釣りアパレル界の黒船⁉過酷な試合にも対応するその実力とは⁉

釣りアパレル界の黒船⁉過酷な試合にも対応するその実力とは⁉

バスフィッシングの本場・米国で今最も勢いのあるアパレルブランド『FXR PRO FISH』が日本に上陸! 既にアンテナの立ったアングラーの間では大きな話題を呼んでいるブランドだが、はたしてその実力とは如何に。ここではFXR PRO FISH JAPAN契約第1号となった気鋭の若手・亀滝拓夢さんによる現場インプレッションをお届けする。

●文:ルアマガプラス編集部

profile

亀滝拓夢(かめたき・たくむ)
2024U-30ドリームトーナメントで年間優勝を果たすや、本誌艇王へ初出場して見事に予選を突破した若き才能。2025年はJBプロ戦及びMLF Japan戦へ本格参戦を始め、デビューイヤーながらJB河口湖Bでは2度の優勝を果たすなど異例の快進撃を見せている。1996年2月19日生まれ(29歳)、東京都出身・茨城県在住。スポンサー:イマカツ、FXR PRO FISH。

2026 バス釣りマストバイ速報

FXR PRO FISH JAPAN STYLE GUIDE

FXR PRO FISHとは

モトクロスやスノーモービルなどアウトドアスポーツのアパレルを手がけるFXR RACING社のフィッシングブランドが『FXR PRO FISH』。カナダに本社を構え、米国やEU諸国を始め世界で幅広く展開して厚い支持を受けている。米国トーナメントシーンではBASSMASTERエリートツアーに参戦するトレイ・マッキニー、タイラー・ウィリアムスらの強豪選手をサポート。過酷な現場を戦い抜きてきた真のフィッシングアパレルがそこにある。

VAPOR PRO TRI-LAMINATE JACKET (GREY/CHAR)

●カラー:GREY/CHAR 
●サイズ:S、M、L、XL 
●価格:76,890円(税込)

FRONT [写真タップで拡大]

BACK  [写真タップで拡大]

折りたたみ式ベンチレーションフードはバスボート走行時でも膨れることなく快適性を確保。フロントとバックのショックコードを調節すれば顔にジャストフィット。「この状態でゴーグルをかければ、雨天時でも安全な視界を確保できます」。

袖口は二重構造で、フック&ループ調節が可能なアウターカフス、シリコングリップストリップ付きで軽量かつ調節可能なインナーカフスを採用。袖口から雨の侵入をシャットアウトして快適性を保てる。

左胸ポケットの内側には、取り外し可能なマイクロファイバーシャモアを搭載。視界が曇った偏光グラスを適時拭くことができるスグレモノギミックだ。「これなら失くすこともないし、即座に拭けますね」。

ジャケットとビブパンツ共に素材は、オムニストレッチのアウターシェル、インナーカフス等には防水性と通気性に優れたHydroX Proを採用して快適性を確保。またプレカーブスリーブ仕上げによって「非常に軽く、動きやすさを妨げない」という。

VAPOR PRO TRI-LAMINATE BIB PANT (GREY/CHAR)

FRONT / BACK ●カラー:GREY/CHAR ●サイズ:S、M、L、XL
●価格:87,890円(税込)

FRONT [写真タップで拡大]

BACK  [写真タップで拡大]

両サイドのポケットには、背面にマグネットを配置したハンドタオルを装備して腿に脱着可能。「濡れた手をパンツで拭いて汚れることもない」。これまたナイスなギミックだ。

YKK製の2WAYフロントジッパーを開ければ、左サイドにはポケット。「スマホを安全に収納できます」。ウェストは背中側でベルクロ調節可能で、パンツの自重が肩に乗ることもない。「今までビブパンツで肩凝りしてきた…という方にもおすすめの仕様です」。

すべてに止水ファスナーを採用して内部へ水の侵入を防ぎ保温性も存分。「1シーズン着用して今の所何も不便はありません」。また膝部分には取り外し可能なフォームニーパッドを装備。「膝立ちする際でも負荷を軽減します」。

両サイドの止水ファスナーはYKK製フルレングスの2WAY仕様。「開ければ着込む際に不便はありません」。足元のアウターカフスを閉めれば、足下から跳ね上がる雨を避けることも可能だ。

ジャケット及びビブパンツの右サイドには、ラインカッター付きテザー保持Dリングを搭載。「右利きには最適な配置で、慣れればカッターにラインを挟めば瞬時にカットできます」。

亀滝さんの身長は182cm。
「サイズはMです」

「米国発祥のモデルは造りがオーバーサイズ。普段はL~XLを着ることも多い僕ですが、この上下は共に“M”サイズです」。アウターの中にインナーやミドラーなどを着込むことを前提とした大きめの造りがデフォルト。「現在はSとM、L、XLをラインナップ。今後は小柄な方や女性にもフィットするXSも登場する予定です」。

世界が注目するFXRがいよいよ日本初上陸!

