『磯釣りスペシャル』2021年5月号



暦のうえでは春とはいえ、海の中は冬から春への端境期となり一筋縄ではいない季節です。好釣果に恵まれたかと思いきや、突然の水温低下や濁った潮が回ったりして極端な食い渋りに遭遇することは珍しくありません。『磯釣りスペシャル5月号』では、高活性時に役立つ情報はもちろんのこと、まさかのピンチを切り抜けるためのノウハウを詰め込みました。上物も底物もこれでバッチリです。

ガッツGUREファイターリターンズ
山元優希 in 徳島県宍喰

山元隆史さんが父であり、八郎さんが祖父。そんな磯釣り一家に生まれた。名手の家系に生まれるということは重圧なのか、それとも自然に受け入れられるのか…。注目のグレファイターをクローズアップする連載第2回は、山元優希さんの登場だ。

スローアプローチで魅せるでかグレ劇場 小松和伸 in 愛媛県矢ケ浜

宇和海周辺は国内でも有数のグレ釣り場であり45cmクラスが多く、50cmオーバーも期待できる。そんな好場のひとつが矢ケ浜だ。この日は小松和伸さんのワザ炸裂し、次々にでかグレを仕留めていった。その攻め方とは…。

サシエが通る数投に、すべてを
門野吉洋 in 和歌山県田辺

サシエが通るチャンスはわずか数投。ポイント一面には木っ葉グレが乱舞し続けていた。しかし、決して諦めない門野吉洋さんは、並外れた集中力と精神力でその数投にかけていく。絶体絶命のピンチを切り抜けた紙一重の攻防戦をご覧あれ。

[特集]理屈じゃなくて信じるのみ ピンチを救う一手

もうあかん! そんなときの最後の作戦


ちょっとやそっとのピンチじゃなくて、考えられることをやり尽くしても結果の出ないときや普通の方法じゃどうしようもないことがある。それを打開するにはセオリーなんてものはおそらくない。思いもよらぬアイデアや体験的に自分が信じる方法だけが唯一の突破口…なのかもしれない。

編集部が見た起死回生の名手のあの日
平和卓也/森井陽/田中貴/城本尚史/田原誠/小原孝夫
名手が語る奥の奥の奥の一手
森本敬介/山元隆史/和泉泰久/上田泰大/岡田建治/桑原英高/安田裕也
阿波釣法に受け継がれるピンチの脱出法
それでもグレが釣れないときに
森井陽/久保野孝太郎



深釣りでイサギ連発ときどきグレ連打ズドーンときた年無し一発 城本尚史 in 三重県古和浦

どーんと散発ではあるが口太のデカいのが釣れている古和浦。だが、3日前からボラが大挙出現して状況は一変。「ボラはかわせて気にならない」と言うが春先のメリハリがない海は気まぐれ。多彩な引き出しを持つシロモッチはどう対処したのだろうか…。

どこでも釣れる!大型が食ってくる! 春チヌ攻略ヨシケンSTYLE 吉田賢一郎


ムダのない所作と仕掛け作りの速さ、海の中が見えているかのごとく次から次へと食わせていくことから「漁師のようなオトコ」と、フカセ釣りの大御所、宮川明さんをうならせた吉田賢一郎さん。春になれば地元の岡山県下でチヌを手玉に取る。そんなヨシケンの春チヌ攻略術をマスターしよう。

釣った魚を素早く投入 生かしてKEEP
最新キーパーバッカン&エアポンプ大集合

今や磯釣りに欠かせないアイテムとなっているキーパーバッカン。釣った魚を素早く投入し、生かしてキープしておくのに大変便利だ。どのモデルを買おうかと悩んでいる読者も多いはず。ここでは、最新のキーパーバッカンを中心に詳細を紹介。組み焦るエアポンプもどうぞ。

春なのに赤貝がない!
今期のイシダイはどう狙う!?


使い勝手がよくて食いがいい赤貝は、四国や九州、和歌山などでは春のイシダイ釣りに欠かすことのできないエサだ。しかし、今シーズンはほとんど手に入らず、頭を抱えているイシダイ師が少なくない。春はどう釣る?

Contents

これから始めたいグレ師必見 国見孝則に聞く遠投釣りベーシックQ&A
春のバッドコンティションの正体を探る 菜っ葉潮ってなんだっぺ!?
自然に絶対はない 徳島県日和佐のイシダイ
TOMOMATSU ism’21 友松信彦
大野くんのマルチにFISH ON
九州石鯛デカ判戦記 番外編
屋根裏部屋の名機たち
グレ必釣ワザの百貨店
フカセ釣り難解!?用語解説
磯スペキングダム ローグII
お悩みレスキュー
磯釣りインフォメーション
阿波釣法の歴史物語
磯スペ寄り道ステーション
あの日 あのとき あの言葉
ボス・ホソダの磯釣り今昔
編集後記
ピース・アカデミー
ウキの基礎知識
磯SP新製品
日本全国磯メシレストラン