ルアマガプライム

「超珍しい」野生のコアラに遭遇!釣って、走って、出会った2800km。オーストラリア・メルボルンロードトリップ。

オーストラリア・シドニーを出発し、メルボルンを目指して約2800kmを走った15日間のロードトリップ。マーレコッドを求めて湖を巡り、道中では野生のコアラやペンギンにも遭遇した。メルボルン到着後はロッドを手にフィールドへ繰り出し、フラットヘッドやブリーム、テイラーなど現地ならではの魚たちを狙った。釣りだけでは終わらない、オーストラリアならではの景色と魚に出会った旅を振り返る。

●文/写真 釜石佑哉

マーレコッドを求めて、2800kmのロードトリップへ

G,day! トラベルナースこと釜石佑哉です!

今回はシドニーからメルボルンへロードトリップした際の気ままなフィッシングトリップをご紹介します!オーストラリアならではの動物や景色を楽しめました!

今回は15日間!アデレードの手前まで行き、帰りは海沿いを通って帰る道です。およそ2800㌔の旅路でした。どのくらいの距離かわからない人も多いと思いますが、大体北海道一周くらいですね!

最初に訪れたのは『Lake Burrinjuck』世界3大淡水魚の一つ マーレコッドを釣るために訪れました! 

以前に小さいマーレコッドは釣りましたがオーストラリア在住中に是が非でも満足いく個体をこの手で掴みたい。

受付にあったマーレコッドの写真 この湖には確かに存在する(写真は許可を撮って撮影しています)

朝日と共に釣りスタート! 

広大な湖をランガンして回りますが全く反応がありません。時期は1月 オーストラリアは南半球にあるため、日本とは逆の夏にになります 夜間は車中泊できるほど涼しくのですが日中は30度を超えてきます。

丸2日間トライしてみましたが何も反応がありませんでした。

カンガルーはどこにでもいるのに、残念です。

次の旅程もあるのでマーレコッド釣りは断念し都市メルボルンを目指します!

その道中、まさかの野生動物に遭遇!!

道路脇にいたのは、なんと野生のコアラ!

動物園では何度か見ていましたが、野生のコアラに出会ったのは初めて。現地で生活していても簡単に出会える動物ではないので、これは本当にラッキーでした!

ちなみにコアラはオーストラリア固有の有袋類で、現在は基本的に1種類(Phascolarctos cinereus)とされています。

ただし、生息する地域によって見た目にはかなり違いがあります。

オーストラリア北部の暖かい地域に生息するコアラは、比較的小柄で毛が短く、銀灰色っぽいのが特徴。一方、ビクトリア州(メルボルンのある地方)など南部の寒い地域では、体が大きく、寒さに適応するため毛も長く厚くなる傾向があります。

実際、オスの平均体重はクイーンズランド州で約6.5kgなのに対し、ビクトリア州では約12kgとかなり差があります。

今回出会ったコアラも、毛が比較的短くスッキリとした見た目でした。

普段はユーカリの木の上で過ごすことが多いコアラですが、別の木へ移動する際などには地上を歩くこともあります。

だからこそ、ロードキルを防ぐためにも法定速度を守る必要がありますね。

シドニーを出発して約700キロ。ようやく都市メルボルンに到着しました。

メルボルンは、オーストラリア南東部に位置するビクトリア州の州都。シドニーと並ぶオーストラリアを代表する大都市です。

街中には歴史的な建物と近代的な街並みが混在し、カフェ文化やアート、スポーツが盛んなことでも知られています。

そして釣り人として注目したいのが、メルボルンの目の前に広がるPort Phillip Bay(ポートフィリップ湾)。

湾内ではSnapper(スナッパー)やKing George Whiting(キングジョージ・ホワイティング)、Squid(イカ)など、オーストラリアを代表する魚たちを狙うことができます。

また、シドニーなどと比べて南に位置しているため気候も涼しく、冬はかなり冷え込みます。

大都市でありながら、少し足を延ばせば豊かな自然と釣り場がある。

街歩きも釣りも楽しめるのが、メルボルンの魅力です!

