週末の人気エリアには多くのアングラーが訪れるため、トラウトはすぐにナーバスな状態に…。「打開策は、あります。しかも、ルアーは基本的に1つでOK!」。メジャートーナメントで腕を磨き続ける次世代のエース、礒野寛之さんが明かす、タフコンディション対応ルアー【ボトムノックスイマー】と使用法をお届け!
対ネイティブトラウトの名作ルアーが、エリア専用モデルに!
礒野さんがオススメする週末のハイプレッシャー対策ルアー、それが「ボトムノックスイマー エリア」だ。渓流用として生まれた名作ルアー、「ボトムノックスイマーⅡ」のポテンシャルはそのままに、ウェイトバランスをエリア用に最適化。ただ巻きではバイブレーションプラグのように小刻みなウォブリングアクションを発生。テンポ良く連続的に小さくシャクると、左右に飛ぶような独特のスイングアクションを演出できる。
ボトムノックスイマー エリア
砲弾型のシンプルなデザインと大胆な前方集中ウエイトが特徴で、重量はオリジナルモデルに較べて約1グラム軽い。ボトムノックスイマー エリア ●全長:約30ミリ●重量:2.3グラム●標準フック:SP-31BL#8●カラー:全14色●価格:1300円(税抜き)
まずは、王道のただ巻きやスイングアクションでサーチ
取材は、静岡県の“すそのフィッシングパーク”で実施。関東圏からのアクセスが容易なうえ、安定した釣果とトラウトのコンディションの良さが人気の理由だ。当日は、週末ということもあり、オープンから大勢のアングラーがキャストを繰り返す。
「まずは、活性の高いトラウトのバイトを効率良く獲っていくことが大切。中層をメインに、ただ巻きやスイングアクションでスピーディーに探ります。ボトムノックスイマー エリアなら、ルアーを交換する時間と手間を省いて、様々なアクションをこなしてくれますよ」。
ワーム感覚のボトム攻めで“もう1尾”を引きずり出す!
中層やボトム付近のスピーディーなアプローチでバイトが遠のくと、礒野さんはスローなボトム攻めにシフト。バスフィッシングのワームを操るようなイメージで、ズルズルとボトムをトレースする。
「プレッシャーが高くなると、魚が沈み気味になる場合があります。ノーマルモデルは、ステイさせるとボトムでテール上がりの姿勢をキープ。泥底や藻が生えている状態でも、テールがしっかりと存在をアピールします。フッキングが決まりやすい点も、このルアーの強み。水生昆虫や甲殻類が底をモゾモゾと這い回るイメージでアプローチしましょう」。
「シークレットは、腹部にウェイトを貼り付けて、水平姿勢化するチューニング。小さくボトムバンプさせながら、よりボトムをタイトに攻めることで、興味を惹きつけて寄せて食わせるイメージですね。フック周りも、ボトム攻めに適したセッティングに変更しています」。
『ルアーマガジン マス王』本誌では、礒野寛之さんのシークレットである「ボトムノックスイマー エリア」のチューニング方法を徹底解説。これを読めばボトムゲームは万全…ハイプレッシャーな週末のエリアを120%楽しめる!
礒野さんによる「ボトムノックスイマー エリア」のシークレットチューニング解説については、『ルアーマガジン マス王』内の「お手軽チューニングで、もっと釣りまくる! 注目ルアーの”裏”トリセツ」をじっくりとご覧あれ!