オーバー10m!津久井湖のスーパーロコが明かすディープ攻略法と信頼のロッド

オーバー10m!津久井湖のスーパーロコが明かすディープ攻略法と信頼のロッド

秋から冬になると、10~15m以上のディープを狙うことが多くなってくる津久井湖。ディープの釣りを普段やらない人から見るとかなり深く感じるが、どのように攻略していったらいいのだろうか。津久井湖のスペシャリスト、金井俊介さんに晩秋のディープ攻略法を伝授してもらった。

●文:ルアマガプラス編集部

profile

金井俊介(かない・しゅんすけ)
津久井観光に勤務しつつ、ガイドフィッシングも営む。このフィールドを知り尽くす『津久井湖の番人』。契約スポンサーはグラスルーツ、O.S.P、フォックスファイヤー、SMITH。1980年生まれ。

神奈川県・津久井湖

相模湖の上流部に位置するリザーバー。かつては関東屈指のタフレイクと言われていたが、近年はバスの生息数は増加傾向。バスのコンディションも素晴らしく、サイズも数も狙えるフィールドになっている。現在は大幅に減水中。
●取材協力:津久井観光

津久井湖では10mまでミドル、それ以深がディープの世界

オープンウォーターでも武器になる7ftベイトフィネス

金井俊介さんの庭とも言える津久井湖で実釣を開始。この日は雨こそ降っていないものの、台風が直撃し、急激に気温が落ちて強風というコンディション。まず狙ったのが、津久井観光対岸の急深なブレイクエリア。通称4番。5~6mのフラットから12~13mほどに急激に落ちていく地形。そのショルダー部分にあるスタンプなどの変化を狙っていく。

「津久井湖では、11月半ばからはディープの釣りがメインになります。シャローにデカいバスが残っていたりするので、それを狙うのはありですけどね。狙う水深は10~20mくらいまでと幅広いです。房総リザーバーなどのディープと比べると、けっこう深いです。津久井湖では5mまではシャロー感覚、7~10mがミドルレンジ。それより深い場所がディープという感覚です。ただ、ディープと言っても使うルアーはそんなには変わりません。2gシンカーのネコリグやフットボール、ダウンショットなどなど。20mっていうとかなり深く感じるかもしれませんが、普通に釣れますし、やってればすぐに慣れますよ」

釣りを開始してすぐにグッドコンディションの40アップをキャッチ。ルアーはサイコロラバーで、3・5gのロングリーダーダウンショットで使用。

「アクションは、何か引っかかる場所でシェイクして引いてくる。逃しで使ってもいいんですが、最近は逃しにスレていて、シェイクのほうが食うんですよ」

ロッドは沢村幸弘さん監修の、7ftのベイトフィネスロッドを使用した。 「このロッドは沖のオープンウォーターで飛距離が必要なときに多用しています。70Lは長いんだけど軽量で、細かいシェイクもやりやすい。ズル引きしたときに、長い竿だとストロークが長くなるので、操作性も高い。オープンでもとても使いやすいんですよ。沢村さんがシャローカバー用に作ったロッドですが、僕はディープフィネス用に活用してます。軽量でバランスがいいから、ロングシェイクでも全然疲れない。そして、かけたらしなやかに曲がってくれる、とてもいい竿ですね」

金井さんがまず狙っていったのが、津久井観光対岸の通称4番。通年バスの魚影が濃く、サイズのいいバスが定期的にクルーズしてくる。

サイコロの逃しは飽きられ気味、今はシェイクがGOOD

釣りを開始して早々、さくっとグッドコンディションの40アップをキャッチ。その後もサイコロラバーのダウンショットでコンスタントにバスを釣り上げていった。「何か引っかかる場所でロングシェイク。サイコロはラインヨレを軽減するために、フックはスイベル付きをチョイス。スイベルをリーダーにつけたら、魚にすごく嫌われたことがあるので」

サイコロラバー

[OSP]
3.5g・ロングリーダー
ダウンショット

ディープで釣れたら必ずエア抜きを

ディープで釣れた魚は必ずエア抜きをする。金井さんはバスの口からエア抜きするスタイル。「そのままリリースすると最悪の場合魚が死んでしまいます。魚の資源を守るために大切なことです」こういった金井さんの活動も手伝って、今では津久井湖のバスの魚影は回復傾向。かつての釣れないフィールドからは想像できない魚影になっている。

シャローもディープもいける7ftベイトフィネス

沢村幸弘さん監修の、シャローカバー攻略用ロングベイトフィネスロッド。金井さんはディープエリアのダウンショットリグでこのロッドをよく使っている。「長いですけど、操作性が高く細かいシェイクがやりやすいし、ストロークの長いズル引きができますよ」

