
酷暑となった2025年の夏。例年にも増して過酷な暑さを連日記録していたが、アウトドアの天敵となる【虫】はやや過ごしやすくなったこれからの季節にこそやってくる。釣りにおいても避けては通れない虫問題を避けて通るために超有能アイテムを携えて釣りをしてきたぞ!
●文/写真:ルアマガプラス編集部 ●BRAND POST提供:住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社
虫の最盛期は本当に夏か?
年々暑さを増す日本の夏だが、あまりにも暑すぎて例年より釣り場にアングラーの姿が少ないとも聞く。我々の天敵とも言える虫も酷暑に耐えかねているようで、近年では気温のピークとなる時期より初夏と晩秋に姿を現すことが多くなっているという。
冬まで残り少ない寿命の蚊は、秋になると必死に吸血行動を起こす。
準備から抜かりなく!
釣りをする上で虫にとってチャンスなのが準備中。せっせと準備する人間の汗や呼気に反応して寄ってくるのか、経験上この時に気づけば刺されているということが少なくない。
そんな時活躍するアイテムが今回の主役「サーマセル」だ。
使い方は非常に簡単。虫よけマットを本体上部に差し込み、OD缶と接続。スイッチをオンにして、スタートタブを引き上げれば完了だ。
すぐにプラレトリンという虫よけ成分が素早く空中に揮散し、虫が寄りつかないようにしてくれる。ビューウィンドウがあり、そこからオレンジ色が見えれば正常に動作している。サーマセル専用の虫よけマットは、従来の一般的な虫よけマットよりも有効成分を20倍以上配合しており、屋外の開けた場所でも虫に対して、強い効果を発揮してくれる。
携行できるよう背部にクリップ状のアタッチメントがついており、装着したまま使用できる。
ボートのセッティングをしたり、リグったり、釣り場においてそういったシーンでは往々にして虫にたかられることが多い。準備段階からサーマセルを使っていればいざ釣りを始める時になって虫刺されに悩むことも少なくなる。
使い方は簡単。忌避剤の染み込んだブルーのマットをセットしてスイッチオン。露出火が出ることもなく、安全かつ強力な効果に期待ができる。
快適にフィッシング!
オカッパリであれボートフィッシングであれ、周りを虫がちょろちょろして釣りに集中できない!そんな経験をお持ちのアングラーは少なくないはず。かく言う筆者も、自分がいれば周りの人に虫が寄ってこないと言われるほど虫を寄せ付ける体質で悩みに悩んでいた。しかしこの日は虫がいない。
「まだ暑すぎて虫いないんじゃないですかー?」
なんて軽口を叩いていたが、後になって撤回することとなるとはこの時はまだ知らない。
ともあれ快適にバスフィッシングに興じることができた。
休憩すらも快適に。
ひとしきり釣りをして、お昼を食べながら湖上でランチ。こんなタイミングにもヤツらはやってくる。むしろご飯を食べている時に限って集ってくるものだが、こんな時にも「サーマセル」。
置き型のサーマセルは休憩中にも最適だ。
もちろん携行タイプを置いて使うのも同様に効果的ではあるが、置き型の方がスマートだ。心なしかおにぎりを持つ姿すら様になっている。
左:サーマセル専用OD缶(ガス缶)右:本体 セットは非常に簡単で大容量のOD缶ならガス切れを気にすることなく使うことができる。
釣りに集中できる。
こじつけがましいが、虫に悩まされることなく集中して釣りに向き合ったからこそキャッチできた一本がこちら。
ジグヘッドでシャッドテールワームのボトストして引きづり出した一本。
準備から片付けまで
1日楽しんで、片付けまでが遠足!じゃなくてフィッシング!夕方の気温が下がってきたタイミングこそヤツらが活性化するタイミング。このタイミングも抜かりなく。
サーマセルのスイッチをオンにしていればまさに結界。全く虫が気になることはなかった。
この時、オオモリはうっかりサーマセルのない場所で片付けをしていた。1日虫に悩まされることもなかったため油断していたのだが、気づいた時には手遅れで十数箇所、首、足、顔を虫に刺されていた。お見苦しいので写真は掲載しないが、ものの5分ほどでこの有様。
「まだ暑すぎて虫いないんじゃないですかー?」
なんて見事に甘く見ていた午前中の自分を懲らしめてやりたい。ともあれいかにサーマセルに守られていたのか痛感する結果となった。
シチュエーションを選ばずお手軽に虫除け
サーマセルの優れた点は効果も去ることながらその携行性にある。煙が出て匂いのある、いわゆる線香タイプの忌避剤を持ち運ぶわけにもいかず、点火している箇所が露出している以上持ち運ぶわけにもいかない。その点サーマセルはガスで点火して薬液の染み込んだマットを加熱しているが、火が露出することもなく匂いも気にならないため非常にスマートだ。
携行性抜群のハンディタイプと大容量OD缶に装着できる置き型タイプから、ご自身の使用するシチュエーションにマッチするものを選ぼう。効果は記事でもご紹介したとおりだが、使用は取り扱い説明書をよく読んで適切に使用してほしい。
釣りに止まらず、あらゆる野外での活動で活躍すること間違いなしだ。
※本記事は住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責はすべて寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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