
皆さんこんにちは。ダイワフィールドテスターの山香です。
2026年に突入し、気づけばもう2月。寒波の影響で厳しい寒さが続いていますが、シーバスフィッシングのシーズンインはもう目前です。
今回は、シーズンインまでの厳しい時期でも釣果を出す方法、そして本格シーズンに入ってからさらに釣果を伸ばすための方法をご紹介します。
●文:ルアマガプラス編集部
産卵が終わったタイミング
シーバスの産卵期も終盤を迎え、いわゆる「アフターシーバス」と呼ばれる、産卵で体力を消耗した個体が増えてくる時期です。
この時期のシーバスは、消耗した体力を回復させるため、できるだけ少ない動きで効率よく捕食しようとします。
その代表的なパターンが「バチ抜け」です。
産卵後、最初に訪れるシーズンといっても過言ではありません。
バチは弱々しく漂うため、少ない吸い込みで捕食できる理想的なベイトです。そのため、シーバスの主なターゲットになります。
しかし、バイトが小さく、フッキングまで持ち込めない——そんな経験はないでしょうか。
・どうすればフッキング率が上がるのか
・どのようにルアーを操作すべきか
・新しい釣りを現場で試すのが不安
今回は、そうした疑問に対して具体例を挙げながら解説していきます。
ルアーの波動を強くするシチュエーション
今の時期によくあるのが、イナッコが固まっているものの、他に目立ったベイトが見当たらない状況。
このような時は、イナッコの群れのそばにシーバスがいるような状況が多いです。
しかし、イナッコの群れはそれなりに数が多く、シーバスにルアーを見つけてもらえないこともあります。そもそもシーバスのいるレンジまでルアーが届いてないこともしばしば。
そのような時はルアーを小さくし、フィネスの釣りにシフトするのではなく、水押しの強いリップなどがついたミノーを使用し、ルアーの波動を強くしてあげるのも効果的です。
水押しの強いルアーを使用することでイナッコの群れを散らすことができ、その瞬間がシーバスにとっては一番ルアーを見ることができる時間。
イナッコにルアーが当たった瞬間に止めてしまうのではなく、リトリーブを続けるとより群れの中心部で誘うことができるため、より効果的です。
最近よく多用しているのは、今年ダイワから発売される「D-JERKBAIT SW」
比重が軽いのに水押しが強く、レーザーインパクトを搭載していることで視覚的にもアピールできるのがこのルアーの強み。
(レーザーインパクトとは、ボディ内部に立体配置された板状の鏡面反射板を採用しており、ベイトフィッシュ同様の強い輝きと明滅を左右方向へ再現しているテクノロジーになります。)
ただ巻きだけでなくジャークベイトの名を名乗っているだけあり、操作性やアクションのレスポンスも抜群です。
また、波動が強いルアーは魚の数が少ない状況でも効果的。
魚数が少ない時はアップクロスからダウンクロスに差し掛かるまではただ巻き。 ダウンクロスに入ってからはストップ&ゴーを繰り返すと、冬場の行動量が落ちたシーバスにも効果的なアプローチができるのでおすすめです。
リトリーブスピードを変えるシチュエーション
2月~3月に考えられる状況が、やはりバチ抜けという春の定番パターン。
自分の地元の愛知県でも、すでにバチが抜け始めているがまだ魚は本格的についていない状況。
バチ抜けが本格的になってくると、バイトはあるのだけどフッキングまでに至らないことが多々あります。その解決策としてルアーローテーションも一つの手ではありますが、ぜひ試してほしいのがリトリーブスピードを速くするということ。
冒頭でも書いたように、今の時期のシーバスはいわゆる体力回復の時期。
より少ない行動範囲で、より少ない力で捕食をしようとします。そこでリトリーブスピードを速めてあげることで、餌を捕食するスイッチを入れてあげることができ、より深いバイトを得ることができます。
レンジの攻め方としては、バチ抜けの際は表層から攻めていくと、場を荒らすことなく、時合いを長く釣り続けることができます。
自分が表層を探るときに特におすすめするのがスライ95F。使い方はただ巻きのみでOKです。
スライシリーズの長所は、スローリトリーブではI字の動きによる波動で魚を呼び、フローティングのためリトリーブを止めれば流れに乗せることもできる。
速巻きでは水を噛むことで、揺らめくような誘うアクションをします。
風が吹いているような状況でも、海面が凪のようなときでも、スライ95Fの釣りは自分の得意な釣りの中心となっており、本当に信頼できるルアーです。
困ったらスライ95Fというくらい、バチ抜けにはぜひタックルボックスに入れて使用してみてください。
フォールを織り交ぜる
しかしバチ抜けといっても季節は冬から春への転換期。
暖かい気温がずっと続くことはなく、寒暖を繰り返すため厳しい状況の時も多い。
そのような時には、ただ巻きの途中にフォールを入れられるようなミドルアッパーなどのジグヘッドワームも効果的。
ただ巻きの途中にトゥイッチを入れる釣りもよくあるが、ただ巻きの途中にあえてラインテンションを抜き一瞬フォールさせることで、口を使わないシーバスを釣ることができます。
ミドルアッパーは少しのラインテンションの変化で、ピンテールが細かく動いてくれるため、ただ巻き使用時とメリハリをつけて誘うことができます。
この時期に使用するジグヘッドの重さは7gから10gを使用することが多く、水の流れがあればあるほど重くしていきます。
ルアーの動き幅を抑えたい場合は、リーダーを細くするのが最適です。
逆にリーダーが太くなればなるほど、小さい入力でワイドに動くようになるため使い分けていただくと釣りの幅も広がります。
さて、今回は厳寒期から春へ切り替わる転換期での、ルアーの選び方から操作方法までを書かせていただきました。
実践の中で、不安を持ちながらいろいろなことを試すよりも、この記事の内容を実践していただき、少しでも釣果につながれば幸いです。
今回もご一読いただきありがとうございました。
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