初代陸王・川村光大郎のカートランク活用術【釣車王第2回・ハイラックスサーフ】



大好評!釣車企画の第二回!

みなさまごきげんよう。

いやぁ~前回の青木さんの釣車、おかげさまで大反響だったもんで調子に乗って早くも第二回行かせてもらいます‼

今回は元祖オカッパリのプリンス、初代陸王のコータローさんの釣車「黒王号」(リクオウと〇オウをかけて、ワイが勝手に名付けてるだけやで)を紹介いたします!オカッパリメインのコータローさんならではの積載術、工夫をとくとご覧あれ!

走るのは俺だけじゃない。機動力はクルマにも求める!

TOYOTA ハイラックスサーフSSR-G

2009年に日本の市場からは姿を消し、「サーフ」の愛称で親しまれ、今もなお中古車市場で根強い人気を誇るこのクルマ!何を隠そう、私も昨年10万キロ近く走ったサーフを購入しましたからね・・・。

「10万キロ走っててもこの値段かよ!!」って感じですが、それだけ人気だっつーことで鬼ローン組んだわけですよ。実際、結構いろんなクルマと悩んだんですが、コータローさんをはじめ、吉田遊さんなど、サーフユーザーでサーフを悪く言う人がいない!

走行距離25万キロオーバーでもまだまだ現役なコータローさんのサーフを取材で乗ったりしていたので(もちろん運転しているのは自分じゃないですよ)安心して購入できました。取材中にいろんなアングラーの四駆を疑似試乗できるのは編集者の特権ですな!

ということで、自分の話をしてもしょうがないので早速コータローさんのこだわりを聞いてみましょう!

「サーフを選んだ理由は一言でいうと『ちょうどいい』。何が?っていうとまずは大きさ。休日に行くボート釣り用のデッキやエレキも僕の場合はクルマに積みっぱなんで、その状態でオカッパリの道具も満足に積めるとなるとこれくらいの大きさは必要。

これより小さいと、やっぱり収納がキツイ。でも逆にこれより大きくなってくるとオカッパリでの狭い道の走破性やクルマの停めやすさっていうところで不便が出てくる。今のサーフでも余裕がないなって感じる時もあるしね。

だからスゴイちょうど良さを感じてます。もう走行距離が25万キロを超えてるんですが、まだまだ走れそうですし、もしダメになってもまたサーフがいいなって思えるくらい気に入ってます」

トランクは使い勝手の良いダブルデッキが川村的評価◎!

トランクルーム全貌。

SSR-Gモデルは純正でダブルデッキ仕様なので、上段下段のスペースをうまく活用できる。

「上段にバーサスのVS8050を置くことでちょうどいい高さでモノを出し入れできるんですよ。オカッパリの時はここから必要なルアーをピックアップして、バッグに詰めてポイントへ行きます」。

「あと、ここでリグったり、作業したときに出る糸くずやカットしたラバージグのスカート、現場で出たり、拾ったりしたゴミはボックス横のポーチ(スピードマグ[フルクリップ])へポイッとして釣行後にまとめて捨てられるのでこれも便利です」。



ロッドホルダーはマイケル編集長のお土産!? 海外製リーシュコード?が◎

「何気に気に入っているのがマイケル(野村P)さんにもらった、このリーシュコードみたいなロッドホルダー! カーメイトのロッドホルダーも付けてるんですが、陸王みたいに移動やタックルの出し入れが頻繁な時は、いちいちパチンッと閉めてたりする時間も惜しい。これならスッと置くだけ済むし、何気に溝があるからロッドが絡まらない!」

「バッカンみたいな高さのあるものをグリップエンド側に置いておけば竿先も曲がらずにキレイに納まるんでこれは重宝してますね。取材のときは助手席も人が乗っても迷惑にならないし、結構究極形かもしれませんね!」

「キャップはハンガーにかけて、取材に応じてここからピックアップしてる感じですね。あ!あとはアレですよ!!」

ニヤニヤしながら、ゴソゴソしはじめたコータローさん。

「タクミ漬け!クルマで保管しといた方が効果的って聞いたんで、ここに眠らせてます。キモは割り箸も一緒に保管しておくこと!さすがに素手では触りたくないのでコレ必須です(笑)。必要な分だけ、タクミ漬けから取り出して粉掛けてオカッパリ用のボックスに入れてますね!」

タクミ漬けの詳しい解説は下記リンク先参照!↓

下段はボート用品スペースに!

「下段はボート用のエレキとバウデッキのほかに洗車グッズがあるくらいで、主にオカッパリで使うのは上段のスペースだけですね! わかりずらいけど、上下段の仕切り板はクルマの純正品の上にぼアルミボートのフロアデッキを重ねてます!」

普段はアルミボートの釣りもする川村さんは、カートップでボートを運べるよう専用アタッチメントを装着済み!

艇&陸ともに釣りをする川村さんだからこそのこだわりセッティング!

結果、スタイルに合った積み方が一番!

一見、取っ散らかってるようでこだわり抜いた車内。一度クルマから飛び出せば・・・

こうなるわけです(笑)。

スタイルに合わせて車内をレイアウトすれば、釣果も変わる!?とことん無駄を省いて釣りの時間に当てたいコータローさんならではの釣車でしたね!

さーて、次回は誰のクルマ拝見しようかな~。


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