5月といえば「こどもの日」、こどもの日といえば空にはためくでっかい”コイノボリ“! だから…というワケじゃないが、今回都心部の川にも生息するというゲームフィッシュである”コイ釣り”にチャレンジしてみた‼
近所の川で手軽に狙えるコイ釣りを楽しむ!
都心部の河川でもよく見かけるこの姿。誰でも知ってる「コイ」だけど、実はゲームフィッシイングの対象魚としてヨーロッパを中心に人気が高い! なんてこと知ってました?
ユーロスタイル!?の「コイ釣り」に初挑戦
実はコイ釣りはほぼ初めて…。
コイ釣りといえば、日本では古くから吸い込み(ぶっこみ)釣りで知られているけど、今回チャレンジしたのは、ユーロスタイルのカープフィッシングなんだ。これは「ボイリー」という加工エサを使用し、装備も近代的なゲームフィッシングに様変わりしているんだって。
近くの川でよく見かけるコイがゲームフィッシングの対象魚になるなんてちょっと興味深々です。しかもメーターオーバーのモンスターもいるらしいじゃないですか! こりゃあ一度は体験したいもの。あわよくばビギナーズラックでメーターオーバーなんてこと…ないかな???
今回の釣り場は、東京の都市型河川。ハッキリ言って街中を流れるフツーの川です。こんな身近な場所で楽しめちゃうのもコイ釣りの魅力!
まずはボイリーを寄せ餌としてねらい目のポイントへ! これがまたアウトドアの遊び心満載!
カープフィッシングは、アウトドアとしての遊びゴコロにあふれてます。
コイがいそうなポイントにボイリーを寄せエサとしてあらかじめ撒いておく(フィーディング)のですが、その撒き方が楽しい!
カタパルト(パチンコ)で狙ったポイントに打ち込んだり、スローイングスティックと呼ばれる先が曲がったポール状の筒にボイリーを詰めて遠投!
なんて釣りとは思えないでしょ⁉
[カタパルト]
[スローイングスティック]
沖に向けて、寄せエサとなるボイリーを何個か入れてフィーディングは完了。あとはコイがいっぱい寄ってくるのを期待しましょ。
いざ! モンスターカープを狙って第一投‼
仕掛けは、「ヘアリグ」という独特のシステムを使う。とはいえ、市販品のセットもあるので誰でも簡単に仕掛けられますよっ!
エサのボイリーを直接ハリにかけないところがミソ。コイがエサを吸い込むときに違和感を感じさせないようにするためだって。
古くからある日本の吸い込み釣りも同じで、エサを獲るときのコイの習性を利用したものなんだけど、ゲームフィッシングとしての競技性を重視している分、仕掛け調整が幅広いところが奥が深くて面白いみたい。
しばらくはアタリもなく、何回かキャストするポイントを変えたり、フィーディングをして探ってみる。
やや沖目に仕掛けを投入して、ほどなくするとロッドポッド(竿台)に装着していたアタリセンサーが反応したぁ!
アタリセンサーは鈴などをつけても代用できますし、なくても釣りはできます。あとドラグはゆるゆるにしておかないと、コイにロッドが持っていかれることもあるので注意です‼
ついにカープフィッシング釣果第1号か?
重い‼
トラウトやバスのようなシャープでトルクフルな引き…ではなく、なにか巨体なモノがかかってる!
まさか、まさかのモンスターカープか?
と、モンスター(?)カープと数分のやり取りの末、上がってきたのは・・・????
ユーロカープスタイルで50センチオーバーとったどー‼
ランディングした魚はこの川のアベレージサイズ! それでも50センチオーバーといえば、釣りの対象魚としては大物には違いない!
釣ったコイの扱いは丁寧に…。今回はカープフィッシング専用マットを使いました。くれぐれも乾いた地面やコンクリートなどに魚体をおかないように。
はじめてのカープフィッシングとしては十分堪能できました。
都心に近い川でもメーターを超えるモンスターカープがいるらしいので、次回はメーターオーバーを狙ってみるかな〜。
仕掛けも釣り方も比較的簡単だし、常にアクションが必要なルアーフィッシングに比べるとゆったりした釣りなので、こういったスローフィッシングで休日を楽しむっていいかもね。
釣りビギナーやファミリーにオススメしますよ!
皆さんも一度は体験してみてはどうですか?