フリンダースストリート駅 [写真タップで拡大]

ビクトリア州立図書館 [写真タップで拡大]

メルボルンを走る路面電車 [写真タップで拡大]

パッフィンビリー鉄道 [写真タップで拡大]

メルボルンは比較的涼しい地域ですが、内陸部から熱く乾燥した空気が流れ込む「Heatwave(熱波)」が発生すると、気温が40℃を超えることもあります。「1日の中に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすいのも、メルボルンの特徴です。

なので1日のうちに半袖の日もあればダウンを着る場面もあります。

夕暮れになるとペンギンたちが巣へ戻ってくる場面も見ることができました。

フィリップ島のペンギン [写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

都市が近くにありながらも多種多様な動物が生息しているのはオーストラリアならではですね。

メルボルンを観光したところでようやく釣り開始です。

今回使用したロッドはTULAAL MMA United 83M。

8ft3inの4ピース仕様で、仕舞寸法は約68cm。遠征や海外釣行にも持って行きやすいパックロッドです。

ルアーウェイトは10〜40g、ラインはPE3号まで対応しており、シーバスやライトショアジギング、ロックフィッシュなど、ショアからのさまざまな釣りに対応できる一本。

僕が特に気に入っているのは、8ft3inという絶妙なレングスと、Mクラスながらしっかり魚を止められるパワーです。

ある程度の飛距離が必要な場所でも使いやすく、それでいて長すぎないためルアーを細かく操作しやすい。ミノーやシンキングペンシル、メタルジグなど幅広いルアーを扱えます。

また、MMAシリーズには小口径ガイドを多点配置した「ストローガイドセッティング」が採用されています。ガイド間隔を細かくすることでラインの余分な遊びを抑え、特に横風などの状況でもラインをコントロールしやすい設計になっています。

「遠征先で何が釣れるか分からない。でも一本でいろいろ狙いたい」

そんな僕のようなスタイルには、非常に相性のいいロッドです。

今回はメルボルン湾(Port Phillip Bay)ではなく郊外で釣りをしました。

ジグヘッドワームを流れの中に漂わせているとヒットからのマゴチ特有のヘッドシェイクて上がってきたのは60cmの良型マゴチでした。

オーストラリアには、日本のマゴチと同じコチ科の魚が数多く生息しており、現地では総称してFlathead(フラットヘッド)と呼ばれています。

私がオーストラリアで釣ったのがDusky Flathead(ダスキーフラットヘッド)とメルボルン周辺に多く生息しているSand Flathead(サンドフラットヘッド)。見た目はよく似ていますが、実は別の種類です。

Dusky Flatheadはオーストラリア東海岸に広く生息し、河口や湾内など汽水域にも入り込む大型のFlathead。1mを超える個体も存在し、シドニー周辺では人気のルアーフィッシングターゲットです。

シドニー近郊で釣った85cmのダスキーフラットヘッド

一方のSand Flatheadはオーストラリア南部に多く、今回訪れたメルボルンのPort Phillip Bayでも身近なターゲット。名前の通り砂底を好み、Dusky Flatheadと比べると小型の種類です。

つまり、シドニーでは大型のDusky、メルボルンではSandと、同じFlatheadでも地域によって狙える種類が変わるのが面白いところ。

残念ながら今回はダスキーフラットヘットのみでした。サンドフラットヘッドはDuskyと比べると、全体的に淡い茶色〜灰褐色で、背中から体側には細かな褐色〜暗色の斑点やまだら模様が見られるようです。


また、Dusky Flatheadは尾びれに特徴的な黒い斑紋があり、個体によって青みのある斑点が目立つことがありますがSand FlatheadはそうしたDusky特有の尾びれの大きな黒斑が目立たず、細かな斑点が散った比較的地味な模様なのが特徴のようです。気になる方はメルボルン行って釣ってみてください!

海鮮市場に売られていたサンドフラットヘッド

フラットヘッド以外にもクロダイやテイラーといった魚を釣ることができました。

オーストラリアでBreamと呼ばれているクロダイの仲間

オーストラリア沿岸に広く生息するTailor(テイラー)

今回のメルボルンロードトリップも、釣りだけではなく、野生のコアラやペンギン、メルボルンの街並み、そして日本では出会えない魚たちと、たくさんの新しい発見がありました。


2800kmを走って感じたのは、やっぱりオーストラリアは広いということ。
同じ国の中でも、場所が変われば景色も気候も、そして釣れる魚も大きく変わります。

シドニーではDusky Flathead、メルボルン周辺ではSand Flatheadなど、同じFlatheadでも地域によって違う魚に出会えるのも、海外で釣りをする面白さのひとつです。

そして今回も、旅を支えてくれたのはTULALAのロッド。MMA United 83Mは、何が釣れるか分からない海外のフィールドでも、さまざまなルアーや魚に対応してくれる心強い相棒でした。

旅をしながら釣りをしていると、目的の魚が釣れないこともあります。でも、その道中で思いもしなかった魚や景色、動物に出会える。それも僕がフィッシングトリップを続ける理由です。

これからもTULALAロッドと一緒に、まだ見たことのない景色と魚を求めて旅を続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!また次のフィールドで!
G’day!

釜石佑哉(かまいし・ゆうや)

トラベルナースとして働き、日本各地を釣り歩くエクストリームアングラー。現在はオーストラリアへ看護留学をしながら、合間で釣りをする日々を過ごす。ツララフィールドスタッフ。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。