7/7(金)〜7/9(日)、日本最高峰のバストーナメントJB TOP50第3戦”東レ・ソラロームCUP”が七色ダム(奈良県)にて開催される。明日にせまった戦いが待ちきれない釣りプラ読者の気分をMAXアップ、去る6/2〜4に行われた第2戦(弥栄湖)の模様を振り返ってみよう。
弥栄湖戦直前レポート:釣りプラ編集部注目選手インタビュー
広島県と山口県にまたがる弥栄湖を舞台に繰り広げられる第2戦はエレキ限定戦。最高峰シリーズにおいてわずか3度目の開催と、選手たちにとってはいわば未知に近いフィールドで、勝者を予想するにはあまりにも不確定要素が多過ぎる。そんな中で釣りプラ編集部は、直近の試合で”勝ちグセ”を身に付けた選手を中心にインタビューを敢行した。
- 現行TOP50開催地で史上最高18kg超!”怒れる黒豹” 川口直人
- 通算37勝&A.O.Y.(アングラーオブザイヤー)19回!”TOP50無冠の帝王” 野村俊介
- 2015 CLASSIC in池原ダム制覇!”若きリザーバーマスター” 三原直之
- ドン底から完全復調!”覚醒するカスミ魂” 関和学
いよいよ明日に迫ったJBTOP50第2戦in弥栄湖(広島県・山口県)。国内バストーナメント最高峰50人の精鋭たちは、本戦2週間前までのプリプラクティスで得た情報を糧に、試合直前の2日間で現時点のフィールド状況を把握。今頃は明日のスタートダッシュに備え、その牙を磨いている頃だろう。
トップ画像は弥栄湖レンタルボートの桟橋沖から、同湖のシンボルとも言える弥栄大橋を臨んだ風景。優勝レースを牽引してチェッカーフラッグを最初に受け…
DAY1:Dstyle青木大介が”6,630g”でロケットスタート!
「暫定トップ更新! 5本6,630グラム!!」
弥栄湖戦初日ウェイイン、興奮まじりなMCのコールで場内を沸かせたのが、TOP50最強の男の一人、青木大介選手。7キロをわずかに切る圧巻の数字で、大会初日から頭ひとつ抜けてのリード。開幕戦遠賀川での”不釣”を払拭して、DAY1に本来の強さを魅せつけた。同じく6キロ台で五十嵐誠選手が猛追する。
「暫定トップ更新! 5本6630グラム!!」
弥栄湖初日ウェイイン、興奮まじりなMCのコールで場内を沸かせたのが、TOP50最強の男の一人、青木大介選手。
7キロをわずかに切る圧巻の数字で、大会初日から頭1つ抜けてのリード。開幕戦遠賀川での「不釣」を払拭して、今戦では本来の強さを魅せつけたと言ってもいいだろう。
写真を見てもわかるように、青木選手の記録的スコアを後押ししたのはプリスポーンの個体・2226グラム(=左手)。多くの選手が長さは…
DAY2:初日トップの青木大介が予選首位通過!
初日に弥栄湖レコードで首位に立った青木選手が、DAY2もスピードを緩めることなく4キロ超を持ち込み、予選終了時点でのスコアはなんと10,745グラム! 2日間で10キロの壁を越える異例の事態となった。彼に続くのは三原直之選手と五十嵐誠選手。1キロ弱の差で”青大”将の背中を追いかける。
予選2日目を消化して、翌日3日目最終日に進出する上位30選手が決まった。
JBTOP50第2戦ベイトブレスCUP in弥栄湖(広島県/山口県)は本日の予選2日目を消化して、明日の3日目最終日に進出する上位30選手を決定した。
2017年 JBトップ50第2戦ベイトブレスCUP予選結果| NBCNEWS
2017年 JBトップ50第2戦ベイトブレスCUP予選結果| NBCNEWS
www.jbnbc.jp
トーナメントリーダーはや・は・りアノ選手だった!
