沖縄を拠点に活動するYoutuber・ハイサイ探偵団!
以前にご紹介した(下記リンク参照)でもお伝えしたように、彼らの実釣ロケに突撃して来た‼
ハイサイ探偵団がイカダ釣りに初挑戦!
沖縄本部の釣りイカダで行われた実釣の様子は、ハイサイ探偵団の動画をご参照あれ!
今回は、その釣りでゲットした『期待、小』の魚が意外や意外、予想外のウマさだったので改めて料理編としてご紹介しよう。
結果として釣れたのは『ダツ』1尾のみ…。
ご存知の方も多いとは思うがダツは光に対して敏感な魚で、発光する方向へと突進してくる習性がある。ゆえに夜の浜辺でむやみにライトで海中を照らしたりすると、突然こちらに突進してきて針のように尖った口でズブリ!…という危険性が高い魚である。
また、その尖った口の中にはノコギリのようなギザギザの歯がビッシリと並び、仕掛けに喰いつこうものなら簡単にラインをスッパリ。
仮に切られずに今回のように釣りあげられたとしても、悪名高きドリルロールによって仕掛けをグチャグチャにされる可能性が非常に高い『超外道王』なのだ。
そんな嫌われ者なダツでも、唯一の貴重な釣果。
なおかつハイサイ探偵団のモットーとしては、釣った魚は食べなければならない。
「外道王」ダツを持ち込んで料理に‼
そこで今回は特別に、海生活(マリンライフ)が運営する「海人の駅(動画中の『波止場の駅』より改名)」(本部町)で料理してもらうことになった。
この海人の駅、名物のマグロ丼(650円)や漁師丼(1200円)など新鮮な海鮮料理が味わえるお店だが、提携する本部釣りイカダや遊漁船で釣れた魚を持ち込んで料理してもらうことも可能なのだ。
しかも今回のダツ、何と刺身にしてくれるという。
聞いた話は寄生虫がいるらしいが…どうなんだ!?
「寄生虫がいても、目視できるサイズなのでしっかりと取り除けば大丈夫ですよ。もちろん、まったく付いていないキレイな魚体もいます」と捌きながら説明してくれるのが、海人の駅を運営する具志堅勝文さん(何でも、あの具志堅用高さんの遠縁らしい…)。
しかし…ウロコを取らずに、いきなり三枚おろしですか?
「皮を食べないなら、ウロコはわざわざ取らなくてもOK!」と、手際よく身と骨を切り離していく。
「頭と骨はすごく美味しいダシが出るので、スープにすると最高ですよ~」
マジか!? まったく知らなかった…。その後は身を短冊状に切り分け、水分をしっかりと拭き取る。
そしてここからがクライマックス! 刺身包丁で皮から身を削ぐように切り離し、そのまま皿に盛り付けるのだ!! 正直この発想はなかった…具志堅一族、恐るべし!!!
「これなら面倒な皮引きを省くことができるので、効率よく捌くことができます。もちろんダツ以外の魚も捌くことはできますよ。海ブドウを添えて…ハイ、完成です!!」
凶器ライクな外観とは裏腹に、キレイな白身は見た目にも美味しそう。
ハイサイ団員も大絶賛!
ということで、実食…。
コレは美味い!! 適度な歯ごたえがあり、味はタチウオをもっと濃厚にした感じだ。
ハイサイ探偵団はるおっきによると「骨が多いイメージだったけど、小骨も全然なくてお上品なお味です♪」。
ハイサイ探偵団武cに至っては「…超美味い…すげぇ美味い…ごっつ美味い!!」としか言えないほど? のお気に入りっぷりだ。
海ブドウと一緒に食べると、磯の香りがプラスされて『釣りたてを食べてます!!』って感覚が煽り立てられるのがまたイイ!! 唐揚げにしても美味しいようで、お酒のおつまみには最高だとか。
それにしてもあのダツがここまで美味いとは…これまで幾度も外道としてリリースしていたことが、今になって悔やまれる…。むしろこれからはダツ専門に狙うゲーム『ダッツィング』を提案してもいいくらい、オススメの魚になってしまった!
強烈な個性ゆえに『取り扱い注意!』な部分もある魚だが、皆さんもこれからはダツが釣れたら一度食べてみてください。その認識が一変すること、間違いナシです!!
ダツもいいけどマグロもね!?
なお、今回釣りをした沖縄の本部の海では、ビギナーでもお手軽に手ぶらで楽しむことができる『沖縄美ら海マグロ釣りツアーin.MOTOBU』も開催中。
本部港から船で30分のところにある、パヤオ(浮き漁礁)に集まってくるマグロを狙う釣りです。
釣ったマグロは今回紹介した「海人の駅」で、美味しく料理してもらえます。お土産として宅急便で送ることもOKです。詳しくは下記をクリック!!
あ、ハイサイ探偵団とパヤオでマグロ釣りをする取材なんかもしたいですね(笑)。
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