
今回の記事は僕が唱えるシーバスゲームでの「レバーブレーキリールの有用性です」。正直、長年レバーブレーキを使っていると、レバーのないリールを使用することが考えられなくなるほどにその性能に釘付けになっちゃいます。この記事を読むとレバーブレーキが欲しくなるかも!?
●文/写真:稲垣佑輔
レバーブレーキとは。
こんにちは!ルアマガソルトアンバサダーのゆーすけです。今回は僕が長年愛用していて、今では無いと怖い存在となってしまったレバーブレーキリールについてお話しようと思います。
そもそもレバーブレーキとは?という方に向けて軽く紹介します。レバーブレーキリールは、指でレバーを操作することで瞬時にラインの放出量やテンションを調整できるリールです。
主に磯釣りで使われているのですが、一部のシーバスアングラーにも愛用されています。主な用途としては、魚の強い引きに対してフリーにラインを放出できるのでラインブレイクを防ぎつつやり取りが可能になる、そんなリールです。
なぜ僕がレバーにこだわるのか
きっかけは中学生の頃。とある動画でレバーブレーキを使用しているシーバスプロを見て、「かっけーなこのリール!」って思ったのがきっかけでした。その勢いで即購入したのを覚えています(笑)。
使用してみると投げにくいなんてことはなく、普通に扱えました。何度も頭でイメージしていたからなのか、シーバスがかかっても、まるで体が覚えているかのように自然とレバーを切っていました。慣れるまで時間がかかるかな?と思っていましたが、頭で考える前に身体が動きました。
そんなわけで、10年以上レバーブレーキを使っているといくつか手放せないメリットが見えてきます。
レバーブレーキは手返しがイイ!
ひとつめは手返しの良さです。いきなりそんなこと?と思うかも知れませんが、これ結構大事なんです。
キャスト時のたらしの調整やシーバスをランディングする際のラインの調整。ランディング後のテンション抜き等、細かい動作ですがなにかと便利です。ベールを返さずに、レバーをちょっと握るだけでラインを調整できるので、これに慣れすぎるとレバーがないとストレスになっちゃいます。
ドラグよりもファイトが安定する!
2つ目はファイトの安定感。マニュアルチックにラインをコントロールできます。サカナが急激に走り出した際に、レバーを握り込めば瞬時にラインを送り込めるので身切れ防止にも繋がります。
ドラグだとどれだけ性能が良くてもラインが出るまでにワンテンポのラグが生じると僕は感じています。そのコンマ数秒の負荷を埋めてくれるのがレバーブレーキです。
また、ドラグを強めに設定していてもレバーでラインの出を調整出来るので、ドラグを強めに締めればフッキング時のパワーロスにも繋がります。
ファイト中に細かいドラグ設定もいらず、バラシも低減。とくに、大物とのファイト中にドラグを締めた状態で一気に手前まで寄せ、最後の手前のツッコミに対して、一瞬ラインを送り込むことで思わぬラインブレイクを防いでくれます。早期決着にはレバーのメリットは非常に大きいです。大物ほど長期戦にすればするほど良いこと無いですからね…(笑)。
レバーブレーキリールはフィネスな釣りに向いていると思っている方も多いと思いますが、正直逆です。シーバスでいうところのマッスルパワーな部分にこそ進化を発揮します。
パワーロッドでゴリ巻き。シーバスと真っ向勝負するようなベタ足インファイトの格闘スタイルに、レバーブレーキは、一瞬だけ糸を抜くカウンターという武器をくれます。これはドラグじゃ出来ませんね。
ライン放出でさらに奥にドリフト!
3つ目は、通常のスピングリールでは引き出せない魚が釣れること。レバーブレーキはハンドルを逆転させてラインを出せる特性上、ラインをコントロールしながらルアーをさらにダウンへと送り込むことも可能になってきます。
ベールを返して送り込むと魚のバイトを感じにくいですが、レバーブレーキはラインテンションを掛けながら送り込めるのでしっかりとバイトを感じ取れます。河川でのドリフトで、僕はこの使い方を最終兵器としてたまに使います。
さらにショートバイトが多発するような釣りにおいて、レバーをフリーにした状態でリトリーブすることにより、バイトの瞬間に一瞬だけラインが送り込まれるのでフッキングに繋がる。そんなシーンも珍しくありません。バチ抜けの釣りや、アミパターンでの吸い込みバイトが多発する時期に主に使用します。
これらのメリットがレバーを使っていると当たり前になってしまい、レバーブレーキリールを手放せなくなりました。
正直、レバーを使ってない人達からするとイマイチな理解し難い点はあると思います。しかし、使ってみて世界が変わるのもまた事実だと思っています。
マニュアル的にラインをコントロールしてシーバスを釣る。かっこよくないですか?シーバスフィッシングにちょっとしたゲーム性が増えるのもレバーの醍醐味だと思っています。
レバーブレーキのデメリット
ここまで良いことを書き殴ってきましたが、多少のデメリットもあります。まず、重い(笑)めちゃめちゃ重たいってわけではないんですが、どうしてもパーツが多い分自重は重くなります。ですが、正直気になったことはないレベルです。
もう一つは既存のレバーブレーキは大きくても3000番クラスがほとんどです。4000番のトルク感が好きな人はどうしても物足りなさを感じてしまうと思います。
そして僕が感じる最大のデメリットは、種類が少ないことです。磯用に作られているレバーブレーキはそれなりの種類がありますが、ルアーゲーム用で作られている種類は殆どありません。なので選択肢が少なく、自分好みの機種を使えるとは限りません。
僕が今後、使用したいレバーブレーキリール
僕は長年に渡ってレバーブレーキを愛用していますが、すべてシマノのレバーブレーキです。エクスセンスシリーズから始まり、今は現行のハイパーフォースをメインに使用しています。理由はロッドがシマノばかり使っていたから(笑)。
そんな感じでしたが、DAIWA製のレバーにずっと興味がありました。なので近い内にDAIWAのフラッグシップであるトーナメントを購入して、シマノのレバーブレーキリールの違いを比較していけたらと思っています。
シマノのレバーはドラグ力がちょっと弱めなことに懸念がありましたので、DAIWAはどうなのか気になりますね!レバー自体の性能はシマノにはエクスブレーキが付いており、ブレーキを滑らかに調節できるのですが、DAIWAにはそれがない。その点も比較してみるのも面白そうですね!
まとめ
結論、何度も言いますが、僕の中ではレバーブレーキはなくてはならないもの。そう思わせるほどの性能がしっかりと備わっていると思います。これを読んで興味が沸いた方居ましたら是非使用してみてください。正直レバーが邪魔になるとか、投げにくいとかの感覚は無いと思います。
あったとしても1日キャストしていれば気にならなくなるレベルです。レバーブレーキアンチをしている方も実際に使ってみると考え方が180度変わるかも知れませんよ。
僕と一緒にシーバスゲームでのレバーブレーキの有用性を広めていきましょう!!
稲垣佑輔(いながき・ゆうすけ)
石川県出身。シーバス釣りに魅了されて上京し、シーバスのプロを目指す。天性のシーバスバカ。自称スーパーカリスマアングラー(笑)。「ゆーすけ」の名前で活動中。ルアマガソルトアンバサダー。
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