エンゲージナイヴス EKC70L-F[グラスルーツ]
●全長:7ft
●パワー:ライト
●テーパー:ファスト
●適合ルアー:1/16~3/8oz
●適合ライン:6~16lb
●マテリアル:プレミアムシンセティック
●価格:5万8300円(税込み)

計り知れない可能性を秘めたパワーミドストロッド

金井さんが監修する、5~6inワームのジグヘッドリグが使いやすいパワーミドストロッド。

「ミドストのシェイクも、マイクロピッチのシェイクも、同じように振りやすいロッドになっています。まさかネコリグまでできるロッドになるとは思いませんでしたね。まさに偶然の産物。ハードベイトのドラッギングなんかもやりやすいし、かなりバーサタイルです。ガイドセッティングは少し大きくしてあって、シェイキングがしやすく、キャストも飛ぶようになっていますよ」

エンゲージナイヴス EKS66ML・プロト[グラスルーツ]
●スペック未定

いつもワームばかり使っている人ほど秋の落とし穴にハマりやすい

横の意識を持つだけで秋はもっと釣れるようになる

この日は曇天なのでバスの活性は悪くなさそうだが、ハードルアーで巻いてガンガン食うという状況ではなさそうだ。

「先日までクランクなどで釣れてはいたんだけど、急に釣れなくなってしまったんですよね。秋は確かにバスが散ります。ポイントも散るし、レンジも散る。ですので、ルアーは点よりも横に動かしたほうが効果的。秋によく釣る人はハードベイトが好きな人が多いですよね。もちろんハードルアーの横の動きは効くんですが、状況的にハードルアーばかりがいい日ばかりじゃない。もっとスローにしないと口を使わないことのほうが多い。ですので、ワームでも横方向をイメージしてあげることで釣果はより伸びます。ヘビキャロを横に引いたり。ネコリグやダウンショットでも、シェイクしながら横にズル引くように動かすといいですよ」

普段ワームでよく釣る人ほど、秋の落とし穴にハマってしまいがちだ。 「いつもノーシンカーばかりやっている人や、ライトリグで一点シェイクばかりしてる人は、秋は釣れないって思ってしまうかもしれませんね。フィネスが好きな人で秋にもよく釣るアングラーは、狙う意識を変えているはずです。ワームでも、動かし方を変えたり、横という意識を持ってあげるだけで、釣果は変わってきます。秋は巻き物と言われますが、普段ハードルアーを投げない人が、急に使っても成功体験が少ないからやりきれないと思うんです。それでワームを使ってもピンポイントの釣りになってしまって、結局ハードベイトでもワームでも釣れにくくなってしまう。それが秋の落とし穴かもしれません。バスの居場所がわかっているのなら、ネコリグなどで局地的に入れてあげるのはありですけどね」

一般的なネコリグがディープでもそのまま通用する

こちらが金井さんがよく使うネコリグ。深いところを狙うからといって、シンカーは必要以上に重くすることはない。「ネコリグのシンカーは1.8~2.2gほど。着底まで少し待ちますが、問題なくボトムを釣っていくことができます」

ドライブクローラー4.5in
[OSP]
2gネコリグ

ベローズスティック3.8in
[ジークラック]
2gネコリグ

カリフォルニアロール
[ゲーリーインターナショナル]
2gネコリグ

秋はソフトベイトも横方法を意識する

秋のディープ攻略で大切なのは、ソフトベイトも横の動きを意識すること。「ピンポイントに入れてシェイクして回収じゃなくて、いろいろな方向から投げて横に引いてくる。こうすると秋はもっと釣れるようになりますよ」

ミドストだけじゃない驚きの汎用性

ベローズスティック2.8inのネコリグで3本をキャッチ。「ロッドは発売予定のEKS66ML。ネコリグにもバッチリですね。かなりいい竿に仕上がってますよ!」

ロッドで釣果は変わる。エンゲージナイヴスならそれをわかってくれるはず

上流の放水路前の12~13mのブレイクで狙っていくが、バスの反応は薄い。この日は台風が直撃し、強風でボートが流されて釣りはしにくかった。
「この強風下でもしっかり操作できる。ちょっと大味なロッドだと、ちょっと荒れると何やってるかわからなくなったりしますから」

