まさに地球が静止した艇王チャンピオンカーニバル2016
艇王2016チャンピオンカーニバルをご覧いただいたルアマガモバイルユーザーのみなさま、ありがとうございます。
今回は奥田学さんのプレス艇を担当させていただいたのですが、
いやはや艇王史に残るデッドビートに、奥田さんも同行した取材艇もテンションが激しく上下動!! やっぱりバスフィッシングっておもしれ〜〜〜〜〜!!!!!
だからこそ悔しかったのが2日め……。あのデビルスイマーで掛けた魚のミスがなければ……と今この原稿を書いているタイミングでも悔しい想いが蘇ります……。
スイムベイトとマキモノのフッキングは別物!
今回ネタとして書きたいのはその直後のエピソード。
スイムベイトの名手らしからぬ”ゴリ巻き”ファイトによってサカナをバラしてしまった奥田さんに、その原因を尋ねたところで、ふと口を出た“スイムベイトの正しいフッキング方法”についてです。
まず、スイムベイトですが、基本、巻いて使います。
クランクベイトなどのマキモノと一緒ですね(もちろんリトリーブスピードなどは違いますが)。
ただ、クランクなどと違うのが、搭載しているフックの数。
大体トレブルフックが2個以上ついているクランクベイトと違い、デビルスイマーのようなスイムベイトはボディにひとつ、しかもソレもボディに刺して固定しているためフックポイントがひとつ少ない状態です。
なので、多少は向こうアワセ的な面も期待できるマキモノ(もちろんアワセは必要です!)と違って、スイムベイトはワームと一緒できっちりとアングラーが掛けてやる必要があります。
ロッドワークは絶対に“横”!!
ではそのフッキングですが、マキモノと同じなのが、ラバージグなどのいわゆる電撃フッキング(即アワセ)と違って、
・アタったら、慌てず、サカナがルアーを持っていくのを確認してから、ラインスラックを取って巻きアワセすること
よく「サカナの重さを感じてからアワせる……」と見る聞くアレですね。
で、奥田さんが強調していたのがここから。
今一度スイムベイトのフックの構造の話になりますが、
ボディの下側についています。
つまりは、この形状で、フックが“上を向いている”ラバージグなどと同じように縦フッキング(ロッドを立てるアワセ方)をしても、ボディの上側からフックポイントが出ていないため、バスの上顎を貫通することは難しいのです。
そのため、スイムベイトのフッキングは
・バスの口の左右の端に掛ける、スイープフッキングが絶対
なのです。
もちろんこれを奥田さんは当たり前にしています。
だからこそ、
あの“スイムベイトでの”ミスがどうしても悔しすぎるのです……。
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