バス釣りとハンティングで全米60以上のチェーン展開
そんなわけでバスプロショップス(めんどくさいのでBPSと略します)。全米に展開している大型量販店で、とにかく広い。店内にはバスボートはもちろん、クルマや剥製、巨大水槽まであります。
バス釣りの本場中南部(ミズーリ州とかアーカンソー州とかテキサス州とか)では、FISHING AND HUNTING(バス釣りとハンティング)という趣味の2大巨頭として認識されているので、ハンティング用品やキャンプ用品も山盛りです。初めて行く人なら、軽く半日はブラブラできそうな規模かと。
BPSにあって日本の釣具量販店に置いてないもの・・・⁉
もちろんバスタックルの在庫も豊富だけど、ほぼ全メーカーの商品を網羅って感じでもない。
ZOOMとかストライクキングとかのアメリカンルアーは充実してる。だけど、それ以外は店によっては正直結構ショボいです。アメリカ産のハンドメイドクランクやビッグベイトなんかは、気合入ってる日本のプロショップや量販店の方が入手しやすいかも。
てなわけで「釣りプラス」ですが今回は、日本の釣りメディアじゃ取り上げられることの少ない、BPSのハンティング売り場について紹介したいと思います。
「HUNTING」と書かれた看板周辺には、もちろんハンティング用品がギッシリ。こんな感じでカモが羽ばたいてる模型がディスプレイされてます。何に使うかは不明。
鳥をモチーフにした物体だと思うけど、胴体と首がヒモでつながれてる。ハンターが撃ち落とした獲物を、猟犬にとって来させる訓練用のグッズなのかも。よく見ると、キジやカモなど何種類かありますね。
「ダックコール」という、カモの鳴き声が出せる笛(的なもの)。これを吹いてカモの警戒心を和らげるのか。ご覧の通り30ドルぐらいするのでお土産には向いてないけど、話題づくりにひとつ買ってみるといいかも。
撃ちとった獲物は、その場で解体することも結構あるらしい。ってわけで内蔵を取り除くグッズも売ってた。使い方はパッケージ裏にイラストつきで解説してありました。ああ、なるほどね。
猟銃や弾丸も豊富に在庫。誕生日のお祝いにパパから娘に銃をプレゼントする国なので、たぶんこういうのにもキレイにラッピングするんだろうなと思います。
銃はウォルマートみたいなスーパーマーケットやスポーツ店でも普通に売っていて、猟銃以外にハンドガンも普通に買えるところがやっぱ銃社会。
釣り人も、釣り人でなくても楽しめるのがBPS!
釣り具コーナーで見かけたアイテム。テキサスリグ用のワームやシンカー類をパックして、イラスト入りの釣り方解説も載っていて一石二鳥。どっかのメーカーさんがこういうの作って、小学校で配ってほしい(笑)。
巨大水槽にはラージマウスやスモールマウスやストライパーがワラワラ。店内にワニがいる(もちろん柵ごしに見学する)お店も。
NASCAR(ナスカー)という楕円形のコースをグルグルと何10周して勝敗を競うというアメリカ独自のレースがあって、その競技車も展示されてた。
とにかく広くていろんなものが置いてあるので、小学校の課外授業にも使われているという、いわば巨大テーマパーク。アメリカに行く機会があれば、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
上写真は昨年の取材時、BPSを訪れた伊藤巧さん。ルアーはもちろん魚探まで、カートいっぱいにお買い上げ。人気急上昇中のプロアングラーですが、やはり釣り人だなあと(笑)。
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「かつぅ」さんと4月下旬にアメリカ西海岸に行ってきたわけですが、そこで1人の強烈なアングラーに出会いました。
長くて硬い棍棒のようなロッドを軽々と振り回し、10インチ近いビッグベイトを1日中キャストする。もちろん狙うは10ポンドオーバーの BIG BASS 。
B.A.S.S.バスマスタークラシックやICASTフィッシングショー、それにTOこと大森貴洋プロやちょいちょい渡米するキムケンを取材するために、何度となくアメリカに足を運んでいます。
2016年の4月中旬。アーカンソー州ブルショールズレイクで開催されたバスキャットオープンにて
だけどアメリカといっても、ニューヨークやロサンゼルスといった「これぞアメリカ!」的なところじゃなくて、取材地の大半は日本人にはなじみの薄いテキサス州やオクラホマ州や…
あけましておめでとうございます。今年もルアーマガジンと釣りプラスをよろしくお願いします。
2017年の投稿一発目は、大好評だった食いものネタのパート2です。※パート1は下記リンク参照。
バス釣りの本場・ホントのアメリカ食事情パート1【所変わっても味変わらん】 – 釣りプラス|バス釣り・ルアー・初心者向けハウツーなど総合釣り情報サイト|内外出版社
俺の夢はニューヨークに行くことです(笑)
B.A.S.S.バスマスタークラシックやICASTフィッシ…
大森貴洋というバスプロがいます。
バスフィッシングの本場アメリカで活躍することを夢見て、20年以上前に単身渡米し、今では彼のイニシャルである「T.O」の存在は確固たるものになっています。
巨大なバスボートをけん引して全米を転戦する。それが彼の仕事です。
アメリカ最大のトーナメント組織B.A.S.S.が年に一度開催する最高峰のトーナメント、バスマスタークラシックに11回出場。
田辺哲男さんや並木敏成さん、清水盛三さんなどもクラシックの出場経験はあ…
さっきまで桐山孝太郎さん(カバー写真左)とケビン・ショート(Kevin Short)(カバー写真右)の2人を北浦で取材してました。取材の詳細はルアーマガジン2017年1月号でお伝えするとして、今回はケビンが持ってきたタックルについて紹介します。
昨年までアメリカ最高峰のトーナメント・B.A.S.S.エリートシリーズで活躍していたケビンは、シャロークランクの達人。14年間参戦していたエリートシリーズでは、シャロークランクを軸に2度の優勝を飾っ…
DAIWAの公式動画「Project T」“Project T 2017 Begins!” で新作ベイトリールの存在が明らかになった。
Project T 2017 EPISODE 1 “Project T 2017 Begins!” 【 Project T Vol.31 】
www.youtube.com
アメリカで収録されたその動画には、DAIWA USプロが見慣れないタックルを手に躍動していた。2017年のDAIWA新製品おぼしき…
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