アクション入力時の操作性は唯一無二

「ローライトでプレッシャーも少ない、なんで釣れないんだろう。釣れない理由を探すほうが難しい…」

普段ならもっと釣れる、ということを言いつつ、40アップを含む6本をキャッチ。強い釣りでは反応させれず、ディープでのワーミングが優勢であった。

ディープの釣りではルアーの操作感がファジーになってきやすい。金井さんが絶大の信頼を寄せる、村中さんが手がけるグラスルーツ・エンゲージナイヴス。このロッドたちなら、どんなシチュエーションでもアングラーの意図通りの仕事をしてくれる。

「エンゲージナイヴスの良さは、とにかくバランスが良くて操作がしやすい。例えば、スピニングロッドを縦に構えてシェイクしたときに、縦捌きの動作の入力がやりやすく、持ち重りが全く無い。これはブランクスからガイドセッティング、グリップの長さまで、開発の村中さんがかなりこだわって突き詰めているから、どのロッドもとても完成度が高いんです。一緒にロッドのテストをしていても、自分はもう完成でいいと思っているのに、もっとできる、もっとできるって、さらに上を追求していく。ほとんど差がないような部分まで突き詰めて、常にベストを目指すんです。エンゲージナイヴスの多くのブランクスはハイテーパーになっていて、これが操作感とバランスの良さ、軽さ、パワーなどに繋がっているんだと思います」

エンゲージナイヴスの性能は、実際に現場で使ってみればその違いがすぐにわかるはずだ。

「こないだガイドに来たお客さんにエンゲージナイヴスを使ってもらったんですけど、すぐにバスを釣って、この竿のことが気に入ってくれました。フッキングも自然とバシッと決まってましたね。皆さんもエンゲージナイヴスを1回使ってもらえれば、その良さがわかってくれるはずです。竿で釣果で変わるんです。正直、竿とリールにどちらにお金かけるかって言ったら、僕は断然竿です。リールは、ある程度飛んで、ちゃんとドラグ性能があって、ある程度軽量感があればいいです。ロッドは、魚をかける過程でとても大事な要素になってくる。1万円の竿に6万円のリールをつけるよりは、6万円の竿に1万円のリールの方がいいです。両方高いのを使うのが一番いいですけどね。正直、高いリールでも釣果はそこまで変わりませんが、竿で釣果が変わってくるんです」

強気でいきたいときはフットボールとギル系で

ここ数年、津久井湖ではハスが増えてきていて、大きめのハスもバスに捕食されている。「ルアーパワーを上げたい場合はフットボール。ボトムまでフォールさせてズル引きで泳がせてくる。もうちょっと漂わせたいときはベローズギルもよく使います」

ハンツストロング9g&ドライブシャッド4in
[ともにOSP]

ベローズギル3.8in
[ジークラック]
5gネコリグ

ここ数年、津久井湖ではハスが増えてきていて、大きめのハスもバスに捕食されている。「ルアーパワーを上げたい場合はフットボール。ボトムまでフォールさせてズル引きで泳がせてくる。もうちょっと漂わせたいときはベローズギルもよく使います」

一度使えばわかるエンゲージナイヴスの高いバランス性能

エンゲージナイヴスに共通していえるのが、バランスの良さ。その優れたバランス設計が、操作性の高さにつながっている。「村中さんのこだわりがものすごくて、テストでも1本1本、もうほとんど変わらないじゃんてところまで煮詰めて最善を尽くしていく。そうやって出来上がったロッドなので、本当に完成度が高いですね」

Tackle 使用タックル

❶ダウンショットリグ用その1 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKS62L-F●リール:17コンプレックスCI4+ C2500S F4(シマノ)●ライン:シーガーR18フロロリミテッド3lb

❷ネコリグ用その1 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKS64ML-F●リール:17 コンプレックスCI4+ 2500S F6 HG(シマノ)●ライン:シーガーR18フロロリミテッド5lb

❸ネコリグ用その2 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKS66ML・プロト●リール:17コンプレックスCI4+ C2500S F4(シマノ)●ライン:シーガーR18フロロリミテッド5lb

❹ダウンショットリグ用その2 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKC70L-F●リール:15アルデバランBFS XG(シマノ)、KTFスプール●ライン:シーガーR18フロロリミテッド8lb

❺フットボールジグ用 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKC68MH・プロト●リール:ベイトリール・ハイギアモデル●ライン:シーガーR18フロロリミテッド14lb

❻ベローズギル・ネコリグ用 ●ロッド:エンゲージナイヴス EKC70H・プロト●リール:ベイトリール・ハイギアモデル●ライン:シーガーR18フロロリミテッド16lb

※ロッドはグラスルーツ、ラインはクレハ

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