
ハイドアップロッドの新シリーズが2026年にデビューする。
その名もブラックマッカ。総帥・吉田秀雄さんの片腕である西川慧さんが片っ端から曲げて・投げて・解説してくれた。
さあ、物欲の炎で2026年を真っ赤に染めよう!
●文:ルアマガプラス編集部
profile
西川 慧(にしかわ・さとし)
1988年、熊本県生まれ。バスプロを夢見てヒューマンフィッシングカレッジに入学。河口湖で修行し、その後滋賀県に移り住む。JBトップ50シリーズに参戦、桧原湖戦で優勝経験もある。2026年はJBマスターズとJB入鹿池に参戦予定。パワー系からフィネスまでなんでもできるが、特に得意なのはスピナーベイト。ハイドアップの敏腕社員でもある。
次の10年へ向けて、ブラックマッカの誕生
ハイドアップのロッド、マッカシリーズが発売から2025年で10周年。その記念に2026年1月からブラックマッカという新しいシリーズが発売されることになった。ハイドアップの西川慧さんに、ブラックマッカのコンセプトから全機種の詳しい解説をしていただこう。
西川「お客さんが店頭でロッドを探すときに一番見るのは軽さと見た目だと思うんです。マッカは軽さとか感度はともかく、コンセプトは『いつの時代でも色褪せることなく使い続けられるロッド』なんです」。
従来のマッカもまだ売れていて、ブラックマッカもこれから10年、20年と使い続けられるモデルを目指したという。
西川「感度や軽さは従来より良くなっているんですけど、極端に特化したわけではなく、『これがちょうどいいんだよ』という使いやすいロッドに仕上がっています。デザインは黒で統一されて、シンプルで飽きのこないものになっています」。
実釣性能的なコンセプト、例えば、カリカリのトーナメントチューンとか岸釣り特化とか⋯そのあたりの設定はどうだろうか?
西川「僕自身もトーナメンターなので、トーナメントで使えるロッドも作っています。また、琵琶湖でデカい魚を豪快に釣るようなロッドも、ため池のテスターさんに使ってもらえるロッドもあります。初回ラインナップは9機種で、まずは汎用性の高いベーシックなモデルが多いですね。でもモリケンリグやコイケ専用ロッドもありますよ」。
「10年、20年使い続けられるベーシックなロッドです」
ティップ以外のガイドはベースのスレッドがブラック、飾り巻きがグレーという大人なデザインになっている。
ブラックマッカ
ブラックマッカ HUBMC-74XXH
SPEC●全長:7ft4in●価格:6万4900円(税込み)

重いルアーならなんでもイケるヘビーシューター
「ビッグベイトをより細かく操れるロッドです。あとはスイムベイトやアラバマ系など、重いルアーならなんでも使えます。ほかにはペラー、パイロン184もいけますね。アクションはファーストテーパー気味で、ビッグベイトの首を振らせたり、バマストの細かいシェイクもできます」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
フーシャ(ハイドアップ)
ビッグベイト以外にもアラバマ系など全体重量の重いルアー向き。
ブラックマッカ HUBMC-70H
SPEC●全長:7ft●価格:6万3800円(税込み)

ヘビー系オールラウンドロッド
「これはヘビー系のなんでもロッド。フリーリグ、テキサスでカバーに撃ち込んだりもできますし、アラバマ系を巻くことも。例えばハイドアップのルアーならノタノタを巻いたり、スタッガークロー5in、6.5inのテキサスズル引きなどに向いています。テーパーはファスト」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
スタッガークロー(ハイドアップ)フリーリグ
やや大型のワームを撃ったりズル引いたりに向く、テクニカルロッド。
ブラックマッカHUBMC-611MH+
SPEC●全長:6ft11in●価格:6万2700円(税込み)

コイケスペシャルロッド
「『モリケンリグはどんなロッドで使うの?』っていう質問がすごく多くて、これがその答えですね。コイケ17mmやフルキャストに合います。あとは、チャター系、テキサス、フリーリグのやや軽いもの。スタッガークローなら4in、3.3inクラス。操作性のいいファストテーパーです」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
コイケフィッシュエラストマー(ハイドアップ)モリケンリグ
大きめのコイケ系リグにベストマッチ。遠くからでもバシっとフッキングが決まる。
ブラックマッカ HUBMC-71M+
SPEC●全長:7ft11in●価格:6万2700円(税込み)

