2月17日(土)18日(日)の2日間、レイドジャパンの”レイダース”5人衆(金森隆志、岡友成、江口俊介、近松卓二、大高哲也)によるガチンコボートフィッシングバトルが行われた。バトル当日の一部始終はルアマガモバイルでLIVE中継されたが、2日目の本日は金森隆志艇からのレポートを一部抜き出してお届けする。
07:45 カナモ/いざスタート!
出船前のフロントデッキ。初日はファットウイップ3インチのヘビダンが3本、同4インチプロトで1本だったが、各2本ずつへ変更。
「昨日4インチが思ったより良かったんで増やしました」
今日もきっと!
オカチャンに続き、10分遅れで2番フライトでスタート!
09:11 カナモ/潮回りがバス釣りにも影響すると仮定するなら…
昨日は10:23にキャッチした820グラムに始まり、10:23の660グラムで正午を迎え、以降にキロアップを立て続けに3本!
12:20 1320グラム
13:18 1320グラム
13:50 1280グラム
「昨日は13時くらいに干潮だった。てことは、今日はその30分遅れくらいになるわけですね」
潮回りの約束事の諸々を加味すれば、今日は13時頃から『その時』が始まることになる。しかし、本日の帰着時間は15時と昨日より1時間早いレギュレーション。『その時』は今日も機能するのか? だとすれば、その時間をどう使うのか? 実に気になるところだ。
11:57 カナモ/ヘビダン、リーダーの長さは?
「親指から小指までで、僕の場合は22〜23センチ。だから、30センチちょいってところですね」
なぜその長さに?
「ホップさせたときに、ファットウイップがちょうどいい感じで『フワッフワッ』と動いてくれる。長過ぎても意味がないし、短すぎるとシンカーの重さがいい動きを消してしまうんですよ」
ホップ後に魅せるワームのスライドが主目的。リアクション狙いとはまた別のヘビダンなのだ。
12:25 カナモ/「ここからの時間帯は…」
いよいよ本命タイムの時間がやって来る(予定)。
「ガラッと展開を変えて、時合を当てにいきます」と、下流方向へロングラン。ワンド奥へと進む。
「7から10メートルへ、なだらか〜に落ちていくフラット。狙いどころはないんで、サイズは選べないんですが、当たったらパパパンと続くんで」
岸際の岩盤を攻めた後、指を指すフラット方向へこれから入る模様だ。
12:47 カナモ/予定通りの1尾目!
「ん? キタっ!」
ファットウイップ3インチのヘビダンで重くなるだけのバイト!
「アタリだと思ったら、聞いちゃダメ、抜ける。即座にフッキングしないと」
何もないほぼ真っ平らなフラットだが、ボトム付近にベイトが映り始めるや即座のヒット!40センチ・900グラム!!
13:34 カナモ/本当に何ぁんにもないのに
フラットは文字通りに真っ平らで、集中的に狙うべき変化がない。
「雑になれば釣れない。釣り急がないことが大事」
ボトムのズル引きが基本。「たまにある小石程度の変化を感じたとき」に、チョンとティップをアオる。
「ファットウイップが浮いて落ちるときに、横方向へスイッと泳ぐ。スライドです」
この瞬間にバイトは集中。じっくり何投も、何投も。今回の試合で最もネバリストな時間なう。
13:40 カナモ/「やっぱりね!」2本目!!
英語で言うなら、アイニューイット!(I knew it!)
「やっぱ干潮効果ですかね(笑)チェイ!」
サイズは選べないの言葉通り、若干軽くなったがスコアを積み上げ。35センチ・670グラム。
「冷たっ! カチンコチンのバスですよ。でも、腹はプクッとしてますね」。
この投稿を更新中にもアタリが! 時合か? 時合か?
14:30 カナモ/昨日と今日、ヒットタイム比較
以下は、左が昨日の午後のヒットタイム、右が今日。見比べると興味深い事実が浮かび上がってくる。
12:20/12:47
13:15/13:40
13:50/??:??
それぞれ27分、25分の差でヒット。先にも解説した通り、潮回りは一日で約30分のズレが生じる。淡水のバスだが、干潮による影響を少なからず受けていると言っていいのかもしれない。
2尾目の後、2バイトを乗せることはできなかったが、もし獲れていたら…。いや、まだ可能性がないわけではない。
いつ釣れてもすぐ計測できるよう、メジャーとハカリは準備万全!
バトルの一部始終と気になる最終結果は『ルアマガモバイル』で確認を!
…というわけで、レイドジャパン初の試み「レイダースガチンコバトル」も無事終了。事前の勝者予想に参加された皆さんにとっては、その結果が気になることかと思う。『ルアマガモバイル』に最終結果を掲載しているので、そちらをご確認いただければと。