岸釣りアングラー必見! 岸釣り特化型ライフジャケットが出るぞ![1]【パズデザイン×ルアーマガジン コラボ開発中】



ルアーや小物が十分に収納できて、なおかつ動きやすいライフジャケットがあれば、岸釣りがもっと快適になるはず。前々からそう考えていた我々ルアマガスタッフ。ちょうどそんなタイミングで「バス用のライフジャケット作りませんか?」と提案を持ちかけられたのは、ソルトではお馴染みパズデザイン社。当然、「ぜひやりましょう!」ということに。パズデザインは20年以上も釣り関係のウェアやライフジャケットを手掛けてきた老舗。あれよあれよと話は進んで、プロトタイプが完成しました。下の写真がファーストプロト。モデルはパズデザインの小嶋孝さん。


スポンサーリンク

コンセプトは「岸釣りをもっと快適にするライフジャケット」。アッという間にプロトタイプが完成! 使い心地は…?

動きやすさを重視して、丈を短めにデザインしたプロトタイプ。ソルト用のベスト同様にフロント面と背面には浮力体が挿入されており、落水時にも対応。写真ではフロントポケットに収まりきれないアイテムは、オプションアイテムを使用し収納している。正面左上にチェストポーチ、身体の左側にボトルホルダーを、身体の右側にサイドポーチLを装着(※いずれもパズデザインのアイテム)。

フロントポケットにはそれぞれ、マグタンクXLを収納。左上のチェストポーチにはデジカメを収納。
身体の左側にはボトルホルダー。500ミリリットルのペットボトルを収納。
背面にも浮力体が挿入されており、万が一の落水にも対応。
身体の右側にはサイドポーチをセット。ワーム15袋が収納されている。

「ショルダーバッグのようにどちらかの肩だけに負担がかかることもなく。ヒップバッグのようにずり下がりを気にする必要もない。ルアーチェンジの際にバッグを前に持ってきて…という必要もなく、動作のすべてをフロント面からサイド面で完結できる部分には大きなアドバンテージを感じました」とは小嶋さん。だけど、いくつかの改良点が見受けられたという。そこで…。

・着丈を短くしたことで浮力体の密度が増したので、前身頃のデザインを変更。
・ポーチやドリンクホルダーの脱着をスムーズにするために、サイドベルトを写真のようなバックル式に変更。

※写真はイメージです

・ポーチ類の装着のしやすさを考慮して、ショルダーベルトを写真のようにチェスト部前側に縫い付ける。

※写真はイメージです

スポンサーリンク

「収納部をもっとシンプルに、着心地をよくしましょう」by マイケル野村P

「機能的にも、着心地的にも良い物でないと受け入れられない」という両者の共通意見のもと、ルアマガ総合プロデューサー・マイケル野村より「よりシンプルにした方が使いやすいかも」という意見が。ということで左右のポケットだけのものを用意してもらった。たとえば右のポケットにはワーム数パック。左のポケットにはマグタンクXLやバーサス3010を入れておけば、岸釣りには必要かつ十分かも。ポケットの出っ張りは意外と気にならない。

マイケルPもプロトタイプを装着。小嶋さん、なんだか兄弟みたいっすね(笑)。

このベストの特筆すべき点のひとつは、装着時のゴワつき感を軽減するため、軽くて着心地のいいビーズ状の浮力体を採用している事。これは今までの板状の浮力体との着心地とは全くの別物。これであればライフジャケットを着慣れていない人も違和感なく着用できそうだ。もちろん浮力は確保されている。背面はメッシュ地なので、夏場でも快適でしょう。

背面部はメッシュ。動きやすさを考慮し、後ろ身頃は前身頃よりも数センチ短くなる予定。
ソフトで身体にフィットする粒状の浮力体を採用。例えて言うならマイクロビーズのクッション的な触り心地。


開発順調、乞うご期待!

さらに岸釣りにつきものなのがヤブ漕ぎだ。「ポケット部がこすれるので、補強のため、ターポリン加工しましょう」と小嶋さんが提案してくれた。セカンドプロトが完成したら下の図のようになるはず。進行状況は随時[釣りプラス]でお伝えします。引き続きお楽しみに~!

フロントポケットをターポリン加工が、デザイン上のアクセントにも。背中のルアマガロゴはもう少し小さくしてもいいかな。

関連リンク

パズデザイン


[釣りPLUS]>> HOME