テクニカル巻きモノロッド
「これは巻きモノスペシャル。吉田のライザーテクニックなどクランクベイトを高度に操れるロッドです。ティップが柔らかく、ウィードに当たった瞬間がわかるので、深く刺さりすぎない。そこからライザーに移行できます。岩場でも刺さらずに使いやすい。スピナーベイトなら3/8ozがベストですね。テーパーはレギュラー」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
HU-300(ハイドアップ)
クランクならシャローからディープまでOK。
ライザーテクにパーフェクトマッチする。
ブラックマッカ HUBMC-66M+
SPEC●全長:6ft6in●価格:6万2700円(税込み)

岸釣り1本ならコレ
「操作性と感度を両立させた、撃ってよし、巻いてよしの万能タイプです。ピッチングがすごくやりやすくて、ヘビダン、フリーリグ、テキサスまでいけます。巻きでも使えますが、僕なら撃ち系で使いますね。霞水系のカバー撃ち、琵琶湖の沈みモノでヘビダン、高比重系など、細かい釣りに向いています」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
パイロン84(ハイドアップ)
操作系トップにも最適。ワームならシンカーは1/4〜3/8ozがベストだが、1/8ozも問題なし。
ブラックマッカ HUBMS-66M+
SPEC●全長:6ft6in●価格:6万2700円(税込み)

ミドスト、i字系など中層攻略用
「もともと64L+というモデルがマッカにあるんですが、それをベースとしてより飛距離を出すためにちょっと長くしました。コンセプトはミドスト、ノーシンカーのi字系など、空中戦に使うためのロッド。テーパーはレギュラー、ティップは重めなのでロッドが振りやすくミドストがすごくやりやすい」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
ジュディフィッシュ(ハイドアップ)ジグヘッドリグ
i字引きならワッパー、ミドストなら2026年発売予定のジュディフィッシュ4.2inにピタリとのこと。
ブラックマッカ HUBMS-60L+ST
SPEC●全長:6ft●価格:6万2700円(税込み)

フィネス系コイケスペシャル
「旧コイケ、コイケミニなど、これもコイケスペシャルです。操作性を重視した短めのロッド。吊るし、ダウンショット、ジグヘッドワッキー、ノーシンカーなどを精密に操るのが得意ですね。ティップの3節までが食い込み重視のソリッドで、ちょっと柔らかいファーストテーパーになっています」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
旧コイケソフトマテリアル(ハイドアップ)
コイケマイクロ、コイケミニ、旧コイケなど、スピニングタックルでコイケ系を使うならコレ。
ブラックマッカ HUBMC-610XMH+/
VALIKATA(永野シグネチャーモデル)
SPEC●全長:6ft10in●価格:7万5900円(税込み)

琵琶湖のヘビー系スペシャルロッド
「これは永野総一朗モデル、琵琶湖のバーサタイルロッドです。コイケの各種リグ、痙攣シェイクなど永野は多用していますね。ブランクスだけでなく、グリップもデジーノ。ガイドフットもチタンなので通常のブラックマッカよりもだいぶ軽くなっています。永野が夏の取材で1日にロクマルを3本釣ったのもこれでした」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
スタッガースティック5in(ハイドアップ)
高比重ノーシンカーリグ、フリーリグ、ヘビダン、モリケンリグとなんでも使える。
ブラックマッカ HUBMS-64XMST/
VALIKATA(永野シグネチャーモデル)
SPEC●全長:6ft4in●価格:7万5900円(税込み)

永野印のフィネス系パワーロッド
「これも通常のマッカよりもブランクスにより張りを出しています。ティップはフィネス寄りで柔らかいんですが、バットはめちゃくちゃ硬い。琵琶湖のでかバスにウィードに潜られても引っこ抜けます。僕もダムの吊るしでカバーから引っこ抜いています。これ1本で野池のオカッパリでも琵琶湖のボートでもなんでもいけますね」。
ベンドカーブ
適合ルアー例
コイケサンダーエラストマー(ハイドアップ)
ダウンショット、ネコリグ、ジグヘッド、吊るしなど、カバーを絡めたフィネスにも向いている。
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