放置というパターンで5本をキャッチ」

大場「自分は杭や円盤のまわりなどをシェイクしながら引いてくる、というのをやっていたんですが、釣れたのは1本。自分は普段はシェイクし続けることってあんまりないんですよ。シェイクするにしても、必ずポーズを入れてアタリをとる派。連続シェイクに慣れていないので、ついルアーがボトムから離れていってしまう。シェイクし続けてボトムを這わせるのって、結構テクニカルなんだなって再認識しました」

西村「ステイを入れることでボトムを確実に取り直す、という意味でもステイは大事なのかもしれませんね」

シェイク

ポーズ

今回はなぜかポーズ中にバイトが頻発。

西村「アングラーの意図が介在しない放置、これが一番ナチュラルとも言える。松本幸雄さんも、本当にデカいのを狙うときはなるべくワームは動かさないって言ってましたよ! 」

★検証結果★

1対5でポーズの勝ち!

BATTLE8 ソフトベイト ナチュラルカラーVSアピールカラー

房総蛙 [エンジン] グリパンガエル&チャートホワイト5gヘビダン

これだけ差があると理由があるに違いない!

大場「ナチュラルカラーを使って1本キャッチ、バラしは2回ありました。地味な色のほうが釣れるかと思ったんですが…」

西村「日も昇ってきて、バスはカバーに集まっているのかなということで、カバーに入れていったら結構釣れました。カバー内の暗い中でも、このチャートカラーはしっかりアピールできているんでしょうね。あと、自分からも見えやすいし、見えバスを狙っているときに口の中に入った瞬間も目視できます。僕はけっこう派手な色のワーム好きですよ! 」

房総蛙は5gヘビダンで使用。ティーチャーも普段からよく使っているお助け的なリグだ。

チャートホワイトではグッドサイズがよく釣れた。やはりMAVでは膨張色がよく釣れるのか?

★検証結果★

1対5でアピールカラーの勝ち!

はみだし検証 ローギアとハイギアで巻き心地はどれだけ変わるのか?

ローギアのほうがよく潜り、よく動く?

ローギアのほうが水を掴んでよく動いたり潜ったりしてくれるというのが両者の見解。ハイギアのほうがルアーの振動はよく手元に伝わってくるものの、レギュラースピードではルアーを引っ張りすぎているような印象を受けた。ローギアのほうがボトムタッチするまでが早かったという発見もあった。

検証タックル

まったく同じロッドに、リールはアルファスエアのギア比違い(5.8と7.2)、ラインはどちらもフロロ12lbを巻いてテストした。ルアーはワイルドハンチを使用。

速いか遅いか、大きな差が出るギア比の違い

シャローランナー以外はローギアが有利?

最後に、リールのギア比の違いで巻く感触がどれだけ違うのかを検証してみる。使うリールはアルファスエアの5.8(ハンドル1回転58cm)と7.2(ハンドル1回転71cm)。リールのギア比以外はロッドもラインもルアーも同じだ。これをふたりで投げ比べてみる。

西村「ワイルドハンチが綺麗に泳いでいるなと感じたのはローギア。ハイギアはなんとなく暴れている感じがする。そして、ローギアのほうがボトムタッチまでが早い。ギア比の違いで潜行角度も変わっているんでしょう。ゆっくり水に馴染ませたほうが、クランクはより潜るんだと思います」

大場「ローギア・ハイギア両方使いますが、最近は巻き抵抗が強くないものはハイギアでいいと思っていました。ただ、ローギアを改めて使ってみると、メリットはやはり多いなと。僕は長時間釣りをしていると、つい巻きスピードが速くなりがちなので、そこはローギアに助けてもらったほうがいいのかも」

大場はハイギアで巻いたほうが、手元の感度は上がっているという考え。

大場「ハイギアのほうが手元にくる振動が明確にくるから、感度がいいように感じます。ハンドル1回転の間にルアーが振幅する数はハイギアのほうが多くなりますからね」

西村「自分も自然と速く巻いてしまう癖があるから、それを抑えるためにも、クランクベイトにはローギアのほうがマッチしているなと思います。速く巻くことはできても、一定にゆっくり巻くのは難しいですからね」

BATTLE9 ハードベイトVSソフトベイト 日中編

ハードベイト ふく平 [DAIWA]

ソフトベイト カバースキャット 3.5in [デプス]

剛柔ハイヌーン対決はソフトベイトが勝利!

大場「まずカラシスピナーを試したんですが、朝とは違ってまったくチェイスなし。これはもうカバーに入っているんだろうなということで今度はふく平。これをカバーに入れてシェイク巻きしていくも、チェイスのみで残念ながらノーフィッシュ。これだけハイライトになってしまうと、ハードベイトは日中は厳しいっていうのは、ある程度合っているのかもしれません」

西村「自分はカバースキャットやファットヤマセンコーを使っていって、バイト数はかなり多かった。この日の日中は高比重ワームをカバーに入れていく、これが正解パターンだったと思います。まわりを見ても、こういった釣りで釣っている人が多かったですよ」

高比重ノーシンカーでのカバー撃ち、これが日中の正解パターンだったようだ。朝にあれだけ反応があったハードベイトは沈黙…。

★検証結果★

0対7でソフトベイトの勝ち!

BATTLE10 エラストマーワームVSノーマルワーム

エラストマーワーム ツーウェイ エラストマー [レイドジャパン]

ノーマルワーム ツーウェイ [レイドジャパン]

エラストマーは水中での姿勢を考慮しよう

十番勝負の最後はエラストマー対ノーマル。ツーウェイの両モデルをヘビダンで使っていった。

西村「普段あまりエラストマー素材をノーシンカー以外で使うことがないので、個人的には普通のワーム素材で使ったほうが釣れるイメージは沸きますね。オールマイティに使う時ときは、やはりノーマルのワーム素材のほうが有利かなと思います」

大場「エラストマーは水中で浮くので、フックの種類や刺す位置で姿勢がずいぶん変わる。リグによってマッチする形状や浮力を利用したアクションの仕方があると思いますね」

エラストマー対ノーマルの勝負は僅差でノーマル素材の勝利。今回はヘビダンであったが、使うリグによってはまた違う結果になったかもしれない。

★検証結果★

1対2でノーマルの勝ち!

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