「長きに渡り、米国の過酷な現場を駆け抜けてきた本格派フィッシングアパレルブランドです。元々はバイクやモトクロス、スノーモービルなどのアパレルを手がけてきたFXR RACINGが母体で、アウトドアスポーツで求められるアパレルのノウハウは折り紙付き。使い込んでいくほどに、その真の実力に気付けるはずです」。

2025年6月に日本初上陸を果たした『FXR PROFISH』のJAPAN契約プロのひとりが亀滝拓夢さん。なぜ同社のアパレルが今、世界で大きな注目を浴びているのかを問うと、こう返ってきた。そこに同社のすべてが凝縮されていると言っていい。

時は11月中旬、亀滝さんは霞ヶ浦の湖上に浮いていた。24Uー30ドリームトーナメント年間優勝によって出場権を獲得したワイルドカード戦のプラクティスの真っ最中. 頂点を獲れば国内最大のバストーナメント、オールスタークラシックへの出場権を得る大一番を前に、当取材をねじ込ませていただいたことに感謝だ。

当日は気温10度を前後する冬の始まり。亀滝さんは同社のフラッグシップとも言えるスタイリッシュなオールウェザースーツを着込み、プラへと臨んだ。

まず当ページでは、亀滝さんが惚れ込んだ優れた機能の数々の中から、そのほんの一部をインプレッション。驚くべきギミックが満載されたことに気付ける。

FXR PRO FISHモデル

ここでは豊富にあるラインナップの中から代表的なモデルの一部を掲載。保温性に優れた秋冬モデル、通気性に優れた春秋モデルに加え、各種アクセサリーも数多く品揃え。いずれもアメリカンテイストのデザインがバスアングラーの心をくすぐる。その他モデル、及び掲載各モデルの詳細は公式ウェブサイトでご確認を。

PRO FISH HAT25S

 ●カラー:BLACK/WHITE ●サイズ:Adult 
●価格:5,390円(税込)

BREEZE UPF HAT STONE

●カラー:STONE ●サイズ:Adult
 ●価格:6,490円(税込)

PRO CAMO AIR UPF PULLOVER HOODIE

●カラー:BLACK CAMO、CAMO/ORANGE
 ●サイズ:S、M、L、XL 
●価格:13,090円(税込)

BREEZE UPF 1/4 ZIP LONGSLEEVE 

●カラー:BLACK ●サイズ:S、M、L、XL 
●価格:11,990円(税込)

ADVENTURE LITE TRI-LAMINATE

●カラー:BLACK ●サイズ:S、M、L、XL
●価格:49,390円(税込)

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DERBY SWELL AIR UPF PULLOVER HOODIE 

●カラー:BLACK/LIME、MOSS/ORANGE、BLUE/NAVY、BERMUDA/SUNDUST 
●サイズ:S、M、L、XL 
●価格:10,890円(税込)

BLUE/NAVY [写真タップで拡大]

MOSS/ORANGE [写真タップで拡大]

TOURNAMENT UPF GLOVE 

●カラー:GREY RIPPLE ●サイズ:S、M 
●価格:5,940円(税込)

この日のプラ主軸は話題のビッグベイト

この日、亀滝さんがプラのテーマに見据えていたのがビッグベイト。低水温期になるほどに威力を発揮するハードベイトの中でも、とりわけサイズによるインパクトは強く、当たればビッグ一発の可能性も高い。1本を獲ることさえ実に難しい季節柄、プランの1つとして組み込むことも面白い。そう考えたのだろう。

「ただ手持ちが少ない…。それと、使ってみたいビッグベイトもあるんです」。

奇しくもその前日、MLF Japanショアアタックリーグが開催。優勝はイマカツチームメイトの益子大和さんで、ウイニングルアーはバスロイドJr.タブー。タフが叫ばれる霞ヶ浦水系で2日間各2本、それも良型を仕留めた実弾は確かめておいても無駄ではない。

「あ、今江さんだ!」。 

何とっ!

