【森田】モリケンリグの要
名古屋出身の森田さんが最初にハマった釣りはエリアトラウト。持ち前の集中力と探究心でめきめきと頭角を表し、中高生のころにはバリバスのサポートを受けるほどの腕前になっていた。
「冬はトラウト、夏はバス。海釣りもアジからキハダまでいろいろやりました。そうしたほかの釣りの経験値が、ルアー作りや新しいリグのアイデアにも反映されていると思います」
森田健太郎の名を一躍全国区にした「モリケンリグ」には、ノガレス・ループモスキート(バリバス)を使用。シンカーを脱着できるループ構造に目が行くが、森田さんが強調するのはフックそのものの性能の高さ。
スピニングタックルはもちろん、20ポンドクラスのフロロカーボンでがっちり合わせても伸びることのない剛性を備えており、幅広い用途で使えるのだという。