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「脳みそ小さすぎ」「これは脱帽だわ」マンボウをさばいた結果がとんでもなかった。

マンボウ。ユーモラスな顔とユニークな体つきの海のゆるキャラのような魚だ。知っている人は多いが、その味を知る人は少ないはず。一部地域では郷土料理として親しまれているが、このマンボウを1尾まるごと下ろし、料理して食べるという動画を公開している生き物系YouTuberがいる。そもそも家庭でマンボウがさばけるのか? どんなマンボウ料理ができるのか? その味は?  魚好きもそうでない人も興味津々の動画をダイジェストで紹介しよう!

●文:ルアマガプラス編集部

スーパーでマンボウ一本買い!? 知ってるようで意外と知らないマンボウをつぶさに観察

今回紹介する動画はYouTube 水ラーメン『マンボウをさばいてみた結果がヤバイ…』だ。人気生き物系YouTuber 水ラーメンさん初のさばく系動画になる。

水ラーメン「エッホ!エッホ! マンボウって重たいって伝えなきゃ!」

スーパーで売られていたマンボウと出会い、即一本買い。

水ラーメン「ずっとこの子をさばいてみたかったんです。今日はこの子をまるまる1匹使って料理を作っていこうと思います。食うのも初めてでバチボコに楽しみィィ」

家の中に運び込むととさすがにでかい! 体長を計測すると約1m。

水ラーメン「マンボウは最大で約3m、体重は最大で約2tにもなるので、この子はちっちゃいほうですね」

水ラーメン「マンボウはフグ目に分類されててフグやハリセンボンの仲間。世界中の温帯から熱帯の海に広く分布していて、実は日本近海にもたくさん居るお魚です」

そのマンボウについては、知ってるようで意外と知らない。

水ラーメン「マンボウは一般的な魚類に見られるウロコはありません。皮膚が硬くてヌルヌルの体表で細菌と寄生虫から身を守っているんだけど、みんな見て寄生虫いました。マンボウの体表によく寄生するノルドマンウオジラミです」

マンボウの観察はさらに続く。水ラーメンさんのマンボウの知識に脱帽だ。

水ラーメン「いや、すっごいなこの口。触るとけっこう痛い。さすがフグ目なんでクチバシみたいな歯がすっごい丈夫です。この子の好きな食べ物はクラゲや動物プランクトンです」

頑丈な歯のわりに柔らかいものを好むようだ。

そして魚とは思えない体型についても。

水ラーメン「胸ビレは小さめで姿勢の維持や方向転換の補助の役割をしているんだと思うけど、背ビレと尻ビレがメインの推進力で、パタパタ動かして前に進みます」

水ラーメン「尾ビレは退化してて舵ビレっていうんですけど、ここでブレーキだったり、進む方向を制御しています」

尾ビレが退化!? 魚らしさを捨てた海のゆるキャラだが、さばいてみるとさらに不思議が詰まっていた。

生態解説付き解体ショー! マンボウはズバ抜けた身体能力の持ち主だった!

水ラーメン「早速、この子をさばいていこうと思います!」

水ラーメンさんと比較すると改めてでかい!

水ラーメン「このへんに消化管と肝臓があるので、そこから取り出していきます。皮は硬いけど一回包丁の刃が入ればスルッといくね」

開腹してまず出てきたのが消化管だ。

水ラーメン「マジ長いね。マンボウは消化能力が弱くて消化管を長くすることで補っています。見た目はちょっとアレなんですけど、この消化管、きれいに洗って加熱調理するとマジ美味しいんです」

肝臓は湯引きをして肝醤油などで食べられるそうだ。

マンボウの頭を落とし、解体は佳境に入る。

水ラーメン「マンボウの脳って2000kgの巨体でもわずか5gしかないの。見て、身の部分が出てるよ。筋肉の部分、繊維状になってるね。皮下組織はけっこう硬いから、ここに沿って包丁を入れるとけっこうするする切れるね」

こうしてきれいに皮を取り除くことに成功。

水ラーメン「マンボウは皮下組織がめちゃくちゃ厚い。深海と海面を行き来するために急潜水、急浮上を繰り返すから浮き袋を持っていないんですよ」

水ラーメン「そこで役立つのが、この皮下の分厚いコラーゲンの層で、比重が海水よりほんのちょっと低くて、どんな水圧でも安定して浮力が出せます」

マンボウは海面付近をぼーっと漂っているのかと思いきや、深海に急潜行もするとは。見かけによらずハイスペックな身体能力を持っているようだ。

生態解説付きのマンボウ解体ショーはいよいよ終盤。

水ラーメン「最後、この骨を取り除いて。骨、柔らかい。包丁でスパッと切れる。骨密度がめちゃくちゃ低い」

初めてマンボウをさばいて、新たな発見に驚きながら作業は終了。その全貌は動画で確認しよう。

動画は水ラーメンさんの解説が充実し、コメント欄には「食材を見に来ているのか、生物学の講義を受けているのかわからなくなってきた」、「マンボウってほんと魚として異端て感じするなぁ」といった感想が多数。

水ラーメン「魚、さばくってやっぱ楽しいわ! よっしゃ、お刺身つくっていきます。その前にこのまな板を洗わなきゃ。先輩、ごめんなさい。お風呂場にマンボウの汁を流して」

撮影は先輩宅で行われていたようで、先輩がシャワーを浴びて魚臭くなかったかが気になる。

初めてさばいたマンボウで豪華なマンボウ料理が完成!