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この日の早朝、奇しくも同マリーナから出船を控えていたイマカツ総帥・今江克隆さんに遭遇。貴重なカスタムモデルを含むビッグベイトの数々をお借りすることができた(感謝)。上はバスロイドJr.タブー。前方2本のワイヤーがスナッグレス性能を大幅に向上する。 [写真タップで拡大]

卓越した高精度スキル、隙のない展開で挑んだ

結果から言えば、この日バイトを得ることは叶わなかった。とはいえ、この日は敢えて釣果を求めるまでもないプラクティス。本戦当日へ向けたフィールド状況やプランの確認、ルアーやタックルの精査、そして身体コンディションを整えることこそが目的なのだ。

この日のエリアは妙義水道から古渡ワンドへと入り、「水温が安定した」余郷入承水路からの「時に一発大型も狙える」小野川上流域というルート。精度の高いキャストがここぞというスポットを隈なく撃ち尽くす隙のない展開。小野川で得た唯一のバイトは翌日以降のプラで意味を成すはずだ。

興味深かったのは、この日の主軸となったビッグベイトに対して3本の竿を使い分けていたこと。各自重に大差がないビッグベイトになぜ3本を要したのか。詳細は別項で語っていだだくことにしよう。

なお、下は25ムータクラシック出場時の勇姿。またいつか機会があれば、本気で挑む実釣取材を。

ビッグベイトに3本を要した理由とは

今回亀滝さんがビッグベイトに使用したのは、いずれもSTEEZリアルコントロールの3本。「C73H-SV・STとC71MH-SV・STはソリッドティップの兄弟機種。トゥイッチで水に絡ませた滑らかなアクションを引き出すための竿で、バスロイドJr.タブーの大小を使い分け。一方チューブラーブランクのC611MH-SVは、その張りでラインを弾いて、瞬発的な動きを与えたい時に」。竿の特性で幾通りものビッグベイトのポテンシャルを引き出せるのだという。「竿は何ルアー用とかじゃない。使い方次第で選ぶのが亀滝流です」。溺愛するリアルコントロールは何と全26本を所有。中でも河口湖戦優勝の原動力となったS63UL-SVは実に5本もの数を揃えているという。

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亀滝拓夢使用タックル

① [アンドロイド180・今江カスタム用] 
 ●ロッド:STEEZリアルコントロールRC C73H-SV・ST(DAIWA) ●リール:ジリオン1000XHL(DAIWA) ●ライン:アブソルートAAA 20lb(バリバス)
② [バスロイドJr.タブー用] 
バスロイドJr.タブー(イマカツ) ●ロッド:STEEZリアルコントロール RC C611MH-SV(DAIWA) ●リール:ジリオンTW HD1000XHL(DAIWA) ●ライン:アブソルートAAA 16lb(バリバス)

アンドロイド180・今江カスタム(イマカツ) [写真タップで拡大]

バスロイドJr.タブー ミニ *プロトイマカツ) [写真タップで拡大]

③ [クジャラ*プロト用]
●リグ:モリケンリグ ●フック:ヘビーガードタリズマン #3/0 ●シンカー:フットボールヘッド5g(共にリューギ)
●ロッド:STEEZリアルコントロールRC C610M-SV(DAIWA) ●リール:24STEEZ SV TW100XHL(DAIWA) ●ライン:アブソルートAAA 14lb(バリバス)
④ [タブーミニ*プロト/スキップドッグ用]
●リグ:テキサスリグ ●フック:ライトニングストライク #1/0(ハヤブサ) ●シンカー:スタジオワンハンドレッド タングステンバレットシンカー8.8g(エンジン)
●ロッド:STEEZリアルコントロールRC C71MH-SV・ST(DAIWA) ●リール:ジリオンSV TW1000XHL(DAIWA) ●ライン:アブソルートAAA 16lb(バリバス)

クジャラ*プロト(イマカツ)
●リグ:モリケンリグ
●フック:ヘビーガードタリズマン #3/0
●シンカー:フットボールヘッド5g(共にリューギ) [写真タップで拡大]

スキップドッグ 2.5in(イマカツ)
●リグ:テキサスリグ
●フック:ライトニングストライク #1/0(ハヤブサ)
●シンカー:スタジオワンハンドレッド タングステンバレットシンカー8.8g(エンジン) [写真タップで拡大]

バスロイドJr. タブー ミニ *プロト(イマカツ)

Team FXR PROFISH JAPAN

今注目の若手気鋭アングラーFXRドリームチーム!

本誌陸王旧吉野川戦で初出場ながら見事に予選突破を果たした植盛幹太さん、腕利き琵琶湖ガイドにして2024ムータクラシック優勝など数々の戦績を誇る林陸功さん、MLF Japanコアングラー初代AOYにして25U-30ドリームトーナメント年間優勝を果たした仲村亮太さん。そして当企画に登場した亀滝拓夢さんの4名がFXR JAPANメンバー。いわば若手注目株のドリームチームだ。

植盛幹太

林陸功

仲村亮太

亀滝拓夢

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