初日に弥栄湖レコードの6630グラムで首位に立った青木大介…
DAY3:青木大介、気迫の弥栄湖制覇!通算4勝目!! 三原直之の猛追も一歩及ばず
3日間の総重量は三原選手13,240グラム、青木選手13,953グラム、その差わずかに713グラム。30センチ台中盤のバス1本の重量差で、青木選手が第2戦表彰台の頂点に立つことに。「あの魚が運命の1本です(三原)」 バス釣りの神に愛された青木選手、一方の三原選手には試練を与えることになった…。
TOP50第2戦ベイトブレスCUP最終日、編集部は予選首位の青木大介選手を約1キロ差で追う暫定2位・三原直之選手艇に同船。
事件は帰着終了27分前、12時33分に起こった…。
三原直之(以下三原) 「あの魚が運命の1本です」。
レイダウン下に身を隠す 50UP の堅い口をこじ開けたのは”ミハラ虫”。
ドラグをフルロックしたスピニングで瞬時に掛けるや、エレキを巧みに操りオープンエリアへと魚を誘導。極限まで竿を曲げたと見るや、クラッチを切ってラインを送り出し、…
EXTRA:首位・青木選手を猛追。準優勝”三原直之”が魅せた非凡な才能
第2戦のウィナー・青木選手に食らいつき、わずか713グラム差まで追い詰めた若きリザーバーマスター・三原直之選手。決勝最終日、釣りプラ編集部は彼の船に同乗した。その魂と戦いの記録。
6月2日〜4日、国内最高峰・JB TOP50第2戦が開催。舞台となったのは広島と山口の県境に位置するリザーバー・弥栄湖。見事栄冠を勝ち獲ったのは、現代トーナメントシーンにおいて最強との呼び声高い青木大介選手。
エレキ限定戦かつ最高峰戦としては10年ぶりとなる舞台において、3日間トータルで持ち込んだウェイトは何とおよそ14キロ(!!)。ヤサカ、そして青木選手のポテンシャルを再度認識させられた一戦となった。
その模様及び詳細は6月26日…
第3戦の模様も現地”七色ダム”から生レポート!
以上、第2戦の激戦の軌跡はいかがだったろうか? 表彰台に立つことのできた選手たちからは、一様に次戦・七色ダム戦を見据えたコメントが続出。この時点ですでに第3戦の戦いは始まっている…。
そんなわけで、注目のJB TOP50第3戦”七色ダム”戦は7/7(金)〜7/9(日)に開催。もちろん釣りプラ編集部は現地から熱戦の模様を渾身レポートする予定だ。どうぞお楽しみに!
【大会情報はJBNBC公式サイトでご確認ください】
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決勝戦、ウェイインのラストは予選暫定上位5位から1位へ順に進む。
ステージ上にはそれまでの首位が座を温めるチャンピオンシート。
昨日まで暫定2位だった市村直之選手が待つのは、同1位の今江克隆選手の出番。
その差は「498グラム」…。
30センチ台のキーパーを今江選手が1尾持ち込めば、勝負に決着がつく計算。
…が、しかし!
今江選手がま・さ・かのゼロ申告…。
その瞬間、市村選手は拳を天へと突き上げた。
2017年 JBトップ50第1戦ゲーリーインターナショナルCUP…
4月7日(金曜)〜9日(日曜)、福岡・遠賀川で開催された国内最高峰JB TOP50開幕戦。結果はゲーリーファミリーの主砲・市村直之選手が見事に6年ぶりの2勝目を挙げ、2017A.O.Y.レースの筆頭候補に名乗りを上げたのは記憶に新しい。
その模様及び詳細は4月26日発売のルアーマガジンをご覧になっていただくとして、今回は惜しくも僅差の準優勝で涙を呑んだ今季最注目の若手選手にフィーチャーしてお届けすることにしよう。
その選手の名とは…
2017TOP50プレビューの第2回目は、強豪選手として知られる青木大介、福島健の両選手に今季タイトル奪還へ向けた意気込みを聞いた。
ところで前回、北大祐&五十嵐誠インタビューのラストでこんなコメントがあったことを覚えているだろうか。「強敵は?」との質問に対する五十嵐選手の答えがこれだ。
五十嵐選手 「北さんと小森さんは、試合に対して用意周到型。僕とは別のタイプだと思っています。福島さんも型は異なりますが、また別。青木さんは…
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