最初に取りかかる料理は前代未聞のマンボウの姿造りだ。

水ラーメン「身は水分をけっこうとったから、切り立てよりしっかりしてるよね。エンガワ付近は筋がめちゃくちゃ多いのよ」

柔らかい身を刺身用に切り分け、盛り付けていく。

水ラーメン「僕ね、絶望的にセンスないんだけど」

と言いつつ、華やかなマンボウの姿造りが完成した。

水ラーメン「もうこんなに豪華に盛り付けられたら、このマンボウちゃんも今はさぞかしうれしいはず」

水ラーメン「それじゃあ次は消化管の串焼きを作ります。マンボウの腸は最大10mにもなるけど、今回の個体はちっちゃいから少し短めなんだよね。意外ときれいで、しかも肉厚」

包丁の背で消化管の汚れをていねいにこそぎ落とす。これで臭みが消えるはずだ。

水ラーメン「マンボウの腸は超長いですけど、超多いものもありまして、マンボウって産卵で卵を3億個くらい海にぶちまけるのよ。その中から成魚になれるのは3から5匹。すごい確率じゃない?」

仕込みながらもマンボウの雑学を披露し、串打ち完了。あとは塩をふって焼けば、消化管の串焼きの完成だ。

水ラーメン「お腹空きすぎてもう我慢できないから。めちゃくちゃうまそうなんだけど」

マンボウ料理の実食前に身の塩焼きを試食。

水ラーメン「うまい! 刺身はあんだけ柔らかいけど、火を通すだけでこんなに旨みが凝縮するんですね」

3品めはキモを使った料理だ。まずはマンボウの身でムニエルを作る。次に火にかけたフライパンでバターを溶かし、キモを入れてソース作り。マンボウのムニエル キモソースが出来上がった。

水ラーメン「もうこの匂いがね、旨みの塊よ」

水ラーメン「はい、皆さん、マンボウのフルコース完成いたしました」

初めてさばいたマンボウでお見事! 食レポが気になるぞ。

マンボウの美味しさ新発見! 生き物系YouTuberの尽きない好奇心に感心!

まずは姿造りから実食!

水ラーメン「醤油をつけていただきます! 切り立てはぷよぷよしてたけど、今は水気が抜けてうまくなってる。ただ、旨みがガツンってくる感じではない。

今度はレモンをつけて食べてみます。これはめっちゃうまいぞ! 身がしまって平貝みたいな感じだな」

マンボウの刺身にレモンは欠かせないようだ。

続いて消化管の串焼きだ。

水ラーメン「いやー、これはマジでうまそう! いただきます! んっ⁉︎ めっちゃうまいんですけど8割旨み、2割うん○。上手くこそぎ取れてなかったわ。内容物の臭いが強い。しっかり処理すればマジでうまい。ポテンシャル、一番感じたかも」

消化管の味の決め手は、ていねいな汚れ落としだ。

そして最後はマンボウのムニエル キモソース。

水ラーメン「いや、なんか、ちょっと苦い。もっと旨みがガツンってくると思ってたけど、シンプルに苦手な味だったわ。このキモ自体は美味しんですけど、バターと合わせると味がケンカしちゃってる」

塩焼きでマンボウの身は火を入れると美味しいのはわかっている。マンボウが手に入る機会があれば、シンプルなムニエルでいただこう。

水ラーメン「おぉ、きたきた! ゲストのエマスちゃんねるくんです。部屋に入って30秒でマンボウを食わされる男」

仲良し生き物系YouTuberのエマスさんが合流して即試食。

エマス「刺身は味がしない。レモンつけるとうまい。ムニエルは…うぇ~」

やはり水ラーメンさんと同様の感想だ。

水ラーメン「刺身はレモンつけて食うのが俺的には一番美味しかったかな。今回、マンボウを初めてさばいてみて、難しかったけど楽しかった。エマっちゃんも夜中の2時半にきてくれてありがとう」

2人でマンボウのフルコースは完食。

今回紹介したYouTube 水ラーメン『マンボウをさばいてみた結果がヤバイ…』を視聴すれば、マンボウを一本買いしても安心だ。

まぁ、そんな機会はないと思うが、普段は水族館や映像でしか見ないマンボウの不思議な生態がこの動画を通してわかる。

生き物系YouTuberのあふれんばかりの好奇心が視聴者の興味をそそり、マンボウに触れ“さばいて食べる”を疑似体験させてくれるような生き物好き必見の動画だ。

用意周到に準備しても油断すると上手くいかないことがある。これも次への教訓だ。

YouTuber 紹介

水ラーメン

チャンネル登録者数117万人(2026年9月末現在)の人気YouTuber。自然が大好きな自称野生児YouTuberで、近くの自然には未知なるうまさが潜んでいると色々な生き物をとって食べたり、飼ったりする生き物系動画が人気を呼んでいる。将来は海外でのサバイバルを目標